(бεб)P(島下博文)とは、VOCALOIDを用いた楽曲を制作しているP(プロデューサー)である。
概要
使用ボーカロイドは鏡音リン・レン/巡音ルカ/がくっぽいど/Sonika。主にポップ/ロック/ミクスチャー的な作風が多い。
調声や打ちこみはシンプルだが、キャッチーなメロディーラインと共感性の高いリリックが特徴。それゆえ、Pの楽曲は歌ってみた/アレンジしてみたで魅力を開花させる可能性を秘めていると思われる。楽曲うpの際は自作の絵を用いた動画編集による自作PVを用いることが多い。
どこか懐かしく、大人の雰囲気漂うお洒落な作風がメインだが、その一方で鏡音レンの「おバカロック」シリーズによって生まれた、『BAKAROCK』タグの開祖であったり、初期の頃にはサムネ一本釣りな作品が多かったりと、表と裏の顔のギャップが激しいPでもある。
P名の由来
P名の由来は動画説明文に必ずといっていいほど現れる顔文字から。読み方はPのボカロラジオ動画、『鏡音レンのちょい辛淡々レンシリーズ』の第四回によると、「「読めない」っていう読み方です」、とのことである(右記動画の0:40付近参照のこと)。なお、『(бεб)P』の『б』はキリル文字の小文字のb(ベー)、『ε』はギリシア文字の小文字のイプシロンである。
関連動画
最新作
最後の手紙
代表作品
- 何となく言ってみたい言葉
レンがラップとハモリ担当、ルカがサビ担当というバナグロのミクスチャーロック。詩は限りなくおバカ。中二と日本語不得意なバイリンガルが歌ってる感。バルシェとタイツォンをはじめとして、数々の歌い手をひきつけている模様(右側マイリスト参照)。2010年12月24日に(бεб)P初のVOCALOID殿堂入りを果たした。なお、JOYSOUND配信中である。 - D・J・R
おバカロックシリーズの第3弾。レンに新しいキャラクター性を付与した快作。リンを起用したドSロックなアンサーソング(→)や、レンが違う方向に可哀想になったドMロック(→)など、作者自身の手による派生作品も多い。 - 百年先もずっと
バナグロ用のピアノバラードをがくっぽいどがカバーした真面目な作品。原曲(→)より評価が高い。 - 鏡音レンのちょい辛淡々レン
トークロイド使いとしても名を馳せており、『鏡音レンのちょい辛淡々レン』ラジオシリーズは鏡音レンがメインパーソナリティーのラジオ番組風の作品。毎回、物まねネタがある。⇒「淡々レンシリーズ」を検索 - 一兵卒の独り言
ボカロ界では貴重なSonika使いであることも忘れてはいけない。記事記述時点ではSonikaオリジナル曲の1/3が(бεб)Pによるものである。左記の「一兵卒の独り言」はガチな反戦ソング。
コラボ作品
関連公開マイリスト
関連リンク
関連項目
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