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重巡棲姫とは、DMMをプラットフォームとするブラウザゲーム「艦隊これくしょん～艦これ～」に登場する敵艦船である。
ヴェアアアア！概要・・・ニクラシヤァァァァァ！
初登場は、2016年2月10日より開始された期間限定海域「出撃！礼号作戦」、通称16冬イベントの3ステージめ、北海道北東沖「捷四号作戦」の敵主力艦隊（ボス）の旗艦。本イベントのラスボスとして、前代未聞の強力な随伴艦たちとともに提督と艦娘たちをまちうける。
これまで戦艦、空母、駆逐艦、軽巡洋艦、潜水艦と鬼/姫シリーズが確認されてきたなかで、はじめてとなる重巡洋艦の姫タイプ。
外観としては、少女が二匹の白い大蛇に巻き付かれているという悩ましいもの。少女の頭部には2本の角があるが、左のほうが長く、左右非対称となっている。特徴的なシルエットを形作っている大蛇は彼女の艤装のようで、先端には連装砲が角のように生えている。ナメクジとかいわない。
コンプティーク16年6月号に掲載された設定ラフによれば、この蛇型の艤装は腹部から「生えている」ようで、胸から腹にかけてジッパーが閉じきれない状態となっているらしい。つまり艤装というよりは普通に、重巡棲姫の身体の一部だったようで、同じ重巡のネ級とはデザインが似通っている。艤装で「ろでお」やってる図がかわいい。
ちなみにこの蛇型の内部には、鉄くずなどの機械部品が敷き詰められているらしく、ゲージ破壊目前の姿になると破損個所からこれらがむき出しになり、赤いオーラとも体液ともつかない何かが飛び出している。
ステータスはというと、火力は160（装備込みで176）、雷装82、対空86、装甲195。かの防空棲姫には遠く及ばないが、ゲージ破壊可能な段階になると、火力190（装備込みで206）、雷装90（装備込みで108）、対空93、装甲にいたっては戦艦水鬼をも超える208 にひきあげられる（いずれも難易度甲の場合。乙や丙ではこれより弱体化が図られている）。
HPは基本的に350で固定だが、ゲージ破壊目前の最終形態になると370～390辺りまで更に上昇する。
さらに、通常時は主砲/主砲/魚雷/偵察機だった装備が、主砲/主砲/特殊潜航艇 /偵察機へと換装される。特殊潜航艇とは、こちらの甲標的に相当する装備である。つまり彼女は最終形態では先制雷撃を敢行してくるのだ。単縦陣で出現するということもあり、戦闘開始早々に至宝の夜戦部隊たる第二艦隊のうち1隻を高い確率でつぶされてしまうのである。
また、魚雷が甲標的になるということは、通常時は夜戦カットイン攻撃だったのが夜戦連撃に変化するということも意味する。すなわち探照灯や照明弾の効果のひとつである「敵のカットイン発動率を下げる」恩恵を受けられなくなるのだ。
重巡は夜戦に突入すると無条件で命中と回避があがる。また、20・3cm砲関連の砲を装備していると、さらに命中がアップする特性がある（重巡棲姫が装備している主砲は8inch長射程連装砲。つまり20cm砲である）。この特性が敵にも適用されていると仮定したなら、追い詰められてもうあとがない彼女の連撃は、驚異的な火力と命中率をもって艦娘を襲うだろう。
彼女の脅威はその個艦の性能だけではない。彼女を旗艦とする敵艦隊は、
重巡棲姫
戦艦棲姫
戦艦棲姫
空母棲姫
駆逐ハ級後期elite
駆逐ハ級後期elite
削り段階では空母棲姫が軽巡ツ級eliteの場合もあるが、ラストでは空母棲姫で固定される。その艦載機はもちろん赤い新型艦載機（深海猫艦戦改×60、深海地獄艦爆改×52、深海復讐艦攻改×56）。制空値は戦艦レ級eliteを上回る129。
熟練艦載機を動員すれば航空優勢をもぎとることは可能だが、それでもなお開幕空爆だけで巡洋艦や駆逐艦を大破できるおそるべき火力要員であることにかわりはない。しかもかつてイベントのボスを務めただけあって耐久・装甲ともに非常に高く、戦艦棲姫ともどもしぶとく生き残って旗艦への打撃を吸い取るときている。
