ときどとは、格闘ゲームプレイヤーであり、アイス・エイジであり、マーダーフェイスであり、風雲!ときど城の城主であり、日本で3人目の格闘ブゥロゲーマーである。
概要
東大生ゲーマーとして知られ(2011年3月をもって東京大学大学院を卒業した模様)、TV・雑誌に出演したり、プロ活動の一環として大会の開催や動画配信も行っている。
過去、KSKが経営していたGamer's VISIONの店員として、マゴやこくじんと共に勤務していた。
元KOFプレイヤーで、名前の由来は八神庵の「と」んで(前ジャンプ)「キ」ック(J大K)からの「ど」うしたぁ!(闇払いのボイス)から。ストリートファイターシリーズはもちろんのこと、GGXX、鉄拳6、ブレイブルー、カプエス2など、2Dや3Dに関わらず、格闘ゲームであれば広範囲にプレイするマルチプレイヤーでもある。
近年はスーパーストリートファイターIV(家庭用、AE)、マブカプ3などを中心に活動中。スパIVAEでは豪鬼を使用し、BPランキングで常にトップ10圏内を維持している。そのスパIVにおいては、豪鬼を使用してめくり空中竜巻を駆使した裏表2択の起き攻めをループさせる「ときど式」と呼ばれるセットプレイを開発した。(したらばを参照した模様)
一時期家庭用スパIVのPP(プレイヤーポイント)が7,000を突破し、さらにそこから暫くの間7,000台を維持し続けるなど、オンライン対戦において非常に高い戦績を維持している。
2010年10月12日には家庭版・豪鬼におけるBP(バトルポイント)が30,000を突破、アジア圏プレイヤーとしては初めてグランドマスターを獲得。しかし、グラマス獲得後の家庭用スパⅣランクマッチにおいて、試合結果は勝ちにもかかわらず、なぜかマスターに降格してしまった。
同年11月には、アメリカ・サンディエゴのアパレルメーカー「The Traveling Circus」と1年間のスポンサード契約を締結。これにより、ときどはついにプロゲーマーの道を歩むことになった。
さらに2011年6月には、アメリカの周辺機器メーカー「MadCatz」とスポンサード契約を締結。ウメハラ、マゴと同じ「チームMadCatz」の一員として活動することになった。
現在海外では「MCZ TOKIDO」「TTC TOKIDO」名義で活動を行っている。
2011年に入ってからは、ときど自身のコミュニティ「Tokido's Sometimes Streaming
」を開設し、自身単独、及び盟友であるマゴとの配信を果敢に実施している。
またエンターブレインの雑誌「アルカディア」でのインタビューや、自身の配信などで明確に「プロ志向」を宣言、「あくまで日本をベースに」と前置きした上で、可能な限りプロゲーマーとして活動していくことを明らかにした。その前向きな姿勢や大会結果から、2011年に入ってからはすでに海外の大型ゲーム大会から立て続けに招待を受けており(Beat By Contest、Final Round XIV、CEO2011、Stunfest XI、Shadowloo Showdown2011 等)、BBCで個人戦優勝、FRXIVで三冠、Stunfest XIでは前人未到の4冠を達成。特にTOPANGAでは動画配信を定期的に行い、配信戦国時代を宣言するなどさらに活躍の場を広げている。
人となり
勝つための徹底的なプレイスタイルを持ち、その様から「寒い」と言われることもしばしば。また最強キャラを躊躇無く選ぶことから……、まあ、つまりはそういうことだと思っていいだろう。
そのあんまりにもな寒いプレイスタイルから、ついた2つ名が「アイス・エイジ」である。2010年5月15日に行われたニコニコ生放送では、著名なルーファス使いである金デヴ相手に負けた後、対ルーファスでは有利なキャミィを「キャミィ使います」宣言をした上で使用し勝利するというアイス・エイジっぷりを見せ付けた。1勝目を上げた際に「これがアイス・エイジの真髄ですから」と豪語して爆笑を誘ったところを見ると、本人はまんざらでもない模様。
端正なルックス(端正すぎて「えなりwwwww」なんてコメントが飛ぶこともあるが)とトークスキルの高さ、そして社交的な佇まいから、テレビなどの映像メディアへの出演も多い。
例えば、2008年~2009年にMONDO21で放送された「ゲーマーズ甲子園」に出演。このときにはすでに特に空気を読むことをせず勝つ「アイス・エイジ」スタイルと、空気を読みながらムードメイキングを実践する、今で言うところの「殿スタイル」の双方を発揮していた。
また2010年には、日本テレビのバラエティ番組「中井正広のブラックバラエティ」にストIIの達人として出演し、一流のプレイを披露した。またぷよぷよの達人として共演したくまちょむ氏とストIIで対戦し破れる、という芸当も見せている。
常人を逸するほどの徹底したやりこみと、卓越した格ゲースキルをフルに生かした独自のセットプレイ開発を得意とするのが大きな特徴。しばしば彼が開発したセットプレイは「ときど式」「ときどハメ」などと呼ばれる、ないし自らそう呼称する。また戦術理論の高さも特筆すべきであり、「顔TV」では二代目メンストリュウ、かみちゃんや総師範KSKへ的確な指導を行う様子を見ることができる。
彼の圧倒的な強さ、アイスエイジスタイル、そして特筆すべき豊富なエピソードの数々から、ウメスレでは高いPPを維持する様が「ときど城建立」と表現され、ときど自身も「殿」と呼ばれ、さらに「顔TV」でときど単独のランクマ配信が行われる際には「風雲!ときど城」なんてタイトルがつけられてしまう始末である。
お分かりいただけたであろうか?
