幻想郷縁起単語

11件
ゲンソウキョウエンギ
2.0千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

幻想郷縁起とは、東方Project公式書籍「東方求聞史紀」「東方求聞口授」内に登場している架の書物である。

概要

幻想郷縁起は、東方Projectキャラクターの一人である稗田阿求、並びにその先代たち一家が著したとされる書物である。

内容は、

(史縁) (口縁) -   幻想郷に住む妖怪たちを紹介する「妖怪図鑑」
(史縁) - -   作中の人キャラクター紹介する「英雄伝」
(史縁) - -   幻想郷地理案内をする「危険地区案内」
(史縁) - (口授)   ZUN氏のそれとは別に、阿求による「独白」「あとがき」
(史縁) - -   単品の資料を展示する「未解決資料」
(史縁) - (口授)   文々。新聞 および 花果子念報
  ※ただし、史紀の縁起においては未解決資料内。
- - (口授)   求聞口授本誌の根幹たる宗教対談

幻想郷縁起は元々、妖怪に対抗する手段に乏しい人間妖怪の弱点や対策法などの知識を広めるため、稗田一が編纂を開始した」というのが元々の編纂趣旨であったが、時代が進むとともに幻想郷が外界と隔離され安定したり、また博麗巫女霊夢代替わりしたり、幻想郷は格段に平和になってしまったのであった。結果、妖怪の弱点・対策法まとめと言うスタンスは維持しつつも、妖怪の私生活に踏み込んでみたり、逆に妖怪の自己アピールを取材するといった、いたって平和妖怪紹介本が完成した次第である。
但し一部には、阿求が知らない内容を憶測・推測で書いている部分もあり、々の知る公式設定やゲーム中会話などと反する記載も時々ある。

 作中においては、この書物は貸本屋「鈴奈庵」において印刷・製本されているという形であり、この貸本屋が舞台となっている東方鈴奈庵では、鈴奈庵の店であり人間妖怪の関係に関して疎かった本居小鈴が読んでいる描写が存在する。

求聞史紀収録分

幻想郷でいう「第二十一季」の物らしい。

内容については、概要で述べた内容のうち、(史縁)を付けた5つが含まれている。
内、東方キャラクター紹介する「妖怪図鑑」と「英雄伝」においては、

色で、稗田阿求シルエットが描かれている。 
東方の作品は、表に重要キャラシルエット・そしてタイトルラスボス名前の一字をという2点が通例な訳だが、
今作においては「シルエットは幻想郷縁起・名前の一字は聞史紀」といった具合の分業仕様となっている。

2006年に発売された書籍 東方求聞史紀 内に収録されており、長期に渡りファンたちの為の公式設定集としての役割を担ってきた。

なお、一部には「東方求聞史紀」と「幻想郷縁起」とを混同して同義として使用する潮もあるようだが、それとこれとは別物なので注意しよう。阿求が描かれたのが東方求聞史紀、そして阿求が書いたのが幻想郷縁起という点だけ押さえておけば基本的には問題ない。
もっともこの混同も、2012年求聞口授発売以降は一気に減少するものと思われる。なぜならば口授にも縁起が登場し、史紀と縁起での1:1のイコール関係が結べなくなったからである。

求聞口授収録分

求聞史紀と違い、書籍内にまた書籍がまるごと・・・という形態をやめてしまったため、
直接的な幻想郷縁起には、概要に挙げた内容のうち(口縁)を付けた1つのみしか含まれない。
但し、「縁起外口授内」という微妙ポジションの位置になら(口授)を付けた3つが含まれている。

なお、予想外の形態変更によって掲載表がさみしくなってしまったため理に(口授)という記述を設けてみたものの、
やはりこの記事は幻想郷縁起専属のものなので、基本的に(口縁)体の説明を以下に記述していこうと思う。

キャラクター紹介の対の作品については、

の4作品。

残念ながら、

の10名については、史紀・口授通して紹介い。
(→東方求聞口授ページの「「幻想郷縁起」で解説されていないキャラクターの掲載状況」欄に詳しい表があります)

求聞史紀の頃のような種族別ではなく、宗教対談(=口授本誌)の話の進行に沿って
関連キャラクターが順に紹介されてゆく順となっている。
(→求聞口授ページの「収録内容」内に正確な掲載順が載っています。)

妖怪たちの挿絵は複数の絵師たちが担当しており、史紀の時よりも、より多キャラクターイラストが楽しめるようになっている。

最後に

皆様による記事の編集・加筆・修正など心より歓迎いたします。
どなた様もどんどん手を加えて行って下さい。よろしくお願いいたします。

関連商品

関連静画

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

ニコニコ動画 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: まあく
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