ちなみに、最終形態では駆逐ハ級後期eliteが2隻とも駆逐ニ級後期eliteとなる。もし撃ち漏らした場合、手痛い雷撃と夜戦カットインをお見舞いされることになる。
なお、上記の編成は最高難易度である甲作戦のものである。乙作戦のボス艦隊には空母棲姫がおらず、丙作戦では戦艦棲姫もいない。ただし、丙といえども最終形態では戦艦棲姫が1隻参加するため、けっして油断はできない。といっても乙、丙ともにボス艦隊の航空戦力が不在なのは戦術的に大きな意味をもつだろう。
2016年春「開設！基地航空隊」 逆襲の重巡棲姫
冬イベントが閉幕後の同年5月に開催されたイベント「開設！基地航空隊」でも引き続き登場。
E-4「北太平洋前線海域」のボスとして出現し、建設した航空基地を陥落せんと、艦隊を率いて逆襲してくる。
連合艦隊で撃破する構成は前回と同様だが、前回のイベント以降左遷通告でも受けたのか、今回のボス艦隊では随伴に戦艦棲姫も空母棲姫も出現せず（ただしボス前の戦闘マスでE-1同様に門番を務める）、重巡ネ級や軽巡ツ級が中心と弱体化しているため大分撃破しやすくなっている。空母も出現しないので制空を奪うのも簡単な上、E-4では新システムである「基地航空隊」が使用可能であるため決戦支援と合わせて重巡棲姫にダメージを与えつつ随伴艦を蹴散らす事も可能。
結果として、今回のイベントのボス戦では他のマップと比べ相対的に難易度が低く感じる有様となってしまった。とはいえ、E-5以降も攻略予定の提督の場合は戦力を温存しつつクリアしなければならないし、重巡棲姫が弱くなったわけではないので油断はできないが。ゲージ破壊が目前になると先制雷撃を放ってくる点も同じである。
そして最終形態では相変わらず被弾するたびにうるさい。
2016年夏「迎撃！第二次マレー沖海戦」
続く、同年8月の夏イベント「迎撃！第二次マレー沖海戦」でも三度登場。
『重巡夏姫』の名でE-4ボスとして登場、再びイベントのラスボスを務める。
「ブスイナ、ヤツラメ・・・ッ！」という台詞からすると、バカンス気分のところを襲撃されて大層ご立腹の様子？
蛇のような艤装にもたれかかり、ストローを加えドリンクっぽい何かを飲んでいるというとてもリラックスした姿。手に持っているグラスやストローの中にあるのは明らかに真っ黒い飲み物だが、何を飲んでいるのかは不明。もしかすると艦娘も飲んでる物なのかもしれない。
だがステータスや戦闘は決してリラックスどころではなくなっている。特に甲作戦の場合はHP490・装甲189と戦艦水鬼に迫る程の堅さとなる上、戦闘では重巡夏姫以上にタフな戦艦夏姫2体が護衛に付いてくるという毎度おなじみイベント最終決戦に相応しいサマージャンボぶりである。道中も複数回もの空襲、再建中の港湾夏姫＆集積地棲姫に夜戦マスなど、かつてないほど長い道のりをくぐり抜けてこなければならず、ボスへ辿り着く頃には燃料が尽きてしまう事態となるので苦戦は必至。
乙や丙作戦であればHPが430～370まで低下し、随伴の敵も戦艦夏姫が1体だけになったり空母ヲ級改の艦載機の性能も弱くなったりと、難易度は下がるものの油断はできない。
もっとも、夏休み中だからなのか今回は特殊潜航艇を持って来ないので先制魚雷は撃って来ない。
今回はE-4道中の複数の戦闘マスでS勝利を収めることで重巡夏姫とボスマスの戦艦夏姫の装甲が弱体化するギミックが用意されているので、解除した上で挑まれたし。
また今回はすべての難易度で、ボス艦隊の編成がゲージ破壊直前の最終編成へ移行する戦力ゲージ基準値が低めになっているのか、ボス戦で全てストレート勝ちしたら最終形態にならないままゲージ破壊（＝海域クリア）してしまった、という報告も多い。特に乙作戦の場合はゲージ破壊可能になると甲作戦と同様で随伴の戦艦夏姫が1体から2体で固定となるため、これを避けたくてゲージ削り中に重巡夏姫撃破に失敗したら海域を最初からやり直す提督もいる。
