えせ科学とは、きちんと実証されていないにもかかわらず、いかにも科学的な根拠が存在するかのように見せかける理論である。
疑似科学や、ニセ科学ともいう。Wikipediaでは、疑似科学を参照
。
概要
テレビ・雑誌・インターネット等のメディアの一部の人間によって紹介され、広まってしまうことが多い。都市伝説的なものや民間療法にも紛れ込んでいたりするので侮れない。
また、一部は本当の科学との境界が曖昧である。えせ科学と見られていたものが、後に本当だと分かることも、極々まれにだが、ある。
えせ科学の例(とツッコミ)
- オゾンは身体にいい(殺菌効果はある。そして同時に人体にも有毒である)
- ゲルマニウムも身体にいい(ただの金属)
- 血液サラサラで健康に(固まりにくくなると危険。ただし適度な水分は摂ろう)
- マイナスイオンは癒しの効果がある(ところでマイナスイオンって何ですか?塩化物イオンとか?←陰イオンとは別物らしい)
- 固体マイナス水素イオン
←逆転サヨナラ負け優勝みたいなもん - 波動ビジネス(波動水など)
- サブリミナル効果で購買意欲が増す(有名なコーラの宣伝の実験があるが実験の透明性に問題があり科学的に証明されていない)
- 血液型で性格が分類される(血液型が脳の高次機能に影響を与えるはずもない。)→血液型の項を参照
- ゲームばっかりしてるとゲーム脳になる(人格に影響を与える可能性はありますが、それは小説やドラマだって同じです)
- 氷はクラシックを聴かせると綺麗な結晶になる
- 水にありがとうと話しかけると綺麗な結晶になる(「水からの伝言」などで言われているが、根拠が薄弱)
- トレパネーション
- 野菜にクラシックを聴かせると美味しくなる(植物には音を聞き取る器官も思考能力もない)
- 植物に語りかけたり音楽を聴かせるとよく育つ(同上)
- 避妊にはコーラ(酸性の液体も同様。というか膣内は元々強い酸性です)
- ホメオパシー
- トルマリンはイオンを出し続ける(永久機関ですか?)
- モーツァルトをn倍速で聞くと頭の回転が速くなる
- 右脳は芸術的思考、左脳は理論的思考を司る(どちらも大脳新皮質によるものといったほうが信憑性が高い)
- ヒトは皮膚呼吸の割合が高い/皮膚呼吸が出来なくなると死ぬ(ヒトは誰がどう見てもメインは肺呼吸)
- 無農薬野菜は安全(農薬から守られない植物は農薬より強力な毒物を生成することが多い)
- 卵はコレステロールが高く、控えるべき(ウサギに行った実験による考察。奴は草食動物だから異常が出るのは当たり前。高コレステロール値の人は食べすぎに注意)
- オナニーのしすぎで馬鹿になる(昼間からオナニーをし、眠気に勝てず勉強時間が減るという間接的な因果関係は存在しそうだが、脳への直接的な悪影響は全く無い)
量の問題が議論されてない故批判がされている例
- 焦げたものを食べると癌になる(毎日何トンも真っ黒焦げの料理を食べてる人は注意が必要だが…)
- IH調理器や携帯電話は人体に有害(まだ確定はされてないが、電磁波の量が議論されている)
- 小規模な焼却施設にはダイオキシン(類)がいっぱい発生してて危険(そうでもないと結論づけられている)
焦げた食べ物に発がん性物質が含まれているのは事実。強い電磁波が周波数によっては脳に悪影響なのも事実。ダイオキシン類は猛毒な種類もあるのも紛れも無い事実。しかし、問題はその量であって、存在しているかどうかについてはほとんど意味をなさない。「○○が含まれている!」と不安を煽るメディアには要注意。
余談だが、「菌」についても似たようなことが言え、ばい菌がそこに存在しているかどうかは議論の対象ではなく、 「ばい菌が繁殖できる環境かどうか」に注目すべきである。というか病院の無菌室でも無い限り、無菌環境はありえません。
また、量の問題とは違うが、「厳重に管理された劇薬」と「誰もが飲めるように置いてあるお酒」ではどちらが人体に有害だろうか。そういう所も冷静になって考えてみよう。
えせ科学の可能性がある事例
ある事柄について、効果・影響が本当にあるかどうか実験することや検証すること自体はえせ科学ではない。
- 乳製品は人体に有害(←ラクトース不耐性の人とはまた別問題の話)
- 地球温暖化問題
- ナットウキナーゼは腸で吸収されない
- おっぱいを揉むと大きくなる(好きな人にされた場合に限り、女性ホルモンが分泌されるとか・・・?)
- 酢を飲むと体が柔らかくなる(クエン酸には凝り固まった筋肉をほぐす効果はある。つまりマイナスをゼロにするようなことはできる
が、それ以上柔軟性を高めるにはストレッチをするしかない) - 携帯電話が医療機器に誤作動を起こす可能性あり(これは批判側が優勢・・?)
- マスクにインフルエンザの予防効果なし(特定のマスクにのみ効果あり。一般的なマスクの効果は疑問)
特に人体や環境問題についてはまだまだ分からないことが多いため、専門家の間でもいろんな意見が飛び交っている。ただ、どんな物でも食いすぎたり、化石燃料にしろ水にしろ無駄遣いしては良くないことくらいは素人でも直感で分かるでしょう。無駄遣いしていいのは才能だけです。
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読み:エセカガク
初版作成日: 08/08/08 09:50 ◆ 最終更新日: 12/03/27 21:47
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