【ゆっくり実況】ドラゴンクエストii〜蘇る富永一朗伝説〜とは、あかいによるゆっくり実況プレイ動画シリーズの一つである。シリーズ第五作目にあたり、2011/9/20にpart1が投稿され、2012年01月22日にPart10が投稿され完結した。
概要
ドラゴンクエストII 悪霊の神々のゆっくり実況プレイ動画かと思ったら、どうやら私は違う動画を見ていたようだ・・・。
主人公パーティをTV番組「お笑いマンガ道場」の出演者と思われる人物の子孫という設定にしてゲームを進めていく。本動画はあかいという動画投稿者の粋を集めたようなものに仕上がっており、ストーリーの大幅な捏造や手描きによるイラストや戦闘アニメーションの挿入、オープニングアニメーション、BGMの差し替え、オブジェクトの捏造などが盛り込まれた、あかいテイスト満載の動画になっている。
特に手描きイラストのクオリティは高く、戦闘時のアニメーションは戦闘を臨場感あふれる物にしている。毎回新しいイラストやアニメーションが追加されるており、視聴者からの評価が高いが、同時にその負担を心配されている。
使用しているソフトはファミコン版である。
注意:以下の記述は物語・登場人物など動画内容に関するネタバレを大きく含んでいます。閲覧に注意してください
世界観
基本的には剣と魔法といったファンタジー世界であるが、パソコンやインターネット、某インターネット通販サービス、写真、現代的な病院などがあることから現代に近い技術水準を持った世界であると考えられる。巨大ロボットが登場するなど一部オーバーテクノロジー的なものも存在する。あまり深く考えてはいけない。
あらすじ
ここは、かの伝説の漫画家富永一朗の子孫が治める王国、ローレシア。この国の王子は優れた漫画家になるべく育てられる。
ある日、ローレシア城に一人の傷付いた兵士が辿り着いた。兵士はムーンブルク城が大神官ハーゴンの軍団に攻め込まれたことを伝え、その対策と支援を求めて命からがらやってきたのだったが、王子いちろうに汚いボロ雑巾と罵られ、にべもなく断られてしまう。
しかし、ローレシア王の懸命な説得の末、いちろうはハーゴン討伐の決意を固め、討伐の仲間を集めるべくかつての富永一朗の盟友鈴木義司の子孫が治める王国サマルトリアのよしじ王子を探しに旅立つのであった。
いちろうはハーゴンを滅ぼすことが出来るのか、そして伝説の漫画家になることが出来るのか。勇者いちろうの冒険が今始まる。
登場人物
- 富永いちろう
- 伝説の漫画家富永一朗の子孫にしてローレシア王国の王子。ローレシアの伝統に従って優れた漫画家になるべく育てられてきた。 先代の意思を継いで漫画家になるのが夢。
ハーゴン討伐について、最初は助けを求めてきたムーンブルク兵を「ボロ雑巾」と罵倒し全然乗り気ではなく、王様に説得されてようやく旅に出るなど積極的ではなかったが、共に旅をする仲間との出会い、モンスターとの戦いを経てハーゴン討伐の意思は固い物になっていった。 特になおみとの出会いによりムーンブルク崩壊の経緯を知ったことは、彼に大きな影響を与えたといえる。 また、物語序盤では王子として生まれ今まで不自由のない生活をしてきたが、それが自分の意思ではなくどこまでも他人に与えられてきた只々ゆるやかで、空虚な平和であることを知っており、その閉塞感ともいうべき状況に悩む描写がされていた。また、そんな世界に反逆しようとするハーゴンに対しある種のシンパシーを感じているような様子もあった。
もょもと一行との出会いによって己の無力さを思い知らされたいちろうは、一時ハーゴン討伐の旅を諦めてしまう。その後、彼は53回に渡る編集部への持込みの末デビューし売れっ子の漫画家になった。あの冒険の日々から実に5年の歳月が流れていた。一躍時の人となったいちろうはお笑いマンガ道場など各TV番組に引っ張りだこになっていたが、あるクイズ番組においてカンニングを働いていたことが判明し、その人気は一瞬にして失墜した。コロンビア。さらに「トミナガンパーク」なる遊園地事業に失敗し多額の借金を背負った挙句マネージャーに資金を持ち逃げされるなど、彼の生活は坂道を転げ落ちるように変わっていった。その後は肉体労働をしながら糊口をしのぎ、酒を飲みに行って喧嘩をする(しかも負ける)など燻った生活を続けていた。この頃未だ倒されぬハーゴンによって世界市場は混乱、結果世界的な大恐慌にみまわれており、そのような日々の中いちろうは過去を断ち切り、そんな生活から抜け出すことを決意。再びよしじ、なおみらと共にハーゴン討伐の旅に出るのだった。なお、この間も漫画は描き続けていた模様。