あと今回は被弾してもヴェアアアアアアアア！！と叫ばなくなった。
「うるさくなくて快適」という声もあれば「ちょっと寂しい」という声も聞かれ、提督によって感想は様々である。
2016年秋「発令！「艦隊命令第三法」」
同年11月開催の秋イベント「発令！「艦隊命令第三法」」でも引き続き登場する。
登場するのはE-4「シャングリラ捜索追撃 艦隊前進配備」。このマップは最初に輸送ゲージを破壊し、その後に戦力ゲージを破壊するという二段構えのマップとなっており、重巡棲姫は輸送ゲージ破壊時のボスマスに登場する。HP350で先制雷撃はしてこない。
通常艦隊での出撃で、なおかつ輸送ゲージマップなので味方の火力に不安はあるが、今回の重巡棲姫はそれほど固いわけではない上に随伴艦も駆逐・軽巡ばかりなので輸送成功に必要なA勝利を得るのは簡単。夜戦まで頑張ればS勝利ももぎ取れる。むしろこのマップは道中での撤退の方が多かった。
2017年冬「偵察戦力緊急展開！「光」作戦」
2017年2月開催の冬イベント「偵察戦力緊急展開！「光」作戦」でも引き続き登場する。
登場するのはE-3「発動！「光」作戦」。このマップは最初に輸送ゲージを破壊し、その後に戦力ゲージを破壊するという二段構えのマップとなっており、重巡棲姫は輸送ゲージ破壊時のボスマスに登場する。そう、2016年秋イベントに引き続き、重巡棲姫はまたしても輸送艦隊の前に立ちふさがるのである。
しかし、このマップでは基地航空隊による支援が使えるうえに、オススメされる攻略方法が「潜水艦隊を使用する」ことだったため、重巡棲姫はあまり活躍できない。率いる艦隊は連合艦隊になっているものの、重巡リ級以下の艦船しかおらず、基地航空隊や決戦支援によって割と簡単に落とされる面子である。また、今回の輸送ゲージは「彩雲」を2機輸送すればそれで破壊できてしまうという非常に短いものであり、最大でも2回輸送に成功すればゲージは破壊されてしまうのである。その固さゆえに潜水艦隊の攻撃ではなかなか落とすことの難しい重巡棲姫だが、随伴艦を落としてしまえばそれで輸送ゲージは早々に終了する。
が、重巡棲姫の見せ場はここからだった。
イベント海域の名物と言えるようになったギミックはこのマップにも複数存在しており、その一つであるボスの装甲破砕ギミックの解除条件はIマスとJマスでS勝利を取ること。Iマスと言うのがすなわち重巡棲姫のいるマスであり、提督たちは一度クリアした輸送ゲージ用マップを重巡棲姫に会うためだけに再度巡回する事になった。
しかし、今回の重巡棲姫は装甲が固く、基地航空隊の支援や決戦支援を受けても生き残っている場合、潜水艦隊の攻撃ではなかなか落とせない。改修を重ねた魚雷を積んだ艦娘がカットインを決めるのをお祈りするしかないのだが、カットイン発動したとしても落とせない事も多かった。仲間の深海棲艦の屍の中、1人こちらの艦隊をあざ笑うかのように健在であり続ける重巡棲姫の姿は、提督たちにA敗北を刻み続け、毛根にダメージを与え続けた。また、潜水艦隊をあきらめ、水上艦を編成して送り込んだ提督は道中の空襲戦で大破を量産するありさまであった。
2017年春「出撃！北東方面 第五艦隊」
2017年5月開催の「出撃！北東方面 第五艦隊」でも引き続き重巡棲姫は登場。またしてもそのしぶとさで提督たちを苦しめた。
登場するのはE-2「艦隊集結！単冠湾泊地へ」。このマップもまた輸送ゲージ→戦力ゲージの二段階ゲージマップだが、今回の重巡棲姫は戦力ゲージ側のボスを務める。重巡棲姫と輸送艦隊との戦いはいったん終わりを告げた。
