ぷれいらPとは、VOCALOIDを使用して楽曲を制作しているP(プロデューサー)である。
概要
初音ミク創成期の2007年10月2日という早い時期に投稿された【初音ミク】ミクさんに歌ってもらいました onion ring【オリジナル】が初投稿作品。初音ミク以外のVOCALOIDは使用したことはなく、初投稿以降コンスタントに作品を投稿し続けている古参P(プロデューサー)の一人と言える。
作風としては、主にオルタナティブ・ロックの流れを汲んでいる作品が中心で、自らでギターやベースを演奏していることが多いが、テクノ・エレクトロニカ・チップチューンなどの電子音楽系の作品もある。いわゆる非主流派的な作風のためか再生数には恵まれていないが、コアな音楽ファン層に支持されている。
アングラ系VOCALOIDプロデューサーの特集動画であるVOCALOID・アンダーグラウンド・カタログ PART2 (sansuiP編集)にて紹介されている。※実は歴代編集者たちの目をかいくぐり、四度(五人分)も掲載されている。どれだけ強者なんだか。
VOCALOIDを使用していない作品として、アナログシンセサイザーのSX-150で制作した作品や、チーターマンアレンジ祭り・JAM Project公式のリミックス祭り・テレパスミュージックなどへの参加作品があり、意外と祭り好きの側面を覗かせる。ぷれいらPの全作品の中での再生数の最も多い作品が、VOCALOID未使用作品のチーターマンアレンジだったりする。
初期の頃の投稿者コメントでは、やたら内省的とも卑屈ともとれるコメントを書くことが多かったが、後々そうでもなくなってきている。
P名の由来
2007年10月08日投稿の【初音ミク】2コンマイクで歌ってもらいました【オリジナル】でのファミコンゲームふう画像に表記されている、「PLAYER」であるべき筈のスペルが、「PLAYRA」になっているという明らかなスペルミスがあった。当然のようにコメントではツッコミが入り、タグには平仮名で柔らかさを持たせた「ぷれいらP」というタグが付くこととなる。
聴いて頂いてありがとうございます。かっこいいストリングスが鳴り響くような歌物を作るつもりだったのですが、どーしてもピコピコになってしまうので、 もーファミコンライクな音にしてやりました。3音+ノイズ+ミクボイスで作っています。タイトルは「8bitの感謝」です。ニコ動に感謝を込めて。■ あ…PLAYRAって…
「ぷれいらP」タグが付けられた後の投稿作品、【初音ミク】Foreachな毎日【オリジナル】で使用されている画像に「PLAYRA'P」や「プレイラージャパン」と、自ら表記させているところを見ても、このP名が満更ではなかったことが伺える。この時に付けられたであろう「プレイラージャパン」タグが現在でも残っているが、そのタグの意味は未だ謎のままである。
「ぷれいらP」が定着する以前から、投稿者名にPを付けた「pppppP」というタグが付けられていたため、現在でも両方のタグが共存している。
時田トリビュート
ぷれいらPが中心となり企画・発案した、絵師の時田氏に対するトリビュート企画「時田トリビュート」に、【時田トリビュート】人【ミクオリジナル】で参加している。
捻れたアヒル
アングラ系のVOCALOIDプロデューサーの同人音楽サークル「捻れたアヒル」のメンバーであり、2nd Album「アヒルアルカナ」では、ニコニコ動画に未投稿の「崖」という曲で参加している。
ピリピリチキンズ
2009年05月03日に投稿された、いりじゃこPと合作での【初音ミク/巡音ルカ】明け方に【オリジナル】の投稿者コメントで、いりじゃこPと、ぷれいらPのユニット「ピリピリチキンズ」結成を発表している(【初音ミク】前方確認【オリジナル曲】よりアンテナPが参加)。
もし追い込んでピリピリさせたら、とんでもないことを仕出かしそうなユニット名である。
関連動画
最新作と公開マイリスト
主なVOCALOID作品
主なVOCALOID未使用作品
派生作品
関連コミュニティ
関連リンク
関連項目
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