そう。ときどの一番の魅力は、ここ一番でのネタ提供力の高さにある。寒いプレイスタイルばかりに目を奪われてはいけない。東京大学大学院在学という秀才肌や、徹底した練習量の多さに見られる実直、真面目な姿勢とは裏腹に、自らのキャラクターを理解していなければ到底放てない名言・迷言の数々や、人間くさくて愛嬌のあるトーク、そして周囲やチャット勢・コメント勢から散々ネタにされるほどの豊富なエピソードの数々。これらが合わさってこそ、「殿」としてのときどの魅力・キャラクターは完成するのだ。ぜひ、今後の彼の一挙手一投足に注目していただきたい。
主な大会戦績
- 闘劇03 カプエス2 優勝(Aさくら/ベガ/ブランカ)
- 闘劇04 カプエス2 ベスト4(Nバルログ/サガット/ブランカ) Final(井上/ヌキ/ときど)
- 闘劇05 Capcom Fighting Jam 優勝(ジェダ/ユリアン) 覇者(マゴ/ときど)
- 闘劇06 サムライスピリッツ天下一剣客伝 ベスト4(真鏡名ミナ) 黒船(ときど/Reoth)
- 闘劇09 ストリートファイターIII 3rd 準優勝(春麗/ヤン/ユン) ケンジにかけろ!(ときど/KO/おちび)
- 闘劇10 ストリートファイターIV ベスト4(豪鬼/サガット/春麗) HEROES(ときど/マゴ/ネモ)
- 闘劇10 ストリートファイターIII 3rd ベスト4(ヤン/ユン/春麗) KOファミリー(ケンゾー/おちび/ときど)
- evo2002 カプエス2 優勝
- evo2005 スーパーストリートファイターIIX 3位
- evo2006 ハイパーストリートファイターII 3位
- evo2007 スーパーストリートファイターIIX 優勝
- evo2007 ストリートファイターIII 3rd 準優勝
- evo2011 ブレイブルーコンティニュアムシフト2 3位
- evo2011 スーパーストリートファイターIIX 3位
- ストリートファイターⅢ 3rd 第一回クーペレーションカップ 優勝(ユリアン) じゅうぜろ(ヌキ/JOE/ときど/シャオ/マッチ)
- ストリートファイターⅢ 3rd 第六回クーペレーションカップ 準優勝(春麗)
- ストリートファイターⅢ 3rd 第二回統一王座決定戦 二代目統一王(春麗)
- ストリートファイターⅢ 3rd 刃万博 優勝(春麗) 総師範半ズボン祭り(KSK/キーパー/ときど)
- Gamer's VISION ストリートファイターⅢ 3rd 第五期ランキングバトル 総合優勝
- Gamer's VISION ストリートファイターⅢ 3rd 第六期ランキングバトル 総合優勝
- Gamer's VISION ストリートファイターⅢ 3rd 第七期ランキングバトル 総合優勝
- Gamer's VISION ストリートファイターⅢ 3rd 第八期ランキングバトル 総合優勝
- 第2回タイトー12店舗合同大会 ブレイブルー 優勝(アラクネ)
- GODSGARDEN #2 ストリートファイターⅣ 優勝
- stunfest(フランス大会)スーパストリートファイターIV 2on 準優勝 シングル3位
- 綾野杯5on5(関東) ストリートファイターIV 準優勝 バリアントナイフ(マゴ/ときど/ボンちゃん/ももち/金デヴ)
- 名古屋ストリートバトル #11 ストリートファイターIV 優勝「OH MY GODS」(ときど/マゴ/ファビ夫)
- 名古屋ストリートバトル #15 スーパーストリートファイターIV 準優勝「GODSGARDEN」(マゴ/ときど/ウメハラ)
- 名古屋ストリートバトル #30 スパIVAE 優勝「Team MadCatz」(ウメハラ/マゴ/ときど)
- Socal Regionals 2010 スーパーストリートファイターIV 3位(豪鬼/フェイロン/勝ちPA)
- Socal Regionals 2010 ストリートファイターIII 3rd 優勝(春麗)
- Socal Regionals 2010 ブレイブルーコンティニュアムシフト 優勝(バング)