今回も装甲の高さは健在。一方それに対抗するこちらの艦隊は通常艦隊の上にルート制御のために高速統一、かつ、駆逐艦を2隻以上、かつ、戦艦空母の大型艦は2隻までとなっており、使える艦船に縛りが加えられている。基地航空隊も1部隊しか使えない。全体的に火力不足なのは否めず、昼戦のみで決着がつくことはまれで、夜戦までなだれ込むのは必須。しかし、その夜戦にしても生半可な連撃や魚雷2発装備のカットイン程度では重巡棲姫の装甲を抜けない。マップ攻略のためにはここで幸運駆逐艦や雷巡など強力な艦娘を惜しまず投入する事が勧められた。
それに加えて今回の重巡棲姫の随伴にはこのイベントで初登場の「軽母ヌ級改flagship」2隻が登場する。これら2隻に搭載されている同じく初登場の鳥型戦闘機により制空値が高く、航空優勢を取るのに空母の艦戦を増やすか基地航空隊の力を借りなくてはならない。しかしそれを行うと艦攻・艦爆・陸攻などの数を減らさなくてはならず、やはり火力が低くなってしまうというジレンマである。
もちろんラストダンスになるとやはり開幕雷撃が始まり、夜戦に行く前にこちらの戦力を削り始める。
今回の重巡棲姫の戦力ゲージは最短3回撃破すれば破壊可能であるが、以上のような事情でS勝利を得るのはなかなか難しい。ラストダンスで沼る提督もいたようだ。
ちなみに重巡棲姫のいるボスマスでは新登場の艦娘である「国後(艦これ)」他レア駆逐艦がドロップする。が、攻略中にドロップしたならともかく、堀で狙うのであれば重巡棲姫を避けて輸送ボスのマスを狙う方がよいだろう。
あと今回もやはりうるさい。
2017夏「西方再打通！欧州救援作戦」
E-3ボスとして重巡夏姫が登場。今回は戦力ゲージを担当する。連合艦隊で出撃するマップで重巡棲姫も連合艦隊を率いている。連合艦隊旗艦で第一艦隊所属なので開幕雷撃は撃ってこなくなった。
戦力ゲージ担当なので、海域をクリアするためには重巡夏姫の撃破は必須。しかし、今回の重巡夏姫も装甲が固く、ヘタな火力では全く歯が立たない。また、甲作戦では随伴に駆逐古姫も登場し、なおさら固くなる。連合艦隊第二艦隊には夜戦用の高火力高幸運の重巡・軽巡・駆逐艦を配備したい。ただし、次のマップでも高火力艦が要求されるので人選は慎重に。
堀に関しては戦力ゲージボスマスと同様の艦娘が輸送ゲージボスマスでもドロップしたため、あまり重巡夏姫参りが行われる事は無かったようだ。
2017秋「捷号決戦！邀撃、レイテ沖海戦(前篇)」
E-2ボスとして登場。今回は開幕雷撃はなし。このマップは輸送ゲージのため、輸送艦隊との重巡棲姫の戦いが再開されたことになる。こちらは新規実装された「遊撃部隊」により7隻での出撃が可能だった。
マップ自体に正規空母の出撃制限がかかっており、さらにギミック解除後の最短ルートを通ろうとすると軽空母すら編成できなくなるという制限がかかる。そのため、最短ルートでは制空権を奪うのは難しい。制空権が敵に奪われた場合、重巡棲姫は昼連撃を放ってくるので、水戦などでなんとか制空値を稼ごう。道中一戦増えてもよいなら、軽空母1隻を編成できる。
相変わらず固いが今回は輸送ゲージのためA勝利を取ればよい。4隻以上昼戦で倒せているなら夜戦は回避した方がよい。とはいえ、敵随伴には戦艦混じりの上、こちらは輸送用装備込みと言う悪条件なので決戦支援などは必須となるだろうし、いざとなったらやはり夜戦に突入するしかないだろう。
2018冬「捷号決戦！邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」
E-5戦力ゲージボスとして登場。連合艦隊編成の旗艦なので、開幕雷撃はなし。前作戦に引き続き、「遊撃部隊」による7隻編成での攻略が可能だった。
戦艦空母出撃不可のマップに加え、史実関連の艦娘および駆逐艦を多数配備しないとボスマスまで到達できないため、編成はかなり制限されるが、その分史実艦には攻撃力補正がかかっていた。また、最終段階になっても重巡棲姫のステータスに変動はなかったため、今回は割と装甲を抜きやすかった。
