みすず学苑の広告に登場するキャラクターの一覧とは、読んで字のごとくである。
概要
株式会社ミスズが運営する大学受験予備校・みすず学苑の広告(電車のステッカーやテレビCMなど)に登場するキャラクターをまとめたもの。「そもそもみすず学苑って何?」と思う方は、最初にそちらの記事を見てきたほうが手っ取り早い。
インターネット上で知られているみすず学苑の広告といえば電車のステッカーや新聞の切り抜きだが、あくまでそれらはテレビCMの内容をまとめたものであり、テレビCMを見ないとただ単に珍妙なキャラクターが羅列してあるだけに思えてしまう。それでは一見意味不明なキャラクターたちの共通のコンセプトは何なのかいうと、それは「受験に関する言葉遊び(ダジャレ)」である。
なぜダジャレなのか。1960年ごろまでは同音異義語や掛詞を用いたものは「駄」のつかない「シャレ」と呼ばれており、学のある人間が使う知的な表現技法だったのが、それ以降は「駄ジャレ(ダジャレ)」と貶されるようになった。こうした風潮は、妥協せず受験に再チャレンジする志のある人間を「浪人生」と小馬鹿にする風潮と似通っている。こうした風潮に憤りを覚え、「浪人生よ、誇りを持って開き直れ。ダジャレよ、誇りを持って開き直れ」と熱いメッセージを込めたのがみすず学苑のCMなのである。そのほかの思いやCM効果については公式サイトで真面目に語られているので、そちらも参照されたい。
一覧
レギュラー
- ヤマトタケル
- 第2弾のCMから唯一皆勤かつ最古参格のキャラクター。白装束に髪型は総角(両耳付近に髪をリボンのようにまとめる髪型)。演者は毎年変わり、男性が務めることもあれば女性が務めることもある。
- 第12弾ではサメになったり、第13弾ではいつもより毛深い「ヤマトタ毛深ノミコト」、第16弾では「ヤマトタケカッパノミコト」になったりと、変異種が続々と登場している。また第14弾ではピコ太郎をもじった「ヤマトタケピコノミコト」になるなど、基本フリーダムである。
- ネタ元のヤマトタケルは、熊襲や東国の征討に赴き、強大な敵を知恵と武勇で次々と打倒した伝説的英雄である。
- 受験生にも同様に難関校を次々突破してほしいという願いを込めて、ヤマトタケルをイメージキャラクターにしている。
- 縄文太郎
- 第2弾のCMからほぼ皆勤のみすず学苑オリジナルキャラクター。容姿はCMによってまちまちだが、大抵「合格」の日の丸鉢巻に、「縄文太郎」と書かれたタスキをかけている。
- 一族に縄文次郎や縄文三郎などがいる。また第16弾ではマツコ・デラックスをモチーフにした「縄文太郎デラックス」なる変異種も登場している。
- みすず学苑学苑長である半田晴久が国際縄文学協会の設立者であること、それから縄文時代が平和ながらも不便で不自由な時代というのが受験生の境遇にも似ており、それらを乗り越えてほしいという願いからこのキャラクターが作られた。
- 合格プリン
- キャラクターではないが、電車のステッカーなどでよく登場するため紹介する。
- 第7弾「プリンセス編」から登場したもの。みすず学苑では合格者のことを「合格プリンス」「合格プリンセス」と呼ぶため、それにあやかってのものと思われる。
- ちなみに合格プリンは入苑者・紹介者特典でもらえるほか、説明会などでも配られるらしい。
その他のキャラクター
数が多いため小見出しごとに分類している。各小見出し末尾の「目次トップ」をクリック(タップ)すると、こちらに戻ってくるので適宜活用してもらいたい。
第1弾 / 第2弾 / 第3弾 / 第4弾 / 第5弾
第6弾 / 第7弾 / 第8弾 / 第9弾 / 第10弾
第11弾 / 第12弾 / 第13弾 / 第14弾 / 第15弾
第16弾 / 第17弾 / 第18弾 / 第19弾 / 第20弾
第21弾 / 第22弾
第1弾「私にお任せ下さい編」