- Shadowloo ShowDown 2010 (オーストラリア) スパIV 個人戦 準優勝(豪鬼)
- Beat By Contest (スイス・2011年) スパIV 団体戦 準優勝(マゴ/ときど)
- Beat By Contest (スイス・2011年) スパIV 個人戦 優勝(豪鬼)
- Final Round XIV (アメリカ) スパIV 個人戦 準優勝 …EVO2011シーズンポイント「32ポイント」獲得
- Final Round XIV (アメリカ) スパIV 団体戦 優勝
- Final Round XIV (アメリカ) マブカプ3 団体戦 優勝
- Final Round XIV (アメリカ) スパIIX(スパII Turbo) 優勝
- Final Round XIV (アメリカ) スパII HD Remix 3位
- Final Round XIV (アメリカ) ブレイブルーコンティニュアムシフト 4位
- Stunfest XI (フランス・2011春) ブレイブルーコンティニュアムシフト 個人戦 優勝(ライチ)
- Stunfest XI (フランス・2011春) マーブルVS.カプコン3 個人戦 優勝(フェニックス/センチネル/ウルヴァリン)
- Stunfest XI (フランス・2011春) スパIV 団体戦 優勝 Elive 1(ときど/Alioune/RF)(豪鬼/キャミィ/サガット)
- Stunfest XI (フランス・2011春) スパIV 個人戦 優勝(豪鬼)
- CEO 2011 (アメリカ) スパIVAE 個人戦 優勝(豪鬼) …EVO2011シーズンポイント「64ポイント」獲得
- CEO 2011 (アメリカ) マブカプ3 個人戦 優勝
- CEO 2011 (アメリカ) ブレイブルーコンティニュアムシフト2 個人戦 優勝
- CEO 2011 (アメリカ) 鉄拳6 個人戦 3位
- Shadowloo Showdown 2011 (オーストラリア) マブカプ3 個人戦 優勝(ウルヴァリン/センティネル/フェニックス)
- Shadowloo Showdown 2011 (オーストラリア) BBCS2 個人戦 優勝
- Shadowloo Showdown 2011 (オーストラリア) 鉄拳6 個人戦 優勝
- Shadowloo Showdown 2011 (オーストラリア) スパIVAE 団体戦 優勝 Three kings(マゴ/ときど/GamerBee)
- Shadowloo Showdown 2011 (オーストラリア) スパIVAE 個人戦 4位(豪鬼)
- Canada Cup 2011 (カナダ) スパ2XHDR 個人戦 3位
- Canada Cup 2011 (カナダ) BBC2 個人戦 優勝
- Canada Cup 2011 (カナダ) 鉄拳6 個人戦 優勝
- Canada Cup 2011 (カナダ) ストリートファイターIII 3rd 個人戦 準優勝
- Canada Cup 2011 (カナダ) マブカプ3 個人戦 3位
- Canada Cup 2011 (カナダ) スパⅣAE 個人戦 4位
- Canada Cup 2011 (カナダ) スパⅣAE 国別対抗戦 3位
※Final Rouind XIVにおける登録名は「Happy Set」。詳細な結果はこちら
。
近況(2009年~2010年7月まで)
2009年の闘劇09ではストリートファイターIV、ストリートファイターⅢ、ブレイブルーの三種目で出場するも、大会前に多くの負けフラグを立ててしまい、1勝も出来ないという無惨な結果に終わってしまった(ちなみに3rdは準優勝)。
しかし、翌年の2010年に開催された「GODSGARDEN」#2では、ウメハラ不在(World Game Cup招待出場のため欠席)の中、名立たる強豪プレイヤーを退けて優勝を飾った。
7月のEvolution 2010では実況から「トキドサーン」「Tokido the Iceman」等と弄られる。(アイスマンは自己申告)