随伴にヌ級がいるため、基本制空は取られる。こちらが制空を取ろうとするなら、あきつ丸なども有効な選択となった。
2018初秋「抜錨！連合艦隊、西へ！」
E-2輸送ゲージボスに重巡夏姫が登場。相変わらずの固さだが、輸送ゲージのため必ずしも沈める必要はない。
通常艦隊編成のマップだが今回は重巡夏姫の随伴に空母がいないうえに、こちらは軽空母なら編成可なので、制空権を取ることは容易。高速戦艦も組み込めるので、昼戦連撃やカットインと各種支援などを組み合わせれば重巡夏姫の撃破は不可能ではない。
また、難易度によってはE-5のボス艦隊などでも随伴艦としての重巡夏姫が見られる。
2019年冬「邀撃！ブイン防衛作戦」
E-2の第1戦力ゲージのボスとして登場。随伴にツ級はいるものの、肝心の空母がいないために基地航空隊の陸攻が面白いぐらい刺さる。そのため陸攻集中だけで大抵随伴が壊滅状態になる。ゲージ破壊段階になるといつものように先制雷撃するし随伴も強化されるのだが、やっぱり空母がいないので随伴が強化されても陸攻集中で同じように随伴が壊滅状態になるのは変わらない。
そのため基本的に脅威にはならないのだが、最終形態の装甲はそれなりに堅いため、高倍率特効の神通などのフィニッシャーを起用して、ゲージ破壊段階では確実にトドメをさすことが必要になる。
2019年春「発動！友軍救援「第二次ハワイ作戦」」
まずはE-3の第1戦力ゲージのボスとして登場。甲作戦のみ青い新型として登場する。この新型はゲージ削りの段階で装甲227、最終形態が277とかなり堅い。ゲージ破壊時は特効艦の夜戦火力でないと沈めるのは難しいが、随伴に姫はいないので最終形態の装甲さえ抜ければさほど苦労しないだろう。というか新型とはいえ彼女に手古摺るようでは第2ゲージのボスに勝つのは不可能に近いので、勝てないようなら大人しく難易度を下げよう。なお乙以下では通常型なので特に苦戦する要素はない。なおどうでもいいが青い新型は登場時以外しゃべらない特徴がある。
つづいてE-5の第二戦力ゲージのボスの随伴として丙作戦以上で登場。こっちはいつもの赤いやつなので普通にうるさい。ただし乙作戦以上で随伴でコンビを組む戦艦棲姫改が目立つため、ほとんど目立たない。しかも丙作戦ではゲージ破壊段階になると戦艦棲姫改と入れ替わる形でリストラされる。
2019年夏「発動！「シングル作戦」」
欠席したレ級の穴を埋める（?）ためか、2海域にわたって登場。
今回は海域のボス旗艦としては初めて登場しなかったが、E-3ではランダムながら初めて2体に増えたりするなど存在感を示している。
まず姿を見せるのがE-2甲作戦のボス随伴。しかも春イベントに登場した青タイプであり、耐久も若干増えている。ボス並みの装甲に加えて全難易度で随伴するPT小鬼群と共に旗艦の深海地中海棲姫への攻撃をダイソンしまくる脅威の存在と化した。なお乙以下だと彼女の姿が無いため、難易度が別物になる。
続いてE-3の道中に連合艦隊旗艦として重巡夏姫が登場。こっちも甲作戦だと若干耐久が増えている。何気に道中に登場するのは初。その編成は甲作戦だと2パターンあり、随伴にW飛行場姫＆集積地棲姫か、W集積地棲姫＆重巡夏姫という姫4隻体制であり、どう考えても海域ボスクラスの凶悪編成。
……なのだが彼女が登場するマスは終点マス。そのためボスに挑む際には彼女の艦隊とは戦う必要はないのが救い。とはいえ第二ゲージボスマス出現とその装甲破砕のギミックを解除する際には彼女のマスでのA勝利が必要なので、何度か彼女とは戦う羽目になる。
2019年秋「進撃！第二次「南方作戦」」
E-2の海域ボスとして早々と登場する。ここにいる重巡棲姫は甲でも青くないので普通にうるさい……かと思いきや、苦情が来たのかボイスの音量が下げられている。