2002年2~3月放送。みすず学苑に所属していた講師である菅原・三浦・吉塚・吉田が、それぞれ食いしん坊・茶人・ナゾの武人・入浴客に扮してCMに出演している。この時のキャッチフレーズは「勉強楽しい予備校のみすず」であり、講師陣4人がマラカス等で演奏しながらリズムよく読み上げている。
- 食いしん坊(菅原先生)
- 「うん(運) うん(運)」
- 世界史担当。ハンバーガーを頬張りながら合格者の話を聞いている。
- 公式サイトでは「ハンバーガー」と呼称されている。
- 茶人(三浦先生)
- 「お手前が!?」
- 英語担当。受講生の「合格しました!」の声に、茶道の礼儀を意味する「お手前」と武士が二人称で用いていた「お手前」とをかけて返答している。
- ナゾの武人(吉塚先生)
- 「アッタ!アッタ!アッタ!」
- 国語担当。武人のかけ声である「アタッ!」と、合格者番号が「あった(アッタ)」とをかけている。
- 入浴客(吉田先生)
- 「浮かびました」
- 数学・物理担当。「受かりました」との声に続いて、湯船から浮かびでた。
- 上記3名については触れられているのに対し、なぜか吉田先生は公式サイトからハブられている。
第2弾「ヤマトタケル①編」「ヤマトタケル②編」
2005年(2004年?)2~3月放送。レギュラーキャラクターであるヤマトタケルや縄文太郎が最初に登場したのがこのCM。また今ではおなじみのキャッチフレーズ「怒濤の合格 みすず学苑」が出てきたのもこの回からである。
- 楊貴妃
- 世界三大美人の一人。特にシャレはなく、ヤマトタケルといちゃついている。ヤマトタケルと一人二役。
- クレオパトラ
- 「合格して くれおパトラ」
- 世界三大美人の一人。縄文太郎のもとに訪れた合格の女神として登場した。ヤマトタケルと一人二役。
第3弾「ナポレオン編」
2006年2~3月放送。みすず学苑のCMにおいて初めて特殊撮影を導入したのがこちら。ヤマトタケルとナポレオンによるコントのような掛け合いが印象的である。
- ナポレオン(なぽれおん)
- 「我輩の辞書に不可能という文字ないです!」
- フランスの政治家・軍人。確かに持っている辞書に「不可能」という文字はないが、「可能姉妹」「可能鳴くような声」など誤変換まみれである。
- ヤマトタケルに英語テストの点数が悪いから合格できないとツッコまれるも、フランス人だからと言い訳している。
第4弾「三大美人編」「三大賢人編」
2007年2~3月放送。第2弾以来、楊貴妃とクレオパトラは2回目の登場となる。またBGMにオペラ『トゥーランドット』のアリア『誰も寝てはならぬ』が用いられたのはこの回からとなる。公式サイトによると、「三大賢人編」はその高尚さで高い評価を頂いたらしい。
- 小野小町
- 「ああ、英語… 小野小町ゃった!」
- 世界三大美人の一人。英語の点数が0点だったことを受け、「小町(困っち)ゃった」と嘆いている。
- クレオパトラ
- 「大学受験… なんとかしてクレオパトラ!」
- 世界三大美人の一人。英語の点数が5点だったことを受け、助けを求めている。
- 楊貴妃
- 「みすずがなんとかし楊貴妃!」
- 世界三大美人の一人。おそらく英語の先生で、小野小町とクレオパトラに対して救いの手を差し伸べている。
- 孔子
- 「こうしよう!」
- 儒教の始祖。受験対策に悩むヤマトタケル・縄文太郎に対し、アドバイスを送る。
- 荘子
- 「そうしよう!」
- 道教の始祖の一人。孔子に続いて間髪をいれずアドバイスを送る。
- 老子
- 「英語は、ろうしよう?」
- 道教の始祖の一人。中国の偉人であるため、英語対策をどうするか苦慮している。
第5弾「ルネッサンス編」「三大原人編」
2008年2~3月放送。オリジナルキャラクターや偉人以外が登場するのはこの回が初。「ルネッサンス編」における「みすずに来れば受かルネッサンス!」など、みすず学苑CMの大きな特徴である「テンポよく登場する小気味良いシャレ」が特に印象的な作品に仕上がっている。
- ミケランジェロ
- 「英語はまったくわかランジェロ!」
- 『ダヴィデ像』『最後の審判』などで知られる芸術家。英語対策に苦労している。
