にわのまこと(1964年5月1日 - )とは、日本の漫画家である。鹿児島県川内市(現:薩摩川内市)出身。
概要
1980年代から1990年代にかけて『週刊少年ジャンプ』で長期連載を複数持ったことがあり、これらは氏の代表作となっている。
2020年現在は、ウェブコミック雑誌『ゴラクエッグ』にて、「陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!」の続編「陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!」を連載中である。
氏の作品を構成する要素は大別して2系統あり、アッパー系などと評されるノリで動く変態もののギャグ、そして生身の人間による濃厚なバトルアクションである。
「MOMOTAROH」から「リベロの武田」にかけては、そのギャグやとんでもアクションが主な要素を占めていたが、「真島クンすっとばす」からは生身のバトルアクションに主が置かれるようになり、人間の限界を超えたギャグアクションはほとんど見られなくなっている。
純粋な格闘ものでは実際に可能なオリジナルの技を盛り込むことが多い。逆にいわゆる"気"の類による超人的な攻撃は少なめである。
絵は線が細く細かな描き込みが多い。タッチが濃いものではなく少年誌向けの読みやすさを持っている。
『週刊少年ジャンプ』以外ではエロや猟奇描写がやや多めになる傾向にある。
プロレスに思い入れがあるらしく、「MOMOTAROH」以外の作品でもプロレスを持ち上げた場面は多い。
かなりの長期連載作品を複数持っているにもかかわらず、アニメ化などのメディアミックス化には縁がない。「真島クンすっとばす」のドラマCDが発売されたことがあるくらいである。
流行よりやや先立ったジャンルの作品を発表しては、そのブームが到来する直前に連載が終わっている。平成に入って再度のプロレスブームを迎える前の「MOMOTAROH」、サッカーブーム勃発の前の「リベロの武田」、格闘技ブーム到来の前の「真島クンすっとばす」など。時代に乗れればもっと違った形での終わり方があったかもしれない。ただ、「MOMOTAROH」や「リベロの武田」は続編の連載が組まれたが短期に終わってしまった。
1964年生まれのため、2020年の今は御年56歳である。しかしブログやfacebookやツイッターを活用しており、ニコ生への出演経験もあるなど先進コンテンツの利用には積極的である。
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関連項目
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