味方艦隊も戦艦や正規空母が組み込めない通常艦隊だが、彼女の随伴も2019年冬イベントをなぞるかのごとく貧弱で普通の水雷艦隊のみ。そのため完全に陸攻の的。基地航空隊が1部隊しか使えないので2019年冬イベントみたいに完全壊滅とは行かないが、普通に打撃は見込めるため、全く問題にならないだろう。
なおE-3以降では彼女より強い重巡ネ級改がボスマスで大暴れしており、完全な前座になってしまった。ネ級改の甲作戦での性能は通常の重巡棲姫どころか、削り段階の重巡棲姫(青)よりも下手をすれば強いほど。お前のような量産型がいるか！
2020年冬「桃の節句！沖に立つ波」
1海域のミニイベントのためか初の欠席となり、後輩の重巡ネ級改のみが登場。そのネ級改も第2ゲージの道中と第三ゲージのボス随伴で出るものの、道中は潜水幼女との二択なのでスルーされるケースも多く、ボス随伴もゲージ破壊段階にか登場しないのでさほど目立たない。……とはいえ甲作戦のゲージ破壊段階は彼女を含めた編成がかなり凶悪なため、装甲が高めに設定されている彼女の厄介度はそれなりに高い。
2020年夏「侵攻阻止！島嶼防衛強化作戦」
前段ラストのE-4の第2ゲージのボス旗艦として重巡夏姫が登場。ただし乙以上だと(丙は最終編成のみ)随伴にネ級改がいる上、今回は全難易度共通で空母もちゃんといるのが厄介。輸送ボスなのでA勝利でOKとはいえ、4隻沈めなければゲージを削れないためにダブルでダイソンされてA勝利を狙うのが意外と難しく、S勝利ともなれば難易度は跳ね上がる。E-4で特効を持つ九三一空の攻撃機を装備した空母でゴリ押すのが一番の対処法か。
なおギミックで輸送ゲージ破壊後にS勝利を要求されるのだが、ゲージ破壊後はネ級改がいなくなり、結果として昼戦までに随伴が壊滅してしまうケースがほとんどなので、S勝利の難易度が格段に下がる。
2020年晩秋「護衛せよ！船団輸送作戦」
E-2の第2ゲージの戦力ボスで登場。随伴がきわめて貧弱な水雷艦隊のため非常に弱い。もちろんただの水雷艦隊なので貫録の制空値0である。一応空母と基地航空隊が使えない上に甲では青タイプ だが、制空0の上に貧弱な戦力なので航空支援だけでも随伴を半壊させられるため、夜戦で特効艦にカットインか連撃をさせれば簡単に沈められるだろう。ただし海外イベントで特効艦が海外艦しかないため、特効艦が不足している場合はゲージ破壊段階で夜戦カットインが刺さらないと沼る可能性があるので、海外艦が足りない状態で甲に挑む場合は油断しないこと。
2021年春「激突！ルンガ沖夜戦」
E-2の第2ゲージの戦力ボスで登場。随伴が極めて貧弱な水雷艦隊のため非常に弱い……というか前回とほぼ同じどころか、今回は甲でも青くない ためさらに貧弱さが際立つ格好である。当然制空値も貫禄の0である。
ただし直近のイベントと違うのは、今回のゲージ道中の場合は空襲が3回もあり、無対策だとボスマスにたどり着くまでに事故る可能性がある点。更に水上戦闘の相手となる混成打撃部隊も輪形陣固定とはいえフラヌ2隻とリ級IIを含む編成であるため、中々に面倒。……のはずなのだが本イベントはこのマップ以外の道中の空襲があまりに酷すぎて相対的にぬるく感じるため、結果的に道中も楽な部類だったりする。
2021年夏「増援輸送作戦！地中海の戦い」
E-1の第一ゲージからいきなり重巡夏姫として登場。随伴が極めて貧弱な水雷艦隊なのでいつも通り陸攻集中で壊滅する。
ただしギミックとしてボスマスを出現させる前に集積地棲姫IIバカンスmodeがいるFマスから2回S勝利を取る必要があり、甲では耐久4800でかわしまくる陸上型というありさまだったため、対地装備の改修が進んでいない場合、しょっぱなからとん挫する提督も多数。
さらにここを乗り越えても、第3ゲージのボスマス出現ギミックで泊地水鬼、集積地棲姫IIVac、飛行場姫が鎮座しているPマスでS勝利2回 という鬼畜条件を突きつけられるため、とてもE-1とは思えない状態に陥っていた。
