概要あぶねー!
第87回箱根駅伝の10区において、第8位~第11位までの走者が団子状態でゴール目前という展開となった。
第8位を走るのは出場5回目となる國學院大學の寺田夏生選手。このまま行けば同大学の過去最高順位であるだけでなく、初めてのシード権獲得となる所だった。
しかし、ゴール直前に中継車が右折したのにつられてゴールとは異なる道に入りかけるハプニングが発生。誘導係や警察官らの誘導によって正規のコースに戻ったものの30メートルのロス。残りはわずか120メートルで10位・11位争いを城西大学と競うことになってしまった。
その後寺田選手は猛烈なダッシュで城西大学の甲岡昌吾選手を追い抜きゴールする。辛くも國學院大學は10位、城西大学は11位という結果となった。その差はなんと3秒。シード権を争う差としては大会史上最も短いものとなった。
ゴールした寺田選手から発せられた安堵の言葉が「あぶねー!」である。
また寺田選手は、コースを間違えてからゴールまでの記憶がなく(頭の中が真っ白になった)、コースの下見は車で一度だけだったという。自分の順位もゴールした瞬間はわかっていなかったが、待ち受けていたチームメイトの表情を見て、シード権を得たことを初めて知った。
なお、この駅伝においては、総合タイムで新記録を出し18年ぶりに優勝した早稲田大学、3連覇を逃し準優勝となった東洋大学の差が21秒というハイレベルなものだったことや、6位の中央大学、7位の拓殖大学のゴール前の競り合い、8位日本体育大学、9位青山学院大学、10位國學院大學、11位城西大学のゴール前のシード権争い等、見所が非常に多い大会となった。
とりあえず選手には筆者から一言言いたい。
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