、とは、である。
概要
読点と呼ばれる約物の一種であり、「。 (句点)」と合わせて句読点と纏められることも多い。
出現頻度
日本語で最も使用される約物の一つである。句点と違い、一文中に何度でも使用出来ることが理由に挙げられる。
効果的に用いることで文を解りやすく見やすく伝えられるが、
あ、ま、り、乱、用、す、る、と、却、っ、て、見、づ、ら、く、な、る、の、で、
使いすぎには気を付けよう。
ネット上の書き込み等では、公的な文書でない上、デジタルで用紙の制約なく無制限に改行できる為、改行だけで済ませ句読点(特に句点が顕著)を省かれる事が多々ある。転じてこれが一般化し、近年ではネットで句読点を付ける事の方が異常であるかのように主張する者が一定数存在する。この主張の是非については本項目の主旨ではないので論じないが、そういう者も居る事は頭に入れておくとトラブルを回避できるかもしれない。
SNSや動画サイトにおいては、2010年代後半頃から、二つの文の間に挟んで句点の代わりにする用法が存在している。(ex.「読点は約物の一種だ、句点と合わせて句読点と纏められることも多い。」) 並列や倒置の際に読点を使うことからの類推と考えられる。
用法
文を区切るために用いる。読点を入れる位置によって修飾語がどこにかかるかが変わる場合や、そもそも単語の区切りが変わってしまう場合がある。
ここではきものをぬいでください
→ ここで、はきものをぬいでください (ここで履き物を脱いで下さい)
→ ここでは、きものをぬいでください (ここでは着物を脱いで下さい)
関連項目
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