……なおE-2およびE-3ではこれらのギミックでさえ生温いといえるほどの難易度になっていたため、提督たちから3海域で終わる小規模作戦でありながら、明らかな難易度詐欺ともいわれる羽目になった。
またE-1の第3ゲージで戦力ボスで出てくる重巡ネ級改夏modeがE-2以降に道中やボス随伴で大暴れしたため、とてつもないヘイトを集めたのもこのイベントの特徴であった。特に甲で出現するネ級改II はレ級eliteを大幅に超える雷装値で先制雷撃をしてくるため、提督たちを阿鼻叫喚させるどころか、E-3-2では応急修理女神の使用が推奨されるほどの事態 を招いた。
2021年秋「海上護衛！本土近海航路の防衛」
実質的なミニイベントのためか欠席。またネ級改も輸送ボスとして1マスしか出てこない。甲勲章が海に浮かんでいるとも言われた歴代イベントでも最低難易度に近かったため、前イベントとの落差にある意味度肝を抜かれた提督も多かった。
2022年冬「発令！「捷三号作戦警戒」」
引き続き欠席。今回は彼女の代打となっているネ級改も前イベント同様に比較的おとなしく、またボスの陣形も第三航行警戒序列が多く攻撃面が温い(対空は狂っていたため、ボーキは解けたが……)ため、中規模イベントとしては比較的楽であった。
2022年春「激闘！R方面作戦」
E-1の戦力ボスとして久しぶりに登場。E-1の登場だからか青くはないものの、随伴艦に潜水艦が2隻いるのが非常に厄介。特に甲では潜水艦がヨ級flagship2隻という布陣なため、単縦陣を採用すると先制対潜でも交戦形態によっては仕留められないことが多々あり、提督の戦力次第ではあるものの、情報が出揃う前や友軍が未達の頃はE-1にもかかわらず厄介と言われていた。情報が出揃った後は長門型改二を起用して梯形陣で戦う方法が主流になり、結果として潜水艦を先制対潜で倒しやすくなり、残りの随伴を特殊砲撃で残りを薙ぎ払う方法が確立されたため、E-1相当の難易度に落ち着いた。
なお丙・乙では潜水艦がノーマルとeliteにランクダウンするため単縦陣でも倒しきれるため、先制対潜ができればあまり問題にはならなかった。ちなみに丁でも1隻だがノーマルの潜水艦が随伴するため、夜戦前に倒しておかないと攻撃を吸われるのでどのみち全難易度で潜水艦対策は必須。
なお今回の彼女の随伴にはヌ級がいることがある(ゲージ破壊段階は確定で随伴する)上、基地航空隊も使用不可。これもいつもより彼女を手ごわく感じさせたさせた要因であろう。
史実で見る重巡棲姫
彼女が初登場したイベント「出撃！礼号作戦」の最終マップ「捷四号作戦」は、現実にはおこなわれなかった作戦である。
そもそも捷号作戦とはなんぞや？
1944年（昭和19年）6月のマリアナ沖海戦に完敗した日本は、機動部隊が壊滅、再建のめども立たない状態だった。いっぽうで戦艦や重巡は健在で、基地航空隊は再編の見通しがあった。
ミッドウェーに次ぐマリアナでの大敗で、日本軍はすでに「攻める戦争」が不可能な窮地に追い込まれており、できることといえば、攻めてくる敵を迎え撃ち、一矢を報いるという消極的な作戦のみ。しかも重油がないので無駄に動けない。
海岸線の総延長距離だけは世界でも有数の日本である。守るには広すぎる。てんでばらばらに防衛していたのでは油の無駄遣いだし、効果的な戦力の集中も見込めない。というわけで、敵が侵攻してくると想定される戦域をあらかじめ区分けしておいて、そこに敵がきたら陸海軍の総力をもって即座に反撃するという段取りが考案された。軍はお役所なので管轄をはっきりさせておくのが大切なのである。で、その区分けは以下のとおり。
捷一号作戦 - フィリピン方面
捷二号作戦 - 九州南部・南西諸島及び台湾方面
捷三号作戦 - 本州・四国・九州方面及び小笠原諸島方面
捷四号作戦 - 北海道方面
