とんねるずの生でダラダラいかせて!!とは、1991年~2001年まで日本テレビ系で放送されたバラエティー番組である。
通称「生ダラ」。
概要
とんねるず司会のバラエティー番組。
タイトルに「生」と入っているように、開始当初は生放送番組であったが、早い時期に収録番組に切り替えられている。
最初は一般視聴者の高校生らとバトルトークを行っていたが、次第にスポーツやカートレースによる対決企画を軸にしたバラエティー番組に変貌し、人気を得るようになった。
この番組で再評価され芸風を変えた芸能人や著名人は非常に多く、錦野旦、定岡正二、輪島功一、輪島大士などが再ブレイクした。
「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」「マジカル頭脳パワー」「進め!電波少年」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」などと並び、1990年代の日本テレビ黄金期を支えたバラエティー番組の一つに数えられる。
豆知識
- 番組最初期にオウム真理教の教祖であった麻原彰晃の若者向け人生相談のコーナーが存在した。後にオウム真理教による数々の凶悪事件が発覚し、このコーナーの存在は無かったことにされている。
- アイルトン・セナがカートレース対決に出演するなど、世界的な著名選手が対決企画に登場した。
- 福澤朗(当時:日本テレビアナウンサー)が企画進行役として出演し、1998年に「ズームイン!!朝!」の3代目キャスターの就任を期に降板するまで、司会のとんねるずと並んで重要な役割を果たしていた。
- カプコンの格闘ゲーム『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』の国内版において、この番組の企画から生まれた登場キャラクター「憲磨呂」が登場することになった。
- 北島三郎、渡哲也といった各界の大物が仕掛け人となる逆ドッキリ企画も放送された。
- この番組の企画から木梨憲武と山本譲二による演歌ユニット「憲三郎&ジョージ山本」を結成。発表した楽曲「浪漫-ROMAN-」がヒットし、1996年の第47回NHK紅白歌合戦に出場している。
- 番組初期の頃はテリー伊藤が演出を担当、また後に「電波少年」シリーズを手掛けた土屋敏男がディレクターから編成担当を経てプロデューサーへ昇任した直後で、女性プロデューサー(大井"マリー・アントワネット"紀子)の元でプロデューサー修行を積んでいた時期であったこともあって、実験的・挑戦的な要素が色濃く反映されていた。しかし両者とも早々に降板しており、番組が最盛期を迎えるのは後任の財津功(財津一郎のご子息で、「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の総合演出も担当)が番組の演出を手がけるようになってからである。
- 最初期オープニングのVTRは石橋と木梨が後背位でアレな行為に及ぶ・2人の顔を卵子に見立てて、精子のようなものがそれに向かって泳いでいくなどといったアナーキーで放送コードスレスレのものを流していた(事実、放送直後に抗議電話が殺到したため、第二回目から画像の一部を隠すなどの修正が入った)。
- 音声は当時としては珍しく初回からステレオ放送を実施していた。同じくステレオ放送を実施していた「とんねるずのみなさんのおかげです」のようにゲストの歌が必ず1曲入る(放送当時)という訳でもなかったので、どういう理由でステレオ放送にしたのかは謎である。…いや、もしかして番組開始当初から「ねずみっ子クラブ」のような音楽絡みの企画をする予定だったのかも…?
関連動画
関連商品
とんねるずの生でダラダラいかせて!!に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
関連コミュニティ
関連項目
- 1
- 0pt