さやかっこいいとは、「魔法少女まどか☆マギカ」の登場人物、美樹さやかの格好よさを表す言葉である。
概要
ニコニコ動画におけるさやかの扱いといえば、年相応の可愛い少女であったりMAD等のギャグ要員であったりと様々であるが、このタグは彼女の魔法少女としての面を色濃く写した作品によくつけられる。蒼く煌めく剣閃、たなびく純白のマント、作品が違えば主人公であってもおかしくない出で立ちをしている。
本編4話にて親友まどかを助けるためにH.N.Elly(kirsten)を打ち倒すその姿は、「さやかっこいい」を体現していると言えるだろう。Blu-Ray&DVDでは3巻第5話の杏子戦、4巻第7話のElsa Maria戦に大幅な修正・新規カットが加えられており、存分に「さやかっこいい」を堪能することができる。外伝作品である魔法少女おりこ☆マギカでも、生身でありながら友人の為に敵に立ち向かう勇ましい姿を見ることができる。
二次創作(主に静画)ではOktavia von Seckendorffが、彼女の使役する召喚獣やスタンドであるかのように、あるいは衣装の一部や背景として共に描かれているものが多々見られる。
魔法少女まどか☆マギカポータブルでは、高い基礎能力に加えて優秀なスキルを多く持つ、使い勝手の良いキャラクターとして活躍することが出来る(前方の敵をまとめて斬りつけるスクワルタトーレ、距離を詰めつつ攻撃可能なスティンガー、破壊力抜群のスパークエッジ、倍速効果を得るアレグロ等々)。
figmaが発売されたことで新たなさやかっこよさを追求することが可能となった。例に漏れずモビルスーツとの融合も果たし、その中でも自身と同じ色である白と青を基調とした機体との相性が特に優れている。
叛逆の物語でのさやかっこよさ(ネタバレ反転)
叛逆の物語におけるさやかは、これまでの状況に翻弄されつつ破滅へと突き進んでいく悲劇のヒロイン像とはうってかわって、全ての状況を理解した上で皆を導くという非常に重要なキャラクターとして描かれた。これは本編最終話におけるまどかとの会話シーンにおいて、かつて自身を絶望と破滅に導いた祈りを肯定したことで精神的に成長した姿と見て取れる。劇中での例としては、かつてほむらを追い払うために投げた消火器を彼女の救出に使ったり、過去の自分と同じように状況に翻弄される彼女を諌める姿から見て取れ、今までとはひと味ちがうハッタリではないクールなかっこ良さが目立つ。
また、円環の理の神であるまどかの鞄持ち(天使)として、今回新たに自身の分身である人魚の魔女をペルソナとして召喚・使役するという能力を身につけている(あくまで主体は人魚の魔女なので、魔法少女体のほうが仮の姿ともとれるが)。今までの2次創作でもこのような魔女のスタンド化扱いは多く見られたが、他の魔女の使い魔を使役しながら此岸の魔女とスーパー魔女対戦を繰り広げたり、9話でのあの悲劇を乗り越えるかのような杏子の巨大槍を使った合体攻撃を行ったりと想像を超える活躍が見られた。これまで悲劇か茶化したネタとして扱われることが多かった「魔女としての」さやかだが、この活躍にて彼女の「魔女としての」かっこ良さも示されたといえる。更にこのまどかの使徒としての役割は、さやかの魔法少女としてのモチーフである騎士(円環の騎士)とも重なり、本編でも見られた守護者としての勇ましいかっこよさも同時に体現している。
そして、物語の終盤にはほむらによる反逆が起き、再び現世に魔法少女として舞い戻ることとなった。この際他の魔法少女とは異なり、円環の理の一部としての記憶を残し、まどかの祈りを否定したほむらを糾弾した。このときのさやかはまさに悪魔に単身立ち向かう勇者の立場であり、親友のために熱くなる主人公的なかっこよさがあると言えよう。会話シーンの締めくくりにはこの対立軸がこれからも続くことが仄めかされており、次回作においてさやかが実質的な主人公の立ち位置に立つ可能性が非常に高く、さらなるさやかっこいいが期待できる内容となっている。
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関連項目
- 魔法少女まどか☆マギカ
- 劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
- 美樹さやか
- Oktavia von Seckendorff
- スクワルタトーレ
- さやかわいい
- まどかっこいい
- まどかタイタス
- MS少女
- MS(マギカスーツ)
- 魔法少女まどか☆マギカの関連項目一覧
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