キーブレードとは、ゲーム『キングダム ハーツ』シリーズに登場する架空の武器である。
また、これからから転じて鍵または鍵のように見えるものを武器として扱っている動画につくタグ。
概要
『キングダム ハーツ』シリーズに登場する武器。一応剣。心の強いもののみ所有することの許される、基本鍵の形をした武器。手放してもキーブレードが認めた持ち主に戻り、奪われても戻る。ただし、キーブレードがよりふさわしい持ち主を見つけた場合、その限りではない。
機能としてはあらゆる鍵を「開け」「閉め」できる機能とハートレス化した人物を元の姿に戻すことも出来る。(ノーバディにも有効)。鍵の開閉についてはかなり応用が効くらしく、「鍵」という概念に対してはほぼ適用される。そのため扉や宝箱の開閉は勿論、コンピュータのロックや神が施した封印であろうと開放することが可能である。
キーブレードの形は、剣につけたキーホルダーにより変形する。システム面ではアビリティ(特殊効果)や攻撃力アップも発揮される。またとある場所には担い手を失ったキーブレードの残骸が無数に存在しており、過去に多数の持ち主がいたことが分かる。キーブレードにはまだ分かっていない部分が多く、これからゲームで明らかになっていくものと思われる。
かつては世界中に自分のキーブレードを持ったキーブレード使いが数多くいたが、キーブレード使い同士がキングダム ハーツを奪いあったキーブレード戦争が起こり、世界中にいた多くのキーブレード使いがキーブレード戦争で命を落としたらしい。
出し入れ自由の武器だが持ち主が命を落としても消えることが無いためキーブレード戦争が起こった荒野には戦死したキーブレード使いのキーブレードが未だに残っている。またキーブレードは使い手の心につき一本しか呼び出すことができないため、複数同時に使用することはできない。ただし所持するだけに関してはこの限りではない。
また複数同時使用に関しても例外が存在し、特異な条件を満たしていれば二本のキーブレードを同時に扱うことが可能となる。劇中でソラやロクサスがキーブレードを二刀流できるのには理由が存在している。
KH3Dでキーブレードはχブレード(後述)を模して人が作ったものということが説明された。
キーブレードの種類
作中では3種類+αのキーブレードが登場している
光の世界のキーブレードと闇の世界のキーブレードはどちらの世界で手に入るかだけで、それ以外の差はほとんど無い。
人の心のキーブレードは7つの純粋な光の心を集め作られたキーブレードで、人の心の扉を開くという能力、キングダムハーツを手に入れるための鍵の役割を持ち、キーブレード戦争の後に誕生した。
このキーブレードで手に入るキングダムハーツとキーブレード戦争で狙われたキングダムハーツは別物である。
χブレードは光と闇の両面を持っており、キングダムハーツと共に存在していたが、キーブレード戦争によって7つの光と13の闇となり消滅してしまった。
消滅はしたが、キングダムハーツは存在しているので復活させることはできる。
ゲーム中ではある人物が心に闇を持たない強力なキーブレード使いと心に光を持たないキーブレード使いを衝突させχブレードの復活に成功している。
見つめる目
マスター・ゼアノートの握る最古の一振りで、ルシュが「ノーネーム」と呟いたキーブレード。
その正体はマスター・オブ・マスターが未来の事象を知り、その一部の予知書に書き綴るために自身の片目を用いて作られた名前のないキーブレード。
このキーブレードは作品上、最初にルシュが所持しているが、後にはスカラ・アド・カエルムで継承されているようだ。
KH3Dの設定画では七つの大罪のSuperbia(傲慢)に対応した「角のあるライオン」と記されており、現状では自動的に未だ名前の判明していない、マスター・オブ・マスターに対応したキーブレードと認定出来る。
また、ゲーム内のアイテム名となっている方のノーネームはこのキーブレードとは別物だが、青年時代のゼアノートが所持しており、「角のある獅子」が刻まれたキーブレードである。
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関連項目
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