性格は戦士タイプらしく脳筋といった部分が目立つが、今回のハーゴンの一件についての分析や平和ボケした世界への憂い、事前に敵を調査し作戦を立てたり、デルコンダル王の治世の仕方に異を唱えたりとただの筋肉馬鹿というわけではないようである。為政者としての考えを持っているような発言も見られる。また、冒頭の兵士への罵倒や、知らなかったとはいえ犬(なおみ)に悪戯しようとしたり、自分が生き残りさえすれば何とかなるといった(確かにそうだが)あまりにもあんまりな作戦を立てたりとかなり外道な一面も見せる。しかしながら、仲間を気遣う姿を見せたり、国を、そして家族を失い消沈していたなおみを勇気づけ、なおみの新しい人生として旅に誘うなどなかなかの男気も持ち合わせている。 仲間に心配をかけまいとこっそり攻略サイトを見て作戦を立てたり、パーティを全滅させてしまった自分の見通しの甘さを反省したりと、リーダーとしての自覚もあるようだ。 ノリが良く、度々よしじを誘っては悪ノリに興じており、なおみにツッこまれている。 能力についてはパーティの中ではトップの戦闘力を持ち、道場戦士トミナガンに変身するという特殊能力を持っている。 デジタルに疎くアナログ人間であるが、よしじのノートパソコンを使って攻略情報を調べるなど全く駄目というわけではない。
漫画については、夜遅くまでコミケ用の漫画を描いていたり、熱心にとみながの五つの神器探しに勤しむなど至って真面目に取り組んでいる。 ちなみにコミケに出した漫画は「石漫画」であり、売れ行きについては聞いてはいけない。次回作のテーマは人の生き方の本質についてであるようで前述の石漫画といい割と小難しい内容の漫画を描いている模様(part7当時)。
レベルアップ時には謎の液体を注射器を用いて注射している様子が描かれたイラストが使用されている。 - 鈴木よしじ
- 富永一朗の盟友鈴木義司の子孫にしてサマルトリア王国の王子。妹によしこがいる。富永家とは家族ぐるみの付き合いをしており、いちろうとは子どもの頃から知っている仲である。ローブの腹部分に先祖である鈴木義司が土管から顔を出している絵が描かれている。
ムーンブルク崩壊の情報をインターネットで知り、いちろう王子を探しに出かけるがいちろうとはすれ違いになってしまい、リリザの町の宿屋にていちろうの所在をネット検索にかけているところでようやくいちろうに会うことが出来た。 前述のとおりインターネットを使いこなしたり、勇者の泉で撮った写真をアップロードして「勇者の泉なう」とつぶやくなど、コンピュータ関連には明るい様子。いちろうに対しアナログ人間で困ると言ったりもしている。
いちろうと同様にもょもとらと出会い、妹のよしこを連れて行かれ旅をやめてしまった。いちろうやなおみと別れてからの生活は詳しく描かれていないが、比較的水準の高い生活をしているようだ(住まいが城であるかは不明)。いちろうが再び旅に出ることを告げに来た際には一人窓辺で本を読んでおり、その傍らにはよしじとよしこがまだ共に在った日の写真が飾られていた。いちろうが旅に出るため自宅アパートから出てきた際は、おなじみの鈴木義司が腹部分に描かれたローブを身に纏っていちろうを待っており、その瞳はかつての軟弱者のそれではなく、決意した男の想いが宿ったものであった。
性格については飄々としていて、いちろう同様ノリが良く彼の悪ふざけに嬉々として付き合うので、なおみにはいつも呆れられている。また、漫画家を目指すいちろうを応援したり、なおみが臨終したかに見えた場面で号泣するなど、仲間思いで優しい。 自分の能力不足や装備品の少なさは自覚しているようで、いちろうがハードラックとダンスっちまった時はいちろうがいないと何も出来ないと嘆き、自らをメガンテ厨と呼んで妄想の世界に逃げ込んでしまった。ちなみに最強の武器はてつのやり(メガ・バズーカ・テツノヤリ)である。
