ぐっすんおよよとは、アイレムが制作、同社やエクシング、バンプレストが販売したアクションパズルである。
落ち物パズルのように落下してくるブロックや爆弾を駆使して面をクリアしていくのが特徴。
初出はアーケードで1993年のリリースだが、単純明快なルールと、カオスなストーリーなどが人気が出たため続編やPS、サターン、SFC版なども販売された。
概要
ステージクリア型のアクションパズルであり、ステージ構成は最初から決まっており、落下物のブロックや爆弾を駆使して、指定された出口へぐっすん(およよ)を誘導する。プレイヤーが動かせるのは落ちゲー同様、落下ブロック、爆弾だけで、ぐっすんは一切操作できない。爆弾は爆発させると8方向一マスずつ、計9マス分のブロックを破壊できる(石は破壊できない)。
ぐっすんは指定方向へ向かってゆっくりと歩き、一段差ならば、のんびりと登っていく習性がある。それ以上の段差は登れず、向きを変える。時間が経つと水位が上昇していき、アイテムがないと溺れてしまう。また、道中にはトゲや敵キャラがおり、それらに触れてもミスとなる。ブロックに押しつぶされてもミスになる。3回ミスでゲームオーバー。また、他の落ちゲーと同様、ラインを超えてブロックが出現できなくなってもミスとなる。
このぐっすんはけっこうビビリであり、歩いている近くにブロックを落とすと「うわあ」と叫びながら一定距離大慌てで加速する(昇降も加速)。また、ブロックごとぐっすんを乗せて誘導したり、ブロックで無理やりぐっすんを押し寄せて動かすことも可能。また、爆弾で間近で爆発させるとしばらく動きが止まる煙幕効果がある。
敵キャラはブロックで押しつぶしたり、溺れさせたり、爆弾で退治することができるが、復活してしまうことが多いので、閉じ込めるのも一つの手。
なお、ブロックや爆弾の落下順はランダムであり、ツモが悪いと詰んでしまうという、若干運要素はある(ただ、ステージによっては落ちてくる落下物は決まっている)。
ステージ内には「子ぐっすん」と呼ばれるアイテムがあり、これを10個回収しゴールに導くとプレイヤーがエクステンドする。ただし、子ぐっすんもぐっすん同様、敵やトゲに当たったりすると死んでしまう。
登場キャラクター
- ぐっすん:本作の主人公。「なのだ!」が口癖の小人。およよは2Pキャラクターで、対戦モードではぐっすんとおよよの対決になる。
- えみり:ぐっすん、およよの保護者。妙齢の女性。
- じょおじ:ぐっすんの知人。ときにアドバイスしたりもするが、挙動不審な行動が多い。
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関連項目
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