なんでんかんでんとは、かつて東京都世田谷区他全国4ヶ所に存在したラーメン店である。
概要
元々歌手を目指していた川原ひろしが、東京に本格的な豚骨ラーメンを食べさせる店がないことに着目し、世田谷区の環状7号線沿いに店をオープン。ラーメンブームの火付け役となった。最盛期には2時間待ちの行列になることもあった。
しかし、その裏で行列や豚骨の独特の匂いによる近隣トラブル・騒音・違法駐車・それによる交通渋滞等と苛まれた。
また、そんな状況でも来店する客全員にラーメンが行き渡るようにとスープを薄めてしまったり(「しくじり先生」にて発言)と、味の低下により売上が減少し、2012年までに全ての店舗が閉店した。
メニュー
基本のラーメン(700円)は細めんにネギ、チャーシュー、卵(うずら)、のり、きくらげが乗る。こってり濃厚な豚骨スープが特徴的でスープの上に乗る脂が薄い膜を張ることもある。のりにはカルシウムで文字が書かれており、広告となっている(特許)。ごま、紅しょうが、辛子高菜、にんにくを自由にトッピングできる(店員が「ゴマたっぷり入れてください」「高菜辛いので注意してください」と呼びかける)。
ラーメンのメニューには岩のり、半熟たまご、などの様々なトッピング(100円から)の組み合わせがあり、ネギ増量、のり増量、たまご増量(各250円増し)はそれぞれ「ネギバカ」「のりバカ」「たまごバカ」という名前がついている。全部合わせて3バカラーメン(1250円)というものもある。麺の固さは、粉おとし、ハリガネ、カタ、ふつう、ヤワの5段階。
サイドメニューにはおつまみの手羽先煮込み、ネギチャーシュー、明太子、辛子高菜ご飯、などがあり、ビール等のドリンクもある。
メニュー全体がこってりしており、若者向きである。替え玉ができなくなったらそろそろ年である。一時期週二回通っていたとある記事編集者の前髪生え際が後退しつつあるのは、これを食べすぎたせいなのかもしれない。
店主:Mr.なんでんかんでん
店主であった川原ひろしは、バンド、催眠術(サロン・ド・カタレプシー)など幅広く活動するし、Mr.なんでんかんでん(博多弁でなんでもかんでもの意)と呼ばれている。夢を持つ若者の支援に力を入れており、店で働く若者が外で行っている活動の宣伝もしている。
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関連項目
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