いちろうの事を「いちろう兄さん」と呼んで慕っているが、いちろうからは誤解を招くからやめろと言われており、実際単なる年上の幼馴染みへの尊敬以上の発言も見られる。しかし最近ではいちろうもあまり気にしてはいない様子である。 容姿については、いちろうやなおみが劇画調のタッチであるのに対して眼が大きくデフォルメされたキャラクターデザインになっており、 かわいらしい見た目をしている。
レベルアップ時にはスプーンに入れた謎の液体を炙っている様子が描かれたイラストが使用されている。 - 川島なおみ
- 川島家が治めるムーンブルク王国の王女。いちろうやよしじとは子どもの頃からの付き合いである。既婚者だが、夫のだん吉とは死別することになる。 喫煙者であり、かなりやさぐれた雰囲気を醸しだしているがたまに綺麗になる。だん吉らしき男性の絵が描かれたフードが特徴。パーティ最年長で通称なおみ姐さん。
ハーゴンの軍団によってムーンブルクが滅ぼされた際、一人ムーンペタの町に匿われた。そのショックから土佐犬の着ぐるみを被って現実逃避していたが、いちろうによってラーの鏡に反射した太陽光を当てられ、その眩しさに怒って着ぐるみを脱いだところでいちろう達と再会した。なお、着ぐるみを作るのは趣味でコスプレ仲間とよく有明でつるんでいたらしい。ムーンブルク崩壊によって落ち込んでいたが、いちろうの言葉によりムーンブルク城跡に行き、毒の沼地に嵌った夫のだん吉に再会した。だん吉との今生の別れに悲しみひしがれるも、着ぐるみに引き篭もることはせず、ハーゴンを討伐すべくいちろう達と共に旅をする事を決意する。
もょもとらと出会い、旅をやめてしまった後は半ば巻き込まれた形でいちろうと共にTV出演をしていたが、いちろうの人気失墜の影響でオファーがなくなったのかその後はOLをして生計を立てていた。しかしある日の同僚らが発した、ハーゴンのために物騒になった世の中を嘆く言葉になおみの心は大きく揺れ動き、再びハーゴンを倒す旅に出ることを心に誓うのだった。いちろうとよしじが合流した際にはアパート前の電柱にもたれ掛かり「あたいを忘れるんじゃないわよ」といった表情で彼らを出迎えた。
パーティでの役割は主にツッコミ役を担当、というよりいちろうやよしじがボケまくるのでそうならざるを得ない状況になっている。当初はこういった状況やあまりにぶっ飛んだ世界について行けていない様子であったが、慣れないとやっていけないと開き直ったようで徐々にこの世界に順応している。ムーンブルクが襲われた時のトラウマから完全には立ち直っていないようで、ドラゴンフライの炎によってそのトラウマが蘇ってしまい、その後意識不明の状態に陥る。それでも前向きに新しい人生を生きようとしており、そのきっかけとなったいちろうやよしじには感謝している。
能力については魔法使いタイプらしく魔法による攻撃を得意としていて、魔法使用時のグラフィックも豊富である。特に、バギのグラフィックは躍動感があり、非常にかっこいい。また、作戦会議中に生意気な口をきいたいちろうを死ぬほど疲れさせるなど魔法だけでなく、腕力の方も相当のものであると思われる。戦闘時いちろうやよしじが死亡し、なおみ一人になってしまうと若干壊れ気味になってしまう。
レベルアップ時には怪しい葉っぱを手に取っている様子が描かれたイラストが使用されている。
その先祖については、いちろうやよしじと違い詳しく明かされてはいないが、おそらくあのワイン好きの女性だと推測される。 - ローレシア王
- 現在、ローレシア王国を治める王様。いちろうの父。
ハーゴン討伐を渋るいちろうを説得し、旅立たせる。ダンディーないかにもナイスミドルといった風貌をしている。 最近はテレビコマーシャルの影響で皇潤やセサミンEプラスに夢中になっていて、いちろうからは「金をドブに捨てるようなものだ」とたしなめられている。 - ムーンブルク兵
- ハーゴンの軍団によるムーンブルク襲撃から命からがら城を抜け出しローレシア城に辿り着く。物語冒頭にてムーンブルク襲撃の情報を伝え、ローレシアにその対策を求めるもいちろうからはボロ雑巾呼ばわりされ全く相手にされず、万策尽きたかに思われたが幸い王様が話を聞いてくれたので目的を果たす事ができた。
- ローレシア城衛兵
- ローレシア城王の間に控える衛兵。 傷ついたムーンブルク兵に対し容赦ない言葉を浴びせるいちろうを華麗にスルーし、王様に現状を報告した。
- サマルトリア王
- 現在、サマルトリア王国を治める王様。よしじの父。