初戦は被せ本田でありながら敗戦し、実況、場内から失笑される。しかし本命の豪鬼に変えた途端、キレのある動き、完璧なセットプレイでパーフェクト試合を量産し、実況に「彼に失言をしてしまった」と言わしめ、歓声と拍手が送られるほどであった。
笑みも無く椅子に座り、画面を睨み付けるその姿から「Murder face」と恐れられた。(ustreamのチャットで外国勢から「tokido with the murder face」とコメントされたのが由来)
が、いつも通り対空が機能せず、結果は13位に終わった。
エピソード(2010年7月~)
『つまらない』発言
ウメゲーム敗退後は主にマゴと共に実況に回っていたが…。
「sako VS 誠」戦の実況終了後、苛々した様子でヘッドセットを投げ、頭を掻きながら「試合がつまんなかったな」と呟いた姿が配信された。(KSKの「配信終わります」の発言の後、実際は17秒間配信されていた最中の出来事)
上記戦中はGODSGARDEN勢敗退が決まっていたせいか、非常にテンションが低く実況も途切れ途切れで、終始不機嫌な様子を見せていた。
一試合前にマゴの「餅が勝ったからといってウメハラより強いとは思わない」発言もあり、「GODS勢は身内に甘い」「本来の趣旨を見失っている」「発言までアイスエイジかよ」等と批判される結果となった。
その後、7月19日深夜に配信された「顔TV」においてときど自身が今回の発言について説明し、謝罪した。
ときどは、試合内容そのものがつまらなかった、という意味ではなく、試合の流れがsakoの7連勝という展開となったことに対して出た言葉であり、『もう一波乱ほしかった』という意味だったと説明、「不快にされた(思われた)方もいると思うので…、本当に申し訳ないです」と語った。また、総師範KSKが「自分の配信ミス。自分が悪い」と釈明したほか、マゴも当時の状況について説明をしている。詳しくは以下の動画を参照のこと。
風雲!ときど城にウメハラ参戦 → 101戦連続ガチ野試合「ジハード」へ
2010年9月16日。突発的にユーザー生放送「裏・顔TV! 風雲ときど城」の配信が開始された。「目標、PP7,000!」を掲げ、ときどはランクマッチにてプレイヤーの対戦を受けていたのだが……。
深夜1時20分を超えたあたりだろうか。
対戦相手の乱入を待っていたところ、画面に見慣れたあの名前が飛び込んできたのだ。
そう。ウメハラが突如としてランクマッチに参加してきたのである。ウメハラと言えば、最近はふり〜だの生放送配信に突如乱入し、それまで稼いだBPを根こそぎ持っていくほどの「連コ(連コイン→連続して乱入を続けること)」ぶりで知られ、一度ランキングマッチに参加すれば、相手が止めるまで連コし続ける…と言われるほど。長期戦は必至である。突然の「カリスマ登場」に色めき立つコメント勢を尻目に、ときどはウメハラの挑戦を受けてたった。
気が付いてみれば、対戦が終了したのは午前7時8分ごろ。実に101戦、5時間50分近くに渡ってときどとウメハラは拳を交わしたのであった。対戦成績はときどの37勝63敗1引き分け(ダブルKO)だった。
ときどは対戦途中の枠予約配信からマイクをつけての実況配信に移行。「まじ許さん!」「4:6までいければOK」「理論的には俺有利! でも人差がなあ…」などの迷言を挟みつつ、実況しながら果敢にウメハラに対峙して行くときどの真摯な姿が印象的であった。対戦終了後は余った配信時間を使ってきっちりとトレモで対策練習を続けるときど。もう朝の7時なのに。さすがは「殿」である。
実際の対戦の模様は、ぜひ以下の生放送タイムシフト配信、及び動画を見ていただきたい。
殿、闘劇10で選手宣誓まで使ってネタ仕込みするも、ベスト4に散るの巻
2010年に開催された「闘劇10」において、ときどは「ストリートファイターIV」「ストリートファイターIII 3rd strike」の2種目で青切符を獲得し、9月のFINALに出場した。
19日の2日目。オープニングにて選手宣誓という大役を任されたときどは、持ち前のキャラクターと殿としての存在感を壇上で遺憾なく発揮し、会場の笑いを誘った。
その様があまりにもアイス・エイジで格ゲー五神だったので、ここにその全文を掲載する!
