井崎ユウタとは、TVアニメ「カードファイト!!ヴァンガード」の登場人物である。
担当声優は山口隆行。
概要
アジアサーキット編までは後江(ひつえ)中学校3年生であり、先導アイチや森川カツミのクラスメイトであった。いつも森川とつるんでいる。
森川と同じく、初登場時はいじめっ子気質であった。しかしヴァンガードファイトを通じてアイチと和解し、以降は森川に対するツッコミ役となっている。
カードキャピタルに入り浸るようになったからは、森川、三和タイシとの3人組で行動するようになる。
リンクジョーカー編からは、森川と共に後江高校へ進学。先輩である三和、櫂トシキと共にヴァンガード部に所属している。
同編において、先導アイチという存在に対して自らの持てる力と「男の意地」で果敢に挑む姿は、部の仲間と視聴者の心を大きく動かした。
4コマ漫画「みにヴぁん」ではカードコレクターとしての側面を見せている。
それを拾われてか、続編「カードファイト!! ヴァンガードG」においてはカードキャピタルのアルバイトを始め、1号店にて三和と共に店を支えている。
森川はウルトラレアのコーリンに一目惚れしてからというもの、さらなる暴走を見せ始めたため、それを抑えるのに苦労している様子。
井崎マジ苦労人。
それでも、森川のことを嫌ったりせず、一緒に付き合ってあげるあたり、井崎の人柄の良さが伺える。
また第54話では、若干ながら百合嗜好を持っている事が判明した。
愛嬌のあるキャラクター、後述する「井崎語」の面白さなどが視聴者にうけており、「イザキスト」と呼ばれるファンを獲得している。
漫画版では、森川の取り巻きとして登場しているものの、モブ同然の存在である。
井崎語
作中でいうところのイメージの影響で、井崎の言葉が独特のイントネーションを持っているように聞こえることがある。
主に井崎自身の感情が荒ぶった時によくみられる言葉である。
一度聞いたら耳から離れない心地良さが、井崎の魅力の一つであると気付かせてくれる。
例
- ヒョォォォォォスッゲェェェェェ!!
- ヤッパリフテガレタカー!
- ガッコウマデッキョーソーナッ!
- グレードサンカー
- コレデンチデウゴクノカァ!?
- マタマケタ、ショーガクセーニー
- トオラナイカー
- パワニマンセン!?
- オトナゲナイゾー
- フゴォ
- ミットモナイカラヤメロヨゥ!
- ツゲーコンボダ!
- ヴンヴン
- プレッシャーの特売日だぜ、きっと
- モリカワァ…
- マコウシュウライデキョウカサレテイルノダッ!
- ダメージゴー!
- ソコハツッコマナイデヤッテクレー
- アトニシテヨォォン
- オヌシモワルヨノォ
- キヅクノオソォ
- ソレジャカテナイダロォ
- チャラチャラウカレヤガッテ!!
- シーマシェーン…
注:筆者のイメージであるため、閲覧者のイメージの押しつけはご勘弁を。もちろん追加、編集は大歓迎。
デッキ構成
ドラゴン・エンパイアの陸軍にあたる≪たちかぜ≫と、航空攻撃部隊≪かげろう≫の2クラン混合デッキ。
≪たちかぜ≫は恐竜をモチーフとしたユニットが多いクランである。
主な使用カードとして
などがある。
主力である「暴君 デスレックス」の能力を活かした短期決戦型のプレイを行う。
クランの違いによるトリガーの不発動を忘れていたりと、初期はツメの甘い部分が見られたが、
ファイト自体は丁寧に進めている。
現在、≪たちかぜ≫はクランを混ぜず、単独でデッキを組めるようになっている。
第9話ではカードプールの都合上、2クラン混合デッキではあったが、合宿回である第35話では、
店長の秘蔵コレクションのカードを使って自分のデッキの調整を行っていたため、当時からデッキ内容は変わっているのかもしれない。
リンクジョーカー編においては、たちかぜの新名称「古代竜」を使用。「古代竜 ティラノレジェンド」と「古代竜 スピノドライバー」をヴァンガードに据えており、押しの強い効果で先導アイチを追い詰めた。
戦績
アニメ本編で勝敗がはっきり描かれている対戦成績のみを挙げる。
通算戦績は、4戦0勝4敗(第51話公開現在)
対戦相手 | 勝敗数 | 話数 |
葛木カムイ | 0勝1敗 | ●第5話 |
先導アイチ | 0勝1敗 | ●第9話 |
森川カツミ | 0勝2敗 | ●●第51話 |
それまで同じく作中内で未勝利だった森川にも負けていたため、対戦回数は少ないが、カードキャピタルの主な常連客で未だ未勝利なのは、井崎だけとなってしまっていた。
しかしリンクジョーカー編でアイチと熱いファイトを繰り広げた彼の姿は、多くの視聴者に井崎ユウタという男を刻み付けた。彼もまた、大きく成長していたのである。
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関連項目
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