よしじを探しに来たいちろうによしじの行き先のヒントを与える。今回のハーゴンの一件について熱弁するいちろうに若干引いていた様子。 - よしこ(よしじの妹)
- サマルトリア王国の王女でよしじの妹。よしじ同様かわいらしい顔をしていて、いちろうをして「何だかこいつだけ場違いな感じが」と言わしめた。よしじの性格をいちろうに教え、捜索のヒントを与えた。話しかけなおすと顔が変わることがある。ハーゴン討伐に出かけたよしじを危険な目に会わせまいと、もょもとらに着いて行きハーゴンを倒そうとしている。その際によしこという名前が明らかになった。同行していたもょもと達はロンダルキアへの洞窟においてただのしかばねとなって発見されたが、彼女の遺体はそこには無かった。その為、いちろうがもしかしたら彼女は生きているのではないかと言ったが、よしじは「妹はもう死んだと思うことにした」と語った。しかし、彼女は生存しており、いちろう達がハーゴンの神殿に潜入し、ハーゴンの間を守るベリアルに苦戦を強いられていた折に師匠であるルプガナの少女(ドラゴンの紫龍)と共に颯爽と現れいちろう達の窮地を救った。
5年前もょもとらと行動を共にしていた彼女はモンスターの攻撃に対して自分を盾にしようとしたもょもとに抵抗し彼らを殺害してしまった(ザラキに似た力だという)。その後洞窟から抜け出し、ある山の頂上に辿り着いたよしこは師匠となるドラゴンの紫龍と出会うのだった。彼女によって聖闘士の素質を見出されたよしこは猛特訓を受けついにセブンセンシズに目覚める。5年の歳月は彼女をクロスを身に纏い逞しくも美しい女聖闘士の姿に変えていた(階級は青銅聖闘士)。ベリアル撃破後、ハーゴンとの最終決戦にいちろう達と共に赴くことになった。必殺技はペガサス流星拳及びペガサス彗星拳。 - だん吉
- なおみの夫。宮廷に仕える兵士で、仕事をサボり地下で隠れてDSをやっていた際、うっかり毒の沼地にDSを落としてしまい、拾いに行ったところ沼地に嵌ってそのまま動けなくなってしまった。
上記の状況や「上ではどうやら戦闘があったようだが、城が襲われたのか?」という台詞からハーゴンの軍団がムーンブルク城を襲撃する前から沼に嵌っていて、襲撃中もずっと嵌っていたと考えられる。もう助かることのない自分の運命を悟り、なおみへの感謝の言葉と彼女の将来を案じながらごはんですよ!に沈んでいく姿は今作品屈指の名シーンであり、視聴者の涙を誘った。彼の最期の言葉である「君の血はワインで・・・」は未だ何を言わんとしていたか謎のままである。 - リリザの町の男
- 道の駅リリザの片隅で立ち小便をしている。立ち小便中にいちろうに話しかけられ動揺してしまった為に、いちろうから「立ちション業界の風上にも置けない」と言われてしまう。
- 勇者の泉の神主
- 勇者の泉を30年間守り続ける神主。仙人のような生活をしており、衣服から顔、髪の毛に至るまで真っ白になっている。神主曰く、30年間泉を守って歳をとった結果であり、決して手抜きなどではない。いちろうによしじの行き先についてヒントを与えた。
- 道場戦士トミナガン
- はがね装備を揃えたいちろうが変身した姿。よしじによる「チェンジいちろう、スイッチオン」というコールによって変身する。ロボットのような見た目をしており、そのネーミングとともによしじからは「ダサいですね。」と言われてしまうがタイトルに「ン」を付けると売れるというジンクスを踏まえている。登場時には凄まじい強さを発揮し、強敵マンドリルをいとも簡単に葬り去った。飛行能力も備えており、ドラゴンの角で立ち往生した一行を乗せ対岸まで運んだり、船のリース契約が切れた時はジェットスクランダーを搭載した改良型トミナガンフルバーニアンタイプとなり巨大化、よしじの操縦で世界中(の海上)を飛び回ったりとなかなかの高スペックを有している。
モットーは「強きを助け、弱きをくじく」であり、そうする事で世の中の厳しさを教えているらしく、その小者ぶりに視聴者からは大いにツッコミを受けた。本来いちろうが変身した姿ではあるが、着陸後その中からよしじやなおみだけでなくいちろうも出てきて、トミナガンはそのままの状態で立っているなどまだまだ謎が多い存在である。 - 土佐犬
- 世を忍ぶ仮の姐さん。なおみが手作りの着ぐるみの中に入った姿で、立派な化粧まわしをつけている。いちろうにラーの鏡から反射した太陽光を浴びせられる。