コーリー
「それではここで、選手宣誓をお願いいたします。
チーム「HEROES」でストリートファイターIVに出場する、アミューズメントパークNASA代表、
ときど選手に選手宣誓をしていただきます(ここで会場どよめく)。
それではときど選手、お願いします!」
--ときど、両手を上げて観客に応えながら壇上に登場
?
「おいときどぉぉぉぉぉ!」(会場笑) ※参照
ときど
「え~、本日はお日柄もよく……(会場笑) すいません、真面目に行きます。
え~、宣誓!
我々選手一同は、この舞台を企画、運営なさって頂いたスタッフの方々のために、
そして、このようなすばらしいゲームを作っていただいたメーカーの皆様のために、
そして、我々のプレイを見ていただく、観客の皆様のために、
基本的には正々堂々と! (会場笑)
そして、時には氷河期を思わせる寒い立ち回りで! (会場笑)
闘い抜くことを、ここに誓います!
格ゲー五神、ときど! (会場爆笑)」
コーリー
「ときど選手、ありがとうございました~」
※ 観客席からのヤジ。ちなみにこの煽りは、Gamer's VISION ストIII 3rd ランキングバトルのこくじん×ときど戦にてこくじんが放った煽り「おいときどぉ、おいときどぉぉぉぉ!」を意識したものと思われる(参考→sm1650731
14分12秒あたり)。
予選を順調に突破して迎えたストリートファイターIVの決勝トーナメント。壇上に上ったときどは試合前のインタビューでこう豪語した。
HEROESのときどです。
ま、皆ね、僕の活躍するところを見たいと思ってると(会場笑)、もうわかってますんで、
今回、魅せます!(キリッ (会場笑)
そして準決勝第1試合(RF(サガット)×ときど(豪鬼))が始まったとき、会場は大爆笑に包まれることとなる。
そう言えばたしか、先日の顔TVで「ときどがカードをなくしたらしい」とマゴが明かしていたはず。代わりにときどが用意したのは…
のカードであった!
さすがは殿! あの選手宣誓はあくまでこのリングネームの「前フリ」だったのだ!
選手宣誓ですらも前フリに使うとは……。ときどは闘劇に向けて、いろんな意味で万全な体制を整え、仕上げていたのである。
肝心の試合でも活躍をみせ、RFに対して挑発ウルコンを決めるなどして勝利するなどときどらしさを発揮したが、次の試合で惜しくも敗れてしまい、最終結果はベスト4、ストIII 3rdもベスト4に終わった。
SoCal Regionalsにおけるときど伝説
これらは、2010年11月5日から7日(現地時間)にかけてロサンゼルスで開催された格ゲー大会「Southern Califonia REGIONALS」での出来事である。
この大会は、格ゲー界に古くから名を馳せながらも公の場に出ることの少なかった関西の五神sakoが、同じ五神のウメハラ・ときどとの邂逅を海外で果たすということで注目を集めていた。
ときどはこの大会でスパ4、3rd、スト2HD、ブレイブルーCS、鉄拳6の5種目に出場。こんなにたくさん出場してるプレイヤーが他にいるのかは謎。
出発前、ときどは直前に行われたGODSGARDEN Online#2で予選落ちを喫したことから、「東西の神とそのオマケ」「芸人枠」など散々な言われようだった...
