オンライン(online)とは、「オン(~上)+ライン(線)」
つまり「線の上」の事。主にコンピューター用語で「通信回線の上で利用する物」の事を指す。
概要
オンラインとは、狭義や広義で意味が大きく変わる単語ではあるが、ニコニコ動画では、ほぼ「インターネット回線上の~」を意味する接頭辞(言葉の頭や後ろに付けて意味を変える言葉)だと思えば間違いない。
インターネットや特定のシステムと接続している、それにアクセス/使用可能といった意味で用いられる場合もある。(例)オンライン状態
なんでもかんでも言葉の前や後ろに付けるとインターネット上の単語っぽく聞こえる魔法の言葉でもある。
「一人暮らしオンライン」
「一人ぼっちオンライン」
「彼女いないオンライン」
「今日上司に怒られたよオンライン」
などなど
また、ゲームのタイトルなどに「オンライン」と付いてるコンピューターゲームはほぼ100%インターネット回線に繋いでないと遊べない。(オンラインゲームなど)単純にコンピュータ上の仮想空間(バーチャルリアリティ)などが舞台となる作品タイトルに付与されている場合もある。
近年においては(既存の有名作品名)+オンラインといったゲームも増えた。
現在においては[1]携帯電話やスマートフォンにおいて、いつでもどこでもPCと遜色ない画質のリアルタイムな生放送の閲覧、自身のデータを高画質でアップロードする事が可能となるなど可能性は大きく広がっている。
利点
オンラインで繋がることによる利点は多い。インターネットの利点/欠点とも一部重複するが、「オンライン」に限ると世界中や遠隔地とも無線で容易に接続可能といった部分に特に着目される。
- 情報の交換や伝達が容易となる。
- ゲームであれば遠隔地のプレイヤーと対戦・協力したり、公開しているデータ等を利用することができる。
- ゲームシステムの不具合やバランスの不備があっても、製品を回収せずとも逐次アップデート・パッチ修正などが容易に行いやすい。
- 物流・販売・戦闘など、特化したシステムに接続利用することで管理把握・指示を容易とし時間や資源の浪費を避けつつ達成を容易とする。
- クラウドコンピューティングなど、従来の自社内サーバーの導入・維持管理の手間や費用を気にせずインターネット経由でデータを保管・管理する事も可能となった。
欠点
ただし通信環境においてはラグが発生したり、ネット環境が必須なシステムはオフラインで可能な事が限定される場合も珍しくない。接続負担が集中し混線やサーバーダウン(鯖落ち)する場合もある。システム自体がサービス終了といったリスクも無くはない。
災害などのトラブルによって通信不能になり、ネトゲどころか電話・メールすら使用不能になる場合もある。通信を傍受・妨害されるといったトラブルもある。
インターネットにいつでも接続可能なことから、運転中や歩行中のながらスマホ、仕事中にこっそりサボるといった事が容易になっているのも欠点かもしれない。また24時間どこでもオンラインで投稿が可能な事から、使う人間によっては盛大に自爆・炎上しやすい。
物流・配送など効率や現在位置を常に監視・評価されるといった精神的なプレッシャーになる場合もある。
単純にオンラインシステムの導入・維持管理の手間や費用が安くない場合もある。
セキュリティ上の問題
オンラインで繋がる点においては、裏を返せばインターネットに接続できさえすれば24時間どこからでもアクセスできるため、脆弱性を突いた不正アクセスや情報漏洩、サイバーテロといったセキュリティ上のリスクもある。
ガチで重要なものはオンラインにせず、物理的に送る、回線やアクセス経路を独立させるなど対策は多種多様である。
関連動画
関連項目
脚注
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