- ルプガナの少女(ドラゴンの紫龍)
- ルプガナの町でグレムリンに襲われているところをいちろう達に助けられた。というより自分で退治した。
襲われている間、延々と自らの若さと美貌についての長台詞を吐き続け一行を呆れさせるが、捨て置くわけにもいかないということで、助けることになった。グレムリン達の蛮行には腹を据えかねたらしく、いちろう達が戦闘をしている最中に間に割って入り、どこかの青銅聖闘士のような姿で「廬山昇龍覇」を繰り出しグレムリンを撃破して見せた。その破壊力に一行は只々呆然とするしかなく、世界はまだまだ広いと感じさせたキャラクターである。戦闘後、いちろう達に礼を言うとともに「みなさん、とてもお強いんですね」などと発言。白々しい。また、大灯台にていちろう達が彼女の噂をしていると、その背後から一行を覗いていたりとかなり神出鬼没な存在である。もうこの子がハーゴンを倒しに行けばいいのに。祖父がおり、いちろう達は彼女を助けたお礼にその祖父と船のリース契約を結ぶことができた。
また、よしこの師匠であり、もょもと一行から逃げ出してきたよしこに聖闘士の素質を見出し、特訓をつけ聖闘士に育て上げた。ベリアルと戦ういちろう達のピンチによしこと共に駆けつけ、よしこのペガサス彗星拳と共に廬山亢龍覇を繰り出しベリアルを葬った。うん、やっぱりこの子がハーゴン倒せばいいんじゃないかな。よしこ同様ハーゴンとの決戦の為パーティに加わる。 - ラダトーム王
- アレフガルド地方の中心であるラダトームの王様。ハーゴンを怖れ武器屋の二階の部屋に鍵をかけ引き篭もってしまった。部屋の中では王冠にパンツ一枚といった格好でオンラインゲーム、独り遊び(いかん危ない危ない・・・)や踊ってみた、プラモデル作成などに興じており、幅広いジャンルに精通している。また、部屋の中はフィギュアやアニメ・特撮物のポスター、パソコンや冷蔵庫、さらにはセーラー服や某有名インターネット通販会社のダンボールなども置いてあることからなかなかに自適な生活を送っていると考えられる。王様これでいいのか。
トイレの存在が確認できないが、まあペットボトルが置いてあるので・・ゲフンゲフン。部屋には謎のペットボトルが置いてあり、このペットボトルの用途についていちろうは興味津々であったがよしじからは「兄さん、もう忘れましょう」と言われていた。時間が経つとペットボトルは増える模様。 - 竜王の子孫
- かつてアレフガルド一帯を〆てブイブイ言わせていた竜王の子孫。その居城は切り立った崖の上にあり、いかにも月光が良く似合う立派な城であるが、現在は落ちぶれて、その実、舞台のセットのような書き割りの張りぼてである。某魔法少女のパパのような風貌をしている。いちろう達にハーゴンについての情報やかつての富永一朗の伝説、世界を救う五つのとみながの神器についての情報を与えた。
- ラダトーム城下町の宿屋の主人
- ラダトーム城下にある宿屋の主人で、宿代を格安にするなど経営努力をしているが、旅人達が悉くひかりあれの爺さんの所でホイミを使う為、客が一向に増えず苦々しく思っている。いちろう達に作戦会議の場所を提供した。
- 観光客
- 偶々大灯台に観光に来ていた通りすがりの観光客。全滅したいちろう達を病院に運んだ。
- 医者
- いちろう達一行が入院した病院の医者。
最悪、ヤブ医者だったとしても、最悪、なおみ姐さんも助かったし、最悪、細けえことはいいんだよ。
しかしながら、なおみが意識を取り戻さない原因については的確なことを言っておりなかなか鋭い所も見せた。 - ザハンの町の犬
- いちろう達がきんのカギの在り処を知っていることを知り、彼らの裏をかいて別の場所に埋めておくという智略を見せた。
- ペルポイの留置所の看守
- ペルポイの町にある留置所の看守をしており、よっちゃんいか及びヨーグル窃盗の重罪人ラゴスを逮捕した人物。ラゴスが留置所から脱走したことを受けて、いちろう一行にその捜索を依頼した。
- ラゴス
- 二年前、ペルポイの町にある駄菓子屋「タミコ菓子」にてよっちゃんいかとヨーグルを万引きするという重罪を犯す。しかし余罪を追及されている最中、留置所から姿を消した。ラゴスが留置されていた部屋は一見脱出不可能にも見え、そこには脱出に使われたと思われる道具についての手がかりもなく、さらにルークという記憶喪失の男の出現、一緒にいたと思っていたはずのよしじが実はいなかった・・・という事実から事件は迷宮入りかに思われたが、なおみの機転によってあっさり見つかった。