幻想郷縁起

5 記事作成者
2012/01/17(火) 14:04:02 ID: C8xc23K3hB
>>2
コメありがとです。
「その他大勢の妖怪」良いですよね。これもそのうち書いておきましょうか。

>>3 >>4
ご意見ありがとうございます
とりあえず、「この混同があったからこそ」の一文は撤回しておきました。
よりよい記事作りのためにも、これからもよろしくお願いいたします。

>>その他の方々
あまり私一人で独裁編集をするのはよろしくありませんので、
多くの方による盛んな執筆・修正を広くお待ちしております。
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
6 ななしのよっしん
2012/01/21(土) 21:55:12 ID: 2zxA7VPsUF
聞=縁起というわけではないが、聞の表をめくったら幻想郷縁起の表ということは
そこから幻想郷縁起になるという事になり、聞の表ZUNのあとがき以外=縁起というにも取れてしまいそう
聞は幻想郷縁起に別の表ZUNのあとがきを加えただけなものみたいな
👍
高評価
0
👎
低評価
0
7 ななしのよっしん
2012/02/10(金) 15:27:37 ID: ZaFqFhSDrY
多分そうじゃないかな
変な描写で世界観を崩すことなく一冊の書籍にまとめ上げてるから読みやすい

ただ、これを信じ込んじゃうと知識としては偏りがちになるから気を付けないといけないという
あくまで人間から見た幻想郷だから、妖怪本人の言動と微妙に食い違ってたりもするし、考察は根拠なし
そろそろ妖怪側の資料をまとめた書籍でも出ないものか・・・求聞口授討論っぽいしどうなるんだろう
👍
高評価
0
👎
低評価
0
8 ななしのよっしん
2012/03/27(火) 02:47:21 ID: wKIQoBWhCo
求聞史記の収録作品が、紅魔郷妖々夢永夜抄花映塚萃夢想香霖堂三月精で、続く求聞口授の収録作品が風神地霊殿星蓮船神霊廟儚月抄茨歌仙緋想天だとするなら、設定資料は約7作品ごとに1冊でる計算になるわけか……。
そういえば三月精完結したけど、次の漫画媒体作品が出るのか、それともしばらくは茨歌仙一本で行くのか?それも気になるな。



👍
高評価
0
👎
低評価
0
9 ななしのよっしん
2012/03/27(火) 20:26:22 ID: C8xc23K3hB
2006年の新キャラ阿求だけだったって聞いたけど本当?
👍
高評価
0
👎
低評価
0
10 ななしのよっしん
2012/04/28(土) 01:12:25 ID: C8xc23K3hB
>>9スルーで結構です、はい。

そんなことより求聞口授発売に伴い加筆等してくださる方募集します。
あまり私一人で書きすぎるのはアレなんで。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
11 ななしのよっしん
2012/04/28(土) 01:21:45 ID: 386dvKWTb3
まだ、幻想郷縁起求聞史紀の混同々と大きく書いてるけど、そこまでするほど実際に該当する東方手書き動画があるのか疑問が払拭できない。
むしろ、メタネタとして阿求求聞史紀を持ち出す動画なら見たことがあるけど、そういうのまで含んでたりしてないですよね?
そこまで強くアピールする理由は何なんでしょうか?
混同してる動画作品を挙げるのはすみたいになるので結構ですが、この点を詳しく教えて欲しい。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
12 ななしのよっしん
2012/04/28(土) 20:44:30 ID: C8xc23K3hB
>>11
そんなにも大きく立っていましたか・・・配慮が足りず申し訳ございませんでした。
私はむしろ、今まではこの話題で大見出しを一つ占拠していたところを、
昨晩の編集で、史紀の欄の中の一囲いに格下げしたつもりでいたのですが。

>>そこまで強くアピールする理由は何なんでしょうか?
上述の通り、強いつもりはありませんでした。
アピールする理由は簡単で、そこに誤解や勘違いがあるのなら
少しでも善に向かって欲しいと思ったからです。

もちろん、メタネタや特別突飛な例は含んでいません。
特定かや何かを貶めるつもりも毛頭ありません。
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
13 ななしのよっしん
2012/10/26(金) 20:13:10 ID: WPG4TMv7Q4
幻想郷縁起は「本居小鈴」が営む貸本屋「鈴奈庵」で印刷製本されたことが判明。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
14 ななしのよっしん
2018/08/23(木) 16:34:21 ID: 4yw0hoVyIr
新作で菫子が持ち歩いてるのもわかったね
👍
高評価
0
👎
低評価
0