概要
高度経済成長期にビールという飲み物が大衆化していった。
それまで宴会で飲まれていた燗酒に比べ早く供されることや喉越しのよさが受け、「宴会の席における最初の一杯」としてビールが定着し、とりあえずビールという言い回しが用いられるようになった。
近年ではビール党の減衰傾向もあり、ビールを好まない人へのオッサンの強要と捉える向きもあり、若者からは敬遠されたりもしている。
そのことから実際にビールを注文するという意味合いよりも、慣用句としてとりあえずなにはなくとも●●といった感じで最初にやる習慣を揶揄して、「とりあえずビール(的)」という表現で用いられることも多くなってきている。
ビール研究家の藤原ヒロユキは、最初にビールを飲むことに関する効用として
と指摘している。
批判
日本からも「俺はビール嫌いなんだよ!好きなもん飲ませろ」という批判があるが、海外からも同様の批判がある。
イギリスのビール評論家マイケル・ジャクソン氏(ポウッ!の人とは同姓同名の別人)は「ビールには数多くの味、種類がある。「とりあえずビール」と言うな」をモットーにベルギービールなど数多くの少数生産系地ビールの多様性とおいしさを啓蒙し、それにより廃れていた多くのマイナーな銘柄が復活したという経緯がある。
大手ビール会社の大量生産するピルスナーではなく、様々な種類のビールに触れてみることもまた大切だろう・・・とはいうものの、飲み会の席で「ビールのスタイルがどうたらこうたら~」などと講釈を始めると100%ドン引きされるであろう。
結局は頭を低くして「とりあえずビール・・・」となってしまうのが日本社会の難しいところである。
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関連項目
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読み:トリアエズビール
初版作成日: 10/06/16 05:24 ◆ 最終更新日: 12/01/04 23:50
編集内容についての説明/コメント: ひはんついか
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