水色の髪の毛をしていて、顔には化粧、はだけたシャツからはセクシーな胸元を覗かせたイケメン?ナルシストな男。留置所の壁の裏に隠し部屋を作って狭いながらに快適な獄中生活をしている。お土産に水門のカギをいちろう達にくれた。 - ルーク
- ペルポイの町にいる記憶喪失の男。気がついたら海岸に倒れていたらしい。ペルポイ警察署の前をウロウロしていて、いちろう達の通行の邪魔になっていた。
- デルコンダル王
- デルコンダルを治める王様。法律など国政に関わる事柄を決闘によって決めさせるなど、かなりの武闘派として知られる。いちろう達をペットのキラータイガー(通称キラきゅん)と決闘させ、いちろう達が勝った褒美としてとみながのスクリーントーンを与えた。王の行き過ぎた理想主義を諌めようとしたいちろうに喧嘩を売られ、タイマン勝負となるも、最終的にトミナガンキックを食らい敗れた。試合後のいちろうの言葉で目が覚めたようで、いちろうに期待しつつ彼らを送り出した。ちなみに烈風拳や疾風拳、レイジングストームといった技を使う。
- ドン・モハメ
- テパの村にいる機織職人。苦節40年を経て水のはごろもを完成させる。「ドン☆モハメの徒然なる織り機」という個人ブログを持っていて、自作の服をネット販売している。
- 富永一朗
- いちろうの先祖で伝説の漫画家。その数々の偉業は後世に語り継がれており、全国各地にはそれを称える記念館が存在する。かつての荒れ果てたアレフガルドに漫画の力によって平和をもたらし、彼がラダトームを訪れた際にはその偉業を一目見ようと全国各地から人々が集まるなど社会現象になったと言われている。アレフガルドを平定した際に用いた5つの神器を各地に納め、封印した。
- 鈴木義司
- よしじの先祖。彼もまた有名な漫画家で、伝説の漫画家富永一朗とは良きライバルであり、親友であったとされている。
- ロト
- 物語に登場する謎の人物。各地にその名前を冠した武器防具があり、持ち物には名前が書いてありその剣には「1ねんさくらぐみ ろと」と書いてあることから所有当時は子どもであった可能性がある。ローレシア城の富永一朗記念館にロトの紋章が保管されていたり、サマルトリア城にロトの盾があったりと富永一朗や鈴木義司とは何らかの関係があった人物と思われる。いちろう達に顔が似ていたのか、各地で一行はロトの子孫と間違えられている。
part7にて伝説の勇者であることが明らかになった。 - もょもと
- 勇者ロトの正統な子孫。まんげつの塔にてつきのかけらを物色している所でいちろう達に出会う。いちろうに似ている。極悪な顔つきをしていて、自分達にそっくりな格好をしているいちろう達を敵視しており、邪魔をするなと恫喝した。Lv48から発せられるその威圧感にいちろう達は為す術もなく彼らを見送るしかなかった。また、よしじの妹のよしこをハーゴン退治の旅に連れている。海底の洞窟で再びいちろうらと邂逅し、よしじをワンパンでぶちのめすなどLv48の力を見せつけいちろう達に己の無力さを思い知らせた。再び旅に出たいちろう達に、ただのしかばね(名前入り)となった姿となって発見され、当初はモンスターによるものであると思われたが、これはよしこをモンスターへの盾にしようとした際によしこの抵抗を受け殺害されたものであることがよしこの回想によって明らかになった。
- すけさん
- 勇者ロトの子孫でもょもとのお供。よしじに似ており、もょもとをもょもとさんと呼ぶ。目つきが悪く丁寧な語り口でおっかない事を言う。ンッンー。
海底の洞窟に置いて再び現れた際にはいちろうにザラキをかけるフリをするなどのお茶目をしながら、力無き者にハーゴン討伐は出来ないと語り彼らに絶望を与えた。もょもと同様、ロンダルキアの洞窟にて白骨化したただのしかばね(名前入り)となって発見された。 - サマンサ
- 勇者ロトの子孫でもょもとのお供。なおみに似ており、もょもとをもょもとのアニキと呼ぶ。顔も口も凶悪で、どれくらいかというとなおみ姐さんの8倍くらいは悪い(筆者主観)。海底の洞窟にて再び現れた際には台詞は少なかったが終始ラリったような顔をしていた。もょもと同様ただの以下略。