SUPER STREET FIGHTER IV予選
まずは予選での出来事。Murder Faceと書かれたパネルを持ってきたファンに勝利した後、そのパネルを自ら掲げてカメラアピール。配信カメラには即座にそっぽを向かれてしまう。
その後他の注目選手が着々と駒を進める中、ときどは数試合目で16歳のヴァイパー使い・Jayce the Aceにあっさりと敗北。
二敗すれば予選落ち確定なので、もう後がなくなったという状況でなぜか公式配信から突如として姿を消す。
最初は「ときどさんの出番まだかなー?」と言っていた視聴者も、あまりの出番のなさに「まさか配信されてない間に負けた・・・?」という噂が流れ、早くもネタ化。しかし予選のルーザーズ決勝にちゃっかりと姿を現す。
ルーザーズ決勝の相手は先ほど負けた16歳ヴァイパー。初戦、ヴァイパーを苦とする豪鬼をやめて、最近使っていると顔TVで言っていた著しく完成度の低いフェイロンを被せるも、惨敗。配信のコメント欄からは視聴者からの悲鳴が散見された。
しかし二戦目以降は豪鬼に戻すと、ときど式を一生決めて4R連取し、勝利。EVO被せ本田事件を自ら再現した形となった。
最初にヘタレっぷりを全開にして油断させた後圧勝する知能的な戦法は「東大式」と揶揄された。
ちなみに予選直後にねこはし配信にskypeから生声出演。鉄拳以外の4種目で決勝進出したことが告げられる。
BB本戦・3rd本戦・HD本戦
BBCSの本戦で、強キャラのバングを使用する。最初にカルル使いにボコられ視聴者を不安にさせたが、その後同キャラ対決を制し、再びカルル使いと対戦。カルル使いの華麗な挟み撃ちに徐々に対応していき、ときどらしい起き攻めを決めまくってまさかの優勝。
続いて3rdの本戦では、やはり強キャラの春麗を使用。強プレイヤーが強キャラを使うのは当たり前のことだが、周囲がヤンや豪鬼といったそれほど強くないキャラを使っていたため少し浮く。
一敗を喫するも、ウィナーズだったことが発覚し、危なげなく優勝。二冠を達成。
スト2HD本戦ではお馴染みのジャスティン・ウォンとベスト4にて対戦。またもや強キャラのバルログで画面上を飛び回り、アイスエイジっぷりを披露。しかも負ける。EVOでマーダーフェイスを開発したボクサーウメハラとの再戦は実現しなかった。
OCV事件
3rdとHDの合間に、アジアVSアメリカの4on4が行われた。アジアチームはウメハラ・sako・ときどに台湾の英雄ゲーマービーを加えた4人というドリームチーム。
一方のアメリカは、世界最強のザンギ使いとの呼び声もあるヴァンギエフ、優勝者のフィリピーノチャンプ、ジャスティン、そしてZERO3のウメハラとの死闘で有名なアレックスという、これまた負けず劣らずのスターチームであった。
そんな強豪ひしめくアメリカチームを相手にしながら、先鋒ときどと次鋒ゲーマービーの二人であっさりと退治。日本のみならず、全世界のファンが期待したsakoやウメとアメリカ勢の対戦が実現しなかったので、空気を読んだジャスティンが再戦を要求。
しかしまたしても先鋒のときど神が全力でドリームマッチを阻止しにかかり、今度は4タテ達成。sakoウメ全く出番なしで全員ドン引きの中、どや顔で写真撮影。2chでは、日本が勝ったのに非難囂々という異例の事態に。ときどはアイスエイジの真髄を披露するとともに、OCV(One Character Victory)の異名をも手にすることとなる。
何はともあれ、ときど式がリアルに世界最強のセットプレイであることを痛烈に印象付けた一幕であった。
天
そして迎えたスパ4決勝。ときどは全米No.1のいぶきと対戦。対戦中、おもむろに上着を脱いで肩にかける。この寒いのか暑いのかわからない行動に誰もが疑問符を浮かべた。
対戦はコンボミスや確反ミスが目立つも、終始ときどが圧倒し、実力差を見せつける。そしてトドメにセビ2からの真・瞬極殺を決めるやいなや立ち上がり、なんと上着を脱ぎ捨て、プロジェクタースクリーンの前で仁王立ち。背中を見せる豪鬼のポージングと重なるように自身の影をスクリーンに映し、ときどの背中には赤く染まった「天」の文字が。
これによって、上着の肩がけも、中にGODSTシャツを着ていたのも、全てが伏線であることが判明。
この知性と派手さを兼ね備えた圧倒的パフォーマンスに会場は大いに湧きあがり、実況は興奮しながら
"Why are you so godlike?" (訳: ときど神懸かりすぎワロタwwww)
その後、EVO準優勝のリッキーを下すと、この日何度目かのジャスティンとの対戦。
今大会のジャスティンはsakoを相手に徹底したキャミィ対策を見せるなど完璧な仕上がりで、苦手なヴァンギエフを破った試合では解説者が涙を浮かべるほどであった。
しかしそこは我らがときど神。
