だがダメージは受けてもらう!とは、カードゲームではよくあることの1つである。
残念だったな、この概要はバトルでは破壊されない!
「遊☆戯☆王」シリーズなどにおける、デュエル(カードゲーム)中によく飛び出す台詞。もしくはそういった展開。
この場合、カードゲームで召喚した互いのモンスター同士が戦闘を行う際、バトルを仕掛けられた相手が戦闘破壊に耐性がある事を誇らしげに自慢したり、魔法・罠・効果等で戦闘破壊を免れた後、或いは貫通効果(攻撃力が、守備表示の相手モンスターの守備力を上回った状態で戦闘を行う際に超過した数値分の戦闘ダメージを与える)を持ったモンスターで守備モンスターを攻撃する時に、このコンボが発動する。
パワーに優れる貫通効果持ちのカードや、破壊耐性を持つカードなどが登場するたびに見られるため敵味方を問わずに用いられている展開であり、作品中でも様々なキャラクターがこの台詞を発している。
事例1
事例2
事例3
- 「俺はこのモンスターを守備表示に変更する!これでお前のモンスターの攻撃は無意味だ!!」
- 「それはどうかな!このモンスターは守備モンスターを攻撃した時、攻撃力が上回っていれば貫通ダメージを与える!よってXXXポイントの貫通ダメージを受けるがいい!」
- 「貫通効果だと!?ぐはあぁッ!」
大まかにまとめるとこのようなケースが多い。
ソリッドビジョン(ARビジョン)の演出の都合か、作品中のデュエリスト達は(知り合い同士でデュエルを行うならともかく)大半は初めて見る未知のカードを相手にする事が多い状態でデュエルを進行する傾向にあるため、後述するような事例も含めこういった事態が発生することがままにある。何せ大半は使用者本人しか持ってないようなカードまであるし。
アニメ版に至っては相手のフィールドや墓地のカードを確認してはならないルールがあるのかとまで言われるほど相手の所持カードのテキストを確認しない結果後手に回っている展開も少なくないが、こちらに関してはデュエル時に互いのデュエリストの距離間が結構離れている事を考えると、(余程視力が良くなければ)しょうがない部分もあるだろうか。
とはいっても、シリーズの視聴者達にとってはもはや見慣れた光景であり、キャラクターの台詞や場に存在するカード及びモンスターの種類などからこれらの展開が解ってしまう場合すらある。しかしだからといって、これらの要素を排除してしまうと今度は全体的に物足りない、もとい盛り上がりに欠ける展開となってしまうであろう事は想像に難くない為、よくも悪くも「遊戯王」という作品を彩る要素の1つとして定着している。
近年では「ダメージ」の部分を改変して「だが切れ味は受けてもらう!」といった風に用いられた事もある。
(知らない人が聞くと物騒な台詞に思えるが、この台詞はリアルに刀剣を振り回しているわけではない。)
他、デュエル時によく見かける台詞や展開など
- 「攻撃力0のモンスターだと!?」 →何か警戒が必要な効果等を持っていることが多い
- 「攻撃力XXのモンスターで攻撃だと?何を考えている!?」 →何らかの大変な事態に
- 敵「そんな低級ザコモンスターで何が出来る!」 →そのモンスターに一泡吹かされる or トドメを刺される
- 敵「俺は既にこのカード(効果)を発動していたのさ!」 →「何!?いつの前にあのカードを!?」
(相手の所持カードは発動するまで効果の詳細を教えてもらえない?) - 魔法や罠カードで相手の攻撃を凌ぐ →「こいつのもう1つのさらなる能力!それは~」
- 特定の魔法・罠を使用したりモンスターを召喚するだけで「出た!」と称されるほどの知名度・期待度
- トドメの一撃 →「やったか?」 →煙が晴れると悠然と立っている相手&フィールドに残っているモンスター →「ライフが減っていない!?(倒していない!?)」
- 「この攻撃が通れば俺の勝ちだ!」 →大抵通らない
- 「この攻撃が通ったら俺の負けだ!」 →大抵通らない
- (このカードには○○をXXする効果がある!さあ来い!) →大抵破られる
- 「これで貴様のライフは風前の灯(たったのXXゥ)!」「お前の負けはもはや確定したようなもの!諦めろ!」
→その残りライフがなかなか削り切れない - そして何が起こっても動じず受け入れるデュエル大会の観客
より詳細なカードゲームのお約束事に関しては『カードゲームではよくあること』も参照。
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