ハーゴン軍団
- 大神官ハーゴン
- 世界を滅ぼそうと企むカルト宗教の教祖で社会不適合者。
「ムカついたから世界を滅ぼすと」匿名掲示板に犯罪予告をし、その書き込みはいちろうによって削除依頼を出され通報された。しかしただの釣り師でもかまってちゃんのメンヘラでもなかったようで、手始めにムーンブルクを滅ぼすなど、かなり本気で取り組んでいるようである。ロンダルキアの地で毎夜怪しい集会を開いている模様。いちろう達が一時旅をやめて5年経った後も滅ぼされてはいないようで、世界市場を荒らし回り、大恐慌に陥れている。
強力なモンスターを次々といちろう達のもとに送り込み、あまりバランスを考えていない。その様はまるで、納期に間に合わせるためにテストプレイをせずに済ませたRPGのようである。 - やまねずみ
- 夢の国の着ぐるみに憧れてオーディションを受けるが、悉く落とされた結果浦安に恨みを抱く浦安くずれ。
- マンドリル
- ムーンペタ周辺を縄張りとするならず者。「泣く子も黙るマンドリル」と呼ばれており、初登場時はよろいムカデを従えていた。サングラスをかけ、ポケットに手を突っ込んだ姿で描かれている。調子に乗ったいちろうに仲間と共に襲い掛かり、彼にハードラックとダンスさせるほどの強さを見せつけた。いちろう達一行がムーンブルク城に向かう途上再びいちろうの前に現れるが、はがね装備を揃え道場戦士トミナガンとなったいちろうには全く歯が立たず一刀のもとに葬られてしまった。なお、ドラゴンの角内部においてホイミスライムと共に出現することもあり、ホイミをかけてもらうととても嬉しそうな顔をする。
- どろにんぎょう
- 「ポゥ!」
ムーンウォークが得意。 - ゴーゴンヘッド
- カタイ!
- ドラゴンフライ
- ルウム戦役においてたった一匹で五隻の戦艦を落としたという通称「赤い彗星」
大灯台内部では五匹の集団でいちろう達を強襲し、その炎によってパーティを全滅に追いやった。その炎が燃え盛る様は、なおみのムーンブルク落城のトラウマを呼び起こさせた。絶対に許さない。 - じごくのつかい
- ローレシア城の牢屋に入れられている。寡黙であまり喋らず、怒鳴る人が怖いようだ。釈放に訪れたいちろう達に襲い掛かるがやられてしまう。おそらくよしじに4、5日間は可愛がられたことだろう。いかづちの杖を持っている。
- キラータイガー
- デルコンダル王の子飼いのモンスター。ワンワンと鳴く。こいつもまた廬山昇龍覇の使い手でありなおみを血祭りに上げた。
- パペットマン
- スクルトでムキムキになったり、バレリーナになったりと何かと忙しいが、ふしぎなおどりはかなり鬱陶しい。
- くびかりぞく
- マヌーサをかけられると視力が落ちる。ワカリマセン。
- タホドラキー
- ルカナン命。
- ドラゴン
- ロンダルキアへの洞窟内に住み着いており、多くの旅人を奈落の底に叩き落してきた。それはいちろうらも例外ではなく、なおみの睡眠薬攻撃もものともせず強力な炎を吐き続けいちろう達を退却の憂き目に会わせた。4体で出現した時は特に注意が必要である。
- キラーマシン
- あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは なおみにルカナンをかけられたと
思ったら いつのまにか硫酸をかけられていた」
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
装甲がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか睡眠薬だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… - ブリザード
- ロンダルキアの地に出没し、旅人の名前をデスノートに書こうとする。そのノートに名を書かれそうになった者はその瞬間ムンクの『叫び』のような顔になったり、ひたすら不発を神に祈ったり、死を覚悟して遺書を書き記すことになる。
- メイジバピラス
- なまじ、ふしぎなぼうしを持っている者が一族にいた為にいちろう達から恐喝の被害に遭ってしまった可哀相な魔物。仲間から果ては幼い子供までもいちろう達に徹底的に絞り上げられたが結局ふしぎなぼうしは持っていなかった模様。