- ダヴィンチ
- 「受験ダピーンチ!」
- 『最後の晩餐』『モナ・リザ』などで知られる芸術家。受験に対して危機感をつのらせている。
- ラファエロ
- 「あの大学になんとかラファエロー!」
- 『アテナイの学堂』『キリストの変容』などで知られる芸術家。志望校になんとしても入ろうと意気込んでいる。
- 北京原人
- 「英語がデキン原人!」
- 中国で発見された化石人類。英語ができず、半べそをかいている。
- なぜか中華帽をかぶりながらラーメンを食べている。
- クロマニヨン人
- 「暗記で苦労マニヨン人!」
- フランスで発見された化石人類。英単語の暗記に苦労している。
- ネアンデルタール人
- 「受験に悩ンデルタール人!」
- ヨーロッパ各地で発見された化石人類。受験に悩んでいる。
- ダーウィン
- 「みすずに来れば合格ダーWIN」
- 進化論を提唱した学者。みすず学苑に来れば、頭脳が進化して合格するらしい。
- 1つのキャラクターに2つのギャグが登場するのはこれが初。
第6弾「太郎編」「俳人編」
2009年2~3月放送。「太郎編」では日本昔話の主人公である金太郎・桃太郎・浦島太郎が出演している。同様の組み合わせにauの三太郎シリーズがあるが、みすず学苑の方が早い。「俳人編」では「受験には 怒濤の英語と 個人指導」という川柳(?)が収められている。またこの回から「怒濤の合格 みすず学苑」の読むスピードが上がっている。
- 金太郎
- 「英語がまったくで金太郎!」
- 童話「金太郎」の主人公。「英語ができん!」と嘆いている。
- 腹掛と斧にも「で金」と印字されている。
- 桃太郎
- 「受験に悩んで悶々太郎!」
- 童話「桃太郎」の主人公。受験に対して悶々としている。
- 浦島太郎
- 「表はいいが、裏しまっ太郎!」
- 童話「浦島太郎」の主人公。テスト答案用紙の表面はいいものの、裏面が壊滅的な点数だったらしい。
- 桃太郎のおじいさん・おばあさん
- 受験に悩む桃太郎に対し、みすず学苑へ行くよう勧めている。
- クマ
- 金太郎と相撲をとったクマ。おじいさん・おばあさんと共にみすず学苑をオススメしている。
- 小林一茶
- 「英語が、一茶いわからなぁーい!」
- 江戸時代の俳諧師。「いっちゃいわからなぁーい!」となぜか赤ちゃん言葉になっている。
- 松尾芭蕉
- 「顔面松青芭蕉ー!」
- 江戸時代の俳諧師。あまりのテスト結果の惨状に、顔面が真っ青になっている。
- 本人かは知らないが、ゴルゴ松本に似ている。
- 与謝蕪村
- 「よせ蕪村!」
- 江戸時代の俳諧師・画家。自暴自棄になってテスト用紙を頬張っているが、ヤマトタケルに咎められている。
第7弾「プリンセス編」「宇宙人編」
2010年2~3月放送。みすず学苑のCMでおなじみのプリンは、「プリンセス編」が初登場である。また縄文太郎の派生キャラが登場したのも、CMの舞台が地球外となったのもこの回が初という、初物づくしである。
- シンデレラ
- 「シンデレラれな~い 私の英語」
- 童話「シンデレラ」の主人公。名前が英語にもかかわらず、英語がてんで駄目らしい。
- 白雪姫
- 「年号も漢字も知らん雪姫!」
- 童話「白雪姫」の主人公。どうやら国語と歴史系が苦手らしい。
- なぜかギャルのような日焼け・メイクをしている。
- かぐや姫
- 「0点とって不合かぐや姫~」
- 物語文学「竹取物語」の主人公。「不合格」の「かく」とかぐや姫の「かぐ」をかけている。
- 魔女
- 童話「白雪姫」に登場する魔女。セリフは特になく、身震いしながらニタニタ笑っている。
- 王子様
- 童話「シンデレラ」「白雪姫」に登場する王子2人。シンデレラ・白雪姫と一緒に踊っている。
- ウサギ
- 月に棲んでいるという言い伝えがあることから、かぐや姫と共に登場する。
- 金星人
- 「まったく 英語が、で金星人!」
- 全身が金ピカの宇宙人。第6弾「太郎編」の金太郎とほぼ同じシャレである。
- 土星
- 「ドーセー不合格だよ ワッカんねー!」