そんなジャスティンを相手にときど式を決めまくって、何度も何度もピヨらせる。そして余裕のPA(アピール・挑発コマンド)。最終的に3PAを決め、文句のつけようのない完全勝利。
続くセミファイナルではウメハラと対戦し、互角の対戦を繰り広げるも、マッチポイントから基本的なコンボミスで勝ちを落とし、敗退。
最後までときどらしい負け方だったが、終わってみれば二冠に加えスパⅣ三位と大健闘。今大会は見所が多く極めて評価の高い大会であり、ときどは間違いなく立役者の一人として歴史に名を刻むことになった。
ときどは帰国後の11月12日夜、総師範KSKが配信する「顔TV!」にレギュラーとして登場し、今大会について以下のように語った。
- 今回の遠征は大会側からの招待ではなく「自腹」だった
- sakoの奥様がツイッターに投稿した「DAIGO THE BEASTと書かれたサインボード(スケッチブック)を掲げて応援するときどの写真」のサインボードは、ときどが出発前に横浜駅で購入したもの(仕込み)で、ロスアンジェルス到着時にウメハラと落ち合う際にも使用し、その際ウメハラに「そういうのはいいから」と突っ込まれた
- CAL連合×ドリームチーム戦でときどがOCVを達成した際、sakoはときどに「頼もしいわあ~w」と語った
配信において、ときどのSoCal話は2時間に渡り続いた。ここでもときどの「殿」っぷりは健在だったのである。
詳細は以下の動画を参照のこと。
なお、大会後のpixivに以下のようなイラストが投稿されている
(要ログイン)。ときど、ウメハラ、sakoはもちろん、その時の実況・解説者や総師範KSKまで登場しているので、気になる方はこの画像
(shoryuken.com)をチェックして欲しい。
この大会での活躍が功を奏したのかどうかはさておき、ときどは12月に行われた「Shadowloo ShowDown」(オーストラリア)に3人目のゲストとして招待(しかも「Tokido The Murder Face」として!)されただけでなく、上記のようにスポンサー契約までも勝ち取ってしまった。
The Traveling Circusから発売されたときどTシャツには、しっかり背面に「ズレた『天』の文字、通称ズレ天」がプリントされているという……。
2011~
スイス大会Beat By Contest参戦!
NSBとも連携し、大会前からその動向が注目されていたスイスの格ゲーイベント・Beat By Contestに満を持して参戦。ときど以外にも有力選手としてsako、マゴ、Aliouneが参戦しており、プロとしてどこまで結果を残せるのかが注目された。
しかし蓋を開けてみればマゴをウィナーズ準決勝で下し、ウィナーズ決勝ではAliouneを、更に決勝ではsakoとの五神対決を制し優勝という、文句なしの結果を残した。sakoに対してはONGODS#2以来のリベンジマッチとなった。なお、グループ戦において一部格ゲーファンから熱烈な支持を得ているkusanagi君と対戦したのだが、あっという間に1セットを落とし、不安を予感させる立ち上がりであった。この辺が実にときどらしい。
また、大会中はiphoneを用いて自ら動画配信を行った。この配信はプロ活動として初めての個人動画配信であり、この配信のためにニコニココミュニティを開設したと思われる。配信では持ち前の語学力を発揮し、日本の視聴者たちの要望に応える形で現地をリポートした。内容は大会前に散髪した影響で、髪形についてのコメントが大半を占めた。
大会エピソード
角刈り頭
- どう見ても斜め上のセンスである角刈り頭が、某グルメ漫画の料理人にそっくりであると視聴者にいじられ続けた。
- 大会中のコメントは”岡星”であふれ、代名詞でもあるセットプレイは”おかぼ式”と呼ばれ、最終的には大会のトーナメント表にまでokaboshiと記載されるなど、一連の悪ノリが続き、視聴者を楽しませた。
- 本人も配信において「切らなけらばよかった」、「タイミング(時期)が悪かった」、「アメリカ大会までには元に戻す」、「外国人から人気がでる髪型を注文した」と、語っていた。同配信で、マゴも空港で会った際ににびっくりしたと語った。
kusanagi君
- 大会中の合間を練って現地を配信した際に多くのプレイヤーを紹介していたのだが、その中で若干11歳という期待の新鋭・クサナギ君を紹介した際には大盛り上がりで、不謹慎もとい愛情あふれるコメントが相次いで投稿された。
- しかし、携帯の電源が切れてしまい、彼のはにかむ笑顔を残して配信が途切れ、視聴者をやきもきさせた。
試合
- マネーマッチではスターナブに5-0グォオゼロで勝ちを収めた。
- 団体戦でAliouneがスタートボタンを押してしまったことについて、「団体戦およびブゥロであったから試合を継続させた」、「ブゥロでなければそうしなかった」、「ゴネ得の場面」と語った。
マゴ
TOPANGAチャリティーイベント開催!