- アトラス
- ハーゴン軍団の幹部の一人。一本足打法から繰り出す大リーガーばりのフルスイングは強烈の一言。なおみにルカナンと称して腰巻きを脱がされそうになる。
- バズズ
- ハーゴン軍団の幹部の一人。疲労困憊のいちろうにベッドを用意し眠りに誘ったり、デスノートを連発しなおみの死亡確認をしたり、なおみのクロロホルムも物ともしないなど手練手管いちろう達を苦しめるも起床したいちろうに倒された。
- ベリアル
- ハーゴン軍団の幹部筆頭。ハーゴンの間に続く階段を守っており、強力な2回攻撃、もえさかるかえん、衛星から撃ち出すタイプのイオナズンなど正に最強の門番と言える。その火力はいちろう達を大いに苦しめ、助けにやって来たよしこのペガサス流星拳をもライトニングプラズマで弾き返すなどその強さを見せつけた。この時、彼もまた聖闘士であることが明らかになった(階級は黄金聖闘士)。しかし、黄金聖闘士といえども聖闘士に同じ技は通用せず、よしこのペガサス彗星拳、紫龍の廬山亢龍覇を浴びて絶命した。なお、よしこらの登場から過去話などの説明パートの間攻撃を待っていてくれるという悪役の鑑ともいうべき姿勢を見せ、視聴者からはベリアルさんマジ紳士と賞賛の声が飛んだ。
その他
- ふくプロ
- ふくびき券を貰い、即座に売り払うことで金を稼ぐプロフェッショナルのこと。パチンコよりも儲かるらしい。
- 勇者の泉
- サマルトリア城東方に位置する飲むと元気になる水が湧き出している泉。その効能には未だに謎が多いが、一説には打ち身や肩こり、冷え性やリウマチ、アトピーにも効果があるようである。
- ラーの鏡
- 毒の沼地で拾った鏡。いちろうがムーンペタの町にいた土佐犬に悪戯をする為に使用した。いちろうが鏡に太陽の光を当て土佐犬を眩しがらせていたところ、見覚えのある顔を映し出し、砕け散ってしまった。
- ごはんですよ!
- ムーンブルク城一面に広がる毒の沼地。なおみやだん吉を死に至らしめた。
- メガ・バズーカ・テツノヤリ
- よしじの主力兵器にして彼が装備出来る武器の中では最強の攻撃力を誇る。
装備の際には戦闘艦と思われる謎の艦艇から射出され、よしじが砲身の左右に手を掛け、砲身から伸びたステップアームに足を乗せることで装備する。戦闘の際はテツノヤリ部分のみを使用しているようで、砲身は描写されていない。また、基本的にテツノヤリ部分は武器屋で購入可能であるが、その砲身はどこで売っているか不明である。 - とみながのGペン
- 富永一朗によるアレフガルド平定の際に用いられた五つの神器の一つ。大灯台の内部に納められている。ペン軸の肌触りは滑らかで持ちやすく、スポーティなボディラインはあなたの華麗な走りを演出する。ペン先は頑丈で絶対に壊れることがなく、インクの付きもよい。紙に引っかからず、炙らずとも最初からすぐに使っていける究極のGペン。
- とみながのインク
- 富永一朗によるアレフガルド平定の際に用いられた五つの神器の一つ。ムーンペタの町地下の牢獄に転がっている。すぐ乾く!定価は400円。
- とみながのケント紙
- 富永一朗によるアレフガルド平定の際に用いられた五つの神器の一つ。ほのおのほこらの地面に無造作に置かれている。大きさはA4版で描きやすい。定価は1500円。
- とみながのスクリーントーン
- 富永一朗によるアレフガルド平定の際に用いられた五つの神器の一つ。デルコンダル王が持っている。
はがれない!定価は300円。 - とみながのベレー帽
- 富永一朗によるアレフガルド平定の際に用いられた五つの神器の一つ。ロンダルキアへの洞窟内にあり、モスグリーン色をしている。このベレー帽の入手によってとみながの5つの神器が揃った。その際、神器は光り輝きいちろうにその場で漫画を描くように語りかけた。それぞれの神器を使って描かれた漫画はみるみるうちに完成し、周囲のモンスターをも魅了していた。しかしなおみには作品の面白さが理解できなかった模様。
- 攻略サイト
- どこの誰が作ったか知らないが、この世界に関するありとあらゆる情報が記されたウェブサイト。いちろうがとみながのGペン探しに際して利用し始め冒険に役立てている。ただしその情報を得たからといって自分の力を過信しすぎると痛い目に会うので注意が必要である。
関連動画
関連商品
関連項目
- 2
- 0pt