秦野PとはVOCALOIDによる楽曲制作者の一人である。主な使用VOCALOIDは初音ミクと鏡音リン・レン。
音の楽しさと遊び心に定評があり、その独特の世界観は「秦野わーるど」と呼ばれている。
概要
「秦野」の名前の由来は地元の民謡「秦野音頭」からとったものである。これはニコニコ動画およびPIAPROで使われており、普段は「風見レン」を名乗っている。
楽曲の数は初音ミクが多く、次いで鏡音レンが多い。扱いの難しい鏡音レンの調教を比較的早い段階から確立しており、特にレンによる「月花ノ姫歌」は評価が高い。
代表曲である「ハト」が投稿されたのは2007年の年末近くであったが、ちょうどこのころ初音ミク界隈で問題が発生し、殺伐とした雰囲気が流れていた。 そんな中で登場した「ハト」はテンポの良さと明るさから人気を集め、そんな状況もあってか「和んだ」「癒された」というコメントが多く寄せられた。
その独特の世界観に根強いファンも多い。特に「ハト」には完成度の高いPVが複数あるということもそれを裏付けている。
ちなみに、ピアノの腕も相当なものである。
ニコニコ撤退、および代理UPについて
2010年6月19日、突如すべての投稿動画を削除。
しかしその2日後、氏の代表作で、これまでに幾度もアレンジにアレンジを重ねてきた名曲「月花ノ姫歌」が、新たなる装いを得て、秦野P本人の依頼により、裏花火の手で代理でアップロードされた。
月花ノ姫歌(リメイク)
「月花ノ姫歌」リメイクにあたり公式サイトが設置され、関係者のインタビュー等を見ることが出来る。
→ 月花ノ姫歌(秦野P版・鏡音レンAct2)PV特設サイト
左は「最終版」となるアレンジ。ピアプロにてイラストを募っており、その多くを動画に使用している。
これまでになく激しく舞い狂う音、喉から血が出んばかりに張り叫ぶレンの歌。
これまで視聴者が馴染んできた、ゆったりとした原曲のイメージを一蹴したアレンジとなっており、原曲に新たなる解釈を生み出しつつある。
右は2009年時点での「暫定完成版」。裏花火によるイラストをもとに動画が構成されている。
こちらは左の完成版とは異なり、音も声も静かに進行してゆく、落ち着いた雰囲気のアレンジとなっている。
分厚いストリングスやエレキギターが鳴り響き、かつてニコニコ動画に投稿されていたものに重厚さを増した響きを持つ。
雨を連れゆく(再アップロード)
2010年6月28日に再アップロードされた。
シバションPによる再エンコードで、より高画質の状態になっている。
また、同時に「インスト版」(右側の動画)も投稿されている。
その他の再アップロード作品
マイリスト(代理UP)
過去の関連動画
新曲
秦野Pのマイリスト
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関連項目
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