3月にアメリカの大会に参加していた際に、東日本大震災が発生。以後日本への帰国が滞ってしまっていた。
以前よりマゴが対戦会を計画していたが、東日本大震災の影響で急遽延期を余儀なくされていた。その後被災された方々や格闘ゲームファンのために日本の復興を掲げ、TOPANGAという格ゲー団体の設立、および同団体主催のチャリティーイベントを開催した。大会はチャリティーのためにお祭り要素を含んでの5on5形式での開催となった。この大会にはときどを含めた、マゴ、にゃん師、ボンちゃん、ウメハラというスターチームでの参戦を宣言。
肝心の大会ではボンちゃん、にゃん師、ときどの3人がそれぞれ各試合の先鋒で出撃し、その3人とも5タテで試合を終わらせ駒を進めるという圧倒的な戦力をもって準決勝まで勝ち進んでいった。
しかしそのチームですら準決勝では苦戦を余儀なくされ、中堅としてプレイをしていたときどは対戦チームの副将であるキャベツ戦において、勝ち確定の状況から生ウルコンを発動。しかし、ウルコン発生前のわずか1秒程度の隙にピヨり状態を回復したキャベツ・ヴァイパーから反撃を食らい、逆にウルコンを決められ敗北するという逆伝説を作り出してしまった。
その後はボンちゃんの活躍でチームは決勝に進み、最後は劣勢の状況の中、同じプロゲーマーであるウメハラが大将としての役目をきっちりと果たし、大会主催であるチームTOPANGAが優勝する形で大会は幕を閉じた。
大会エピソード
- 当初ではウメハラ(大将)に試合はまわさない。彼の出番は無いと自信たっぷりにマゴと語っていた。
- 試合後はウメハラの戦いっぷりに「魅入ってしまった」、「プロとして大きな隔たりがある」と冗談交じりに話した。
フランス大会Stunfest XIで鬼無双!
以前から大会参加を表明していたフランスのStunfest XIに参戦。最近は海外の大会でもその存在感を十二分に示しつつあるときどは多くの種目での参加を表明した。また、同じ日本人参加者として同級生のMOV、闘劇2種目制覇の男・RFも参加を表明。多くの種目において日本人が優勝するであろうと期待が高まった大会であった。
今大会では運営側のトラブルもあってか動画配信が思うようにいかず、日本の視聴者は困惑の表情を浮かべていた。しかし、最近では配信の神として一部から絶大な支持を得ているがまの油の配信テクニックの甲斐もあり、なんとか視聴が可能になった。現地の実況は怪しい日本語を交えての実況であり、こちらは視聴者を和ませていた。
試合では、ブレイブルーコンティニュアムシフトの個人戦優勝、マーブルVS.カプコン3の個人戦優勝、スパIV団体戦優勝、スパIV個人戦優勝と前人未到の4冠を達成した。まさに無双状態であった。
特にスパⅣ個人戦の決勝では盟友MOVとの対戦において、優勝が懸かったマッチポイントの試合で瞬獄殺を決めて優勝を飾った。その後、会場のギャラリーに向けて”天”ポーズを披露した。なお、今大会ではTTC製である黒地のマーダーフェイスTシャツではなく、白地のときどオリジナルTシャツを着用していた。(関連商品に記載)
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現在確認されているときどオリジナルグッズとして、TTC公式の”Tokido / Murder Face Tシャツ”と、2011年4月に市場投入した”ときど「マーダーフェイスTシャツ(4サイズ)」”の二つがある。なお、TTCが販売しているTシャツはときど本人が普段から持ち歩いて販売をしていたらしい。
2011年5月27日(金)にニコニコ生放送内の枠で放送された、『高橋名人と椿姫彩菜のゲームトークショウ「ゲッチャ!」』においてスパ4のプロゲーマーとして出演を果たし、椿姫彩菜と対戦を行った。この番組の最後において本商品の宣伝を行った。
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関連項目
- 殺意の波動に目覚めたときど
- ときどさん素晴らしい
- 格闘ゲームプレイヤーの一覧
- Gamer's VISION
- ウメハラ
- マゴ
- こくじん
- KSK(格闘ゲームプレイヤー)
- くまちょむ
- 格ゲー五神
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ときどのブログ - TTC(The Traveling Circus)公式
/ TTC所属ゲーマー記載ページ - TOPANGA
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初版作成日: 09/08/16 16:56 ◆ 最終更新日: 12/02/18 18:01
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