- 太陽系の惑星の一つ。どうせ不合格だとやさぐれている。
- 火星人
- 「そこを、なんと火星人!」
- 真っ赤な顔に緑の皮膚、2本の触覚をもつ宇宙人。受験対策をなんとかして欲しいと懇願している。
- うちゅう犬ハチ公
- CMの最後の方で、みすず学苑のロゴの上を歩いている秋田犬。元ネタは忠犬ハチ公。
- 縄文次郎
- 縄文太郎より二頭身ほど身長が高い。第8弾にも登場する。
第8弾「神仏編」「モンスター編」
2011年2~3月放送。ついに神仏をモチーフにしたCMが登場。前回から登場し始めたプリンを神仏全員が食べている(公式サイトでも「プリンがたっプリン」というシャレが掲載されている)。
- 恵比寿
- 「英語はやっぱりエービースーから勉強だ。」
- 七福神の一柱で、漁業・商業の神様。英語の基礎ABCを怠らないようアドバイスしている。
- 毘沙門天
- 「数学はビシャ満点になるまでチャレンジ。」
- 七福神の一柱で、福徳増進の神様。数学で満点を取るまで努力し続けるよう忠告している。
- 阿弥陀如来
- 「仏ブツ言わずに勉強だ。」
- 如来の一柱。寡黙に勉強することが肝要だと教えを説いている。
- 八幡神(応神天皇)
- 「ねじり八幡でがんばれよ!」
- 武運の神様。武士から「弓矢八幡」として信仰を集めたことから、弓矢を担いでいる。
- 「八幡(はちまん)」と「はちまき」をかけている。
- 観音菩薩
- 「これで絶対う観音!」
- 仏教菩薩の一尊。観音様が言うならそうに違いない。
- ミイラ
- 「英語の点数、ミイラれたもんじゃない!」
- 長期間にわたって原型をとどめている死体のこと。創作では呪いにより動き出す設定がよく見られる。
- ドラキュラ男爵
- 「点数は、ドラキュラ男爵にさわる!」
- 吸血鬼(ヴァンパイア)の中でも特に有名なもの。ちなみに元ネタのドラキュラは男爵ではなく伯爵である。
- 狼男
- 「暗記科目、なんとかして~!オーカミさま~!」
- 狼のような姿になった獣人のこと。「神仏編」の影響か、神に祈りを捧げている。
- 魔女
- 「大学受験だ!どうし魔女!どうし魔女!」
- 人知を超えた力を使いこなす人間のこと。プリンを大鍋で煮ている。
- 縄文三郎
- 縄文太郎と縄文次郎の中間くらいの大きさ。次郎とは異なり、この回きりの出演。
第9弾「ZOO編」「画家たち編」
2012年2~3月放送。「ZOO編」とあるが、動物園ではなく野生環境下にいる動物たちが取り上げられている
- ホッキョクグマ
- 「受験勉強クマったなあ!」
- 北極に生息するシロクマ。なぜか森林地帯にいる。
- マサイ様
- 「身に付く勉強、ヤリなサイ!」
- アフリカ先住民・マサイ族の族長(?)。槍を構えながらサイに乗っている。
- アラブ人
- 「今からやれば、後がラクダ!」
- 白い民族衣装・ガンドゥーラを身にまとった男性二人。ラクダに乗っている。
- シカ
- 「シッカり、合格!!!」
- 立派な角2本がトレードマークのシカ2匹。ちゃんと合格できたらしい。
- パンダ
- 「今度は君のパンダ!」
- 中国・チベットに生息するクマ科の動物。次の受験生にエールを送っている。
- ミレー
- 「こんな成績、ミレーたもんじゃない。」
- バルビゾン派の画家。『種を蒔く人』をモチーフにしている。
- シャガール
- 「偏差値がこんなにシャガールなんて…!」
- 前衛芸術家の一人。『枝』をモチーフにしている。
- マティス
- 「マッチスって燃やしたい英語答案。」
- フォービズムの画家。おそらく『リディア・デレクターズカヤの肖像』をモチーフにしている。
- 東洲斎写楽
- 「暗記、暗記でもう~写楽せぇ~」
- 日本の浮世絵師。『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』をモチーフにしている。
- ちなみに「しゃらくさい」には、写楽からとった説、写楽が「しゃらくさい」からとった説がある。
- 縄文遼(?)
