けものフレンズ2地獄説(Kemono-amicae II Infernus)とは、フレンズ神学者の罪フレンズ(Sin-)氏によってまとめられた「アニメ『けものフレンズ2』がキリスト教世界観における地獄を表現している」という一説であり、令和改元時においての最有力説である。
概要
そもそも、アニメ『けものフレンズ』(以後、1期)において既に、「欠けた林檎(図書館)で人(かばんちゃん)が知恵(自身が人であるという知識)を得る」「人の子が死して復活(11話ショックと12話)」といった描写からキリスト教世界観を下敷きとしているという点は指摘されていた。しかしながら、キリスト教的世界観を前提としなくても、1期は理解ができるものであったため、あくまでネタの一つという理解が多かった。
一方で、アニメ『けものフレンズ2』では制作者が何を表現したかったのか、2.6%を除く視聴者は理解が及ばなかった。そこで、一見しただけでは分からない世界観や背景がけものフレンズ2の前提にあると仮説を立て、それに則ってけものフレンズ2の解釈を進めていく動画やコメントが多数現れた。結果として、「キュルルロシアのスパイ説」「かばんさんわかめのフレンズ説」「けものフレンズ2ちんちん亭世界説」など勢いはあるが説得力があるんだかないんだかわからない説が乱立する。
この説はその一つであり、けものフレンズ2がキリスト教的世界観、特に西欧カトリック的キリスト教世界観に則ったもので、ダンテの『神曲』を基に、人物や動物の該当する立場、けものフレンズ2で起こった出来事、そしてけものフレンズ2がアニメで何を描いていたのかを現実で起きた事象もからめて説明した動画である。
これだけならば動画自体は他の動画と変わらないはずである。だが、投稿者の博覧たる知識とそこから与えられる暴力的な説得力、そして何よりけものフレンズ2内外における様々な出来事に説明を付けたことで一挙に最有力説に躍り出た一説である。
動画内容としては、地獄説本編でけものフレンズ2が地獄を表現していたことを明かし、外典においてそれを示す様々な傍証を付け足していく。更に三部目の聖典において、1期にまで地獄説の適用範囲を広げ、一貫した説明を付けた上で、メタ的にも(これも二重の意味で)物事に説明が付けられることを述べている。秘典では、わーるどで明かされた一見すると地獄説に相反するかのような様々な設定が、むしろ地獄説に補強するに過ぎないことを述べ、そこから得られた新たな知見を説明する。なお、それぞれの動画説明文は神曲、聖書の一節に由来している。
下の関連静画で罪フレンズ氏が投稿した静画の説明文にある通り、この動画群はけものフレンズ2の多くの部分を説明したが、「あくまで数多くのフレンズ神学論の中の一つに過ぎ」ないことを述べておく。また、氏の動画のマイリスト名"La Bastia Commedia"は、英語に直すと"The Beast Commedy"という意味であり、『神曲』の原題 "La Divina Commedia"を基にしてると思われる。
関連動画
正 典 |
この門をくぐる者は一切の脚そ考を捨てよ | ||||
キュル約聖書 | |||||
汝、味をしめ蛇足せよ | 外 典 |
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サバルの福音書 | |||||
聖 典 |
敵を愛し、迫害するもののために祈れ | ||||
カヴァン黙示録 | |||||
地獄より光に至る道は長く険しい | 3 煉 獄 説 |
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セーガーによる贖宥状 | |||||
秘 典 |
人の子らを苦しめ悩ますことがあっても それが御心なのではない |
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サーカバの書 |
マイリスト
補完した説
関連説、派生説
派生動画
関連静画
関連リンク
- 「けものフレンズ2」が「地獄」をモチーフに作られたものであると徹底的に考察したネタ動画「けものフレンズ2 地獄説」 - GIGAZINE
- キュルルシファー (きゅるるしふぁー)とは【ピクシブ百科事典】
関連項目
- ヘイト
- けものフレンズ2考察班
- けものフレンズ2新説シリーズ
- キュルルシファー
- 172
- 0pt
- ページ番号: 5563328
- リビジョン番号: 3072593
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