たとえば高知の土佐湾に敵上陸部隊が接近した旨の報が入ったら、連合艦隊司令長官が「捷三号作戦警戒」を発令、大本営が作戦発動を許可すれば、「捷三号作戦発動」が命じられる、という手筈であった。
実際に発動されたのはフィリピン方面の捷一号作戦のみで、これがいわゆるレイテ沖海戦である。二号から四号までは実施されなかった。（二号は警戒が発令されたことならある）
本マップ名は「北海道北東沖」となっていて、たしかにマップの左下には北海道が見える。北海道方面に敵艦隊の襲撃があったため捷四号作戦発動が発令されたのであろう。
では、重巡棲姫とはなにものなのか？
彼女が搭載している砲は「8inch長射程連装砲」。これは本イベント関連の期間限定任務報酬である「203mm/53連装砲」を意識しているとみられる。
本マップの突破報酬として邂逅できる新艦娘「ザラ」のモデルとなったザラ級重巡洋艦＜ザラ＞も搭載していたこの砲、アンサルドModels1926 20・3cm53口径連装砲は、仰角を45度にまで上げることで、戦艦主砲なみの3万メートルという驚異的な射程延伸を実現した。
ゲーム中でもいままでの20cm級砲は射程が「中」であったのに対し、203mm/53連装砲は巡洋艦が搭載可能な砲としては唯一の射程「長」となっている。
いわば、8inch長射程連装砲は、こちらの203mm/53連装砲の深海棲艦ヴァージョンと考えることができる。
重巡棲姫は、戦艦棲姫や空母棲姫に先んじて行動することがある。これはとりもなおさず彼女の射程が「長」であるからにほかならない。彼女自身の射程がほかの巡洋艦と同じく「中」で、かつ、長射程をもたらしているのが砲によるものならば、重巡棲姫はイタリアの砲（のようなもの）を搭載しているということになる。
たしかにイタリアのバドリオ政権は戦局も押し迫った1945年7月15日に日本に宣戦布告をしているが、直接には交戦していないし、もちろんイタリア軍が北海道に攻めてきたこともない。
北海道方面に攻め入った勢力としてはむしろソ連軍のほうが有力であろう。本マップは輸送と迎撃の2段階にわかれており、輸送フェイズで物資を揚陸させているのは幌筵島で、その目と鼻のさきには占守島（しゅむしゅとう）がある。占守島といえば、ポツダム宣言を受諾し武装解除していた日本にソ連が日ソ不可侵条約を一方的に破棄、侵攻してきたソ連軍と島の警備にあたっていた日本軍とのあいだで死闘が繰り広げられた島として知られている。詳しくはこちら（Wikipedia）
北から攻めてくる、イタリアの砲（のようなもの）を使う重巡洋艦。深海棲艦の謎はふかまるばかりである。
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重巡夏姫
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ヴェアアアア！関連項目・・・ニクラシヤァァァァァ！
- 艦隊これくしょん～艦これ～
- 出撃！礼号作戦
- ザラ（艦これ）・本マップの突破報酬
- 沖波（艦これ）・本マップのボスマスでドロップが見込める新規艦娘
- 深海棲艦
- 戦艦棲姫
- 戦艦水鬼
- 空母棲姫
- 空母水鬼
- 駆逐棲姫
- 駆逐水鬼
- 軽巡棲鬼
- 軽巡棲姫
- 集積地棲姫
- 艦これの関連項目一覧
- (`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア
- 騒音
- 保登心愛
ヤクタタズドモニ・・・コノ・・・ワタシ・・・ムネンダ・・・コンナ・・・
イヤ・・・？ ムシロ・・・ココロガ・・・カラダモ・・・コレハ・・・ソウイウコトナノ・・・？
わたしは・・・ 本当は・・・
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