ゴルドーとは、星のカービィシリーズに登場するキャラクターである。
概要
カービィシリーズでは毎回のように登場する敵キャラクター。黒い体に8本の黄色いトゲで覆われた姿をしている(作品によっては、トゲの色は白や水色になっている)。
登場作品のほぼ全てに共通の特徴として、特定の場所で待機したまま動かなかったり、或いは規則的に動き回っている、そしてカービィがどんな攻撃をしても絶対に倒すことができないというものがある(所謂、無敵のお邪魔キャラである)。特に初代「星のカービィ」では、最大体力の半分を削るパワーをも持ち、一撃死させるパワーを持っている個体も存在した。ゴルドーには失礼だが、カービィゲームファンの間では生き物というより障害物と言われてしまう少しかわいそうなキャラクターである。
「カービィのエアライド」では、通常の敵キャラクターとしても登場する他、シティトライアルで緑の箱から出てくるアイテムに「ゴルボール」というものがある。このアイテムは巨大なゴルドーを3匹まで投げることができて、一定時間フィールド上で停滞する。シティトライアル中に発生するイベントのダイナブレイドを倒すときにとても重宝するアイテムである。
アイテム扱いされるって・・・やっぱりゴルドーは生き物じゃなくて物なのか・・・?
ゴルドーを倒す方法
カービィシリーズでの無敵キャラとして名高いゴルドーだが、倒す方法が存在する作品、また、無敵キャラではない作品も存在する。
- 星のカービィ
無敵状態で何回も体当たりすると消滅させることが可能。また、カービィの分身に触れることで消滅する個体も存在。 - 星のカービィ2
消える床に重なった状態で、その床を消すとゴルドーも消滅するバグが存在。 - カービィのブロックボール
普通に体当たりするだけで倒せる。 - コロコロカービィ
はねあげでアイテムに変える(=倒す)ことが可能。但し、倒せない個体も多く存在する。 - 星のカービィ 参上!ドロッチェ団
コピー能力の「マジック」でアイテムに変える(=倒す)ことが可能。
他にも、規則的に動いているゴルドーの周りのブロックを破壊することで、ゴルドーを画面に追いやることもできる。
ゲスト出演
- ゼルダの伝説 夢をみる島
カービィと共にゲスト出演した。こちらのゴルドーは普通に倒すことができた。 - 大乱闘スマッシュブラザーズX
デデデ大王の横必殺ワザ「ワドルディ投げ」と最後の切り札「ワドルディ軍団」に稀に混じる。また、同作の「亜空の使者」モードではゴルドーに代わる敵キャラ「ジャキール」が登場。
なお、スーパーマリオランド2 6つの金貨にもゴルドーに非常に似たドット絵の敵キャラクターが登場するが、そちらはウニボーという名前の別キャラクターである。
亜種
- キャプテン・ステッチ
「星のカービィ2」、「カービィのブロックボール」、「星のカービィ3」で登場。ゴルドーの親玉で、いかつい目つきに、ゴルドーより大きい体躯を持つ。空中を移動することも可能で、移動の際はトゲが伸び縮みする。中ボスキャラクターで通常時はゴルドー同様に無敵。但し、トゲを飛ばす攻撃などをして体からトゲがなくなると普通にダメージが通る。トゲを失っても一定時間ですぐに生える。撃破すると真っ赤になり、驚愕の表情を浮かべて果てる。その時に口が確認できる。
ブロックボールに登場する個体は「クラッシュ」のアイテムを落とす通常の敵キャラクター。
アニメカービィの原型となったパイロット版にも登場。ダークマターやメタナイト、マスターグリーン、アイスドラゴンとともに敵として現れる。しかしすぐさまカービィに吸い込まれ、メタナイトにぶつけられて退場。 - ブレドー
「タッチ!カービィ」に登場。トゲではなく、刃に覆われた姿をしている。鎖につながれ、円状に動く。
「星のカービィ64」では、カービィがニードルボムをコピーするとゴルドーのような姿になり、トゲを飛ばす攻撃ができる。このコピー能力の英語名は「Exploding Gordo」である。
関連動画
関連静画
お絵カキコ
関連項目
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