- 眉が太い。同級生とは恋人の関係と見られる。
- ステッカーでも紹介がなく、公式動画も字が潰れて読めないので、名前が判然としない。
- 同級生
- 縄文遼と同級生。彼とは恋人の関係と見られる。
第10弾「昆虫編」「飲み物編」
2013年2~3月放送。「飲み物編」は、みすず学苑のCM初のCGアニメーション(それまでは着ぐるみだった)。またこの回以降、過度なメイクが際立つようになる。
- バッタ
- 「バッタり偏差値が止まった」
- バッタ目・バッタ亜目の昆虫。成績が伸び悩んでいる様子。
- クワガタ
- 「不合格の夢、クワガッタ~」
- 甲虫目クワガタムシ科の昆虫。不合格になる悪夢を見たそうだ。
- 蝶
- 「暗記科目、蝶大変!」
- チョウ目の昆虫。おそらくモンキチョウとみられる。
- アリ
- 「合格に秘訣 アリ、アリ、アリ!」
- アリ科の昆虫。みすず学苑に合格の秘訣があると訴えている。
- 抹茶
- 「英語が苦手、こ抹っ茶っ茶っ」
- お茶の一つ。茶柱が立っている。
- ティーバッグ
- 「良いティーチャーいないかな!?」
- 紅茶のティーバッグ。良い講師を探している。
- コーラ
- 「難関校合格、コーラ大変!」
- 炭酸飲料の一つ。瓶から噴き出している。
- ソーダ
- 「ソーダみすず学苑に行こう!」
- 炭酸飲料の一つ。おそらくクリームソーダとみられる。
- コーヒー / ココア
- CMの最後の方にのみ出てくる。遊具のコーヒーカップに乗っている。
第11弾「食堂編」「野菜編」
- ステーキ
- 「ステーキな大学に入りたい!」
- きれいな網目状の焼き目がついたステーキ。付け合せはにんじん、コーン、アスパラガス。
- ピラフ
- 「暗記なんてまっピラフ!」
- エビピラフ。片方はやや焦げが多く、顔も黒いメイクが目立つ。
- シューマイ
- 「こんな成績じゃおシューマイどす!」
- せいろに入ったシューマイ。グリーンピースが鼻になっている。
- ラーメン
- 「でも、あきラーメンないぞ!」
- おそらく醤油ラーメン。麺をすする効果音が流れている。
- カツドン
- 「おいドン!やるドン!カツドン!」
- カツ丼。上記のセリフはヤマトタケルのもので、カツ丼は変なポーズをとっているだけである。
- ポテト
- 「ポテット落ちた偏差値!」
- ジャガイモ。偏差値が転がるように落ち込んでいる。
- トマト
- 「勉強する手がトマットるよ!」
- ナス科の野菜。コミック『恋とは…男とは…』を読んでいるため、勉強できていない。
- レタス
- 「暗記するのにつかレタッス!」
- キク科の野菜。暗記帳での暗記に疲労困憊な様子。
- コーン
- 「コーンな人には、みすず学苑だ。」
- トウモロコシ。ポップコーンがはじける効果音が流れている。
- ナス
- 「ナスば成る。みすずに来ればナスとげられる!」
- ナス科の野菜。上記のセリフはヤマトタケルのもので、ナスは変なポーズをとっているだけである。
- 土偶
- CMの最後の方の右上に出てくる水色の土偶。赤いリボンを付けている。
第12弾「魚介類編」「鳥編」
2015年2~3月放送。縄文太郎が槍を持ったサメになっている。
- アワビ
- 「ああ、アワビな成績やな~」
- ミミガイ科の巻き貝。成績の悪さを哀れんでいる。
- イカ
- 「このままじゃ、イカん!イカん!」
- 顔が赤いものと青いものの2匹がいる。墨を吐いている。
- タコ
- 「偏差値、タコーなれ!」
- 茹で上がったかのように真っ赤なタコ。偏差値が上がるよう祈祷している。
- ウニ
- 「暗記で頭がウニになる!」
- ウニ綱に属する棘皮動物。暗記ばかりして脳みそがウニ味噌になるほど苦労している。
- カニ
- 「そうカニ?」
- カニ下目に属する甲殻類。ウニの発言に疑問を呈している。
- カナリヤ
- 「この点数は、カナリヤば~い!」
- アトリ科の鳥。テストの点数の悪さに危機感を募らせている。
- インコ
- 「成績インコがうらやましい!」
- おそらくセキセイインコ。だとすると、「成績いい子」とかけている高度なシャレになる。
- タカ
- 「志望校、タカすぎるがな~」
- タカ科の鳥。志望校のランクを引き下げるか悩んでいる。
- トンビ
- 「ひとっトンビに、成績上げたい!」
- タカ科の鳥。一気に成績を上げたいと思っている。
- コンドル
- 「人気があるからコンドルよ!」
- コンドル科の鳥。みすず学苑は全8校・少人数教室だから混んでいると説明している。
- 埴輪馬
- 馬の形をした埴輪。CMの最後の方、右上に登場している。
第13弾「るろうに編」「怪人編」
2016年2~3月放送。「るろうに編」は漫画『るろうに剣心』をモチーフにしているとみられる(2014年夏に第2~3作目の実写映画が公開された影響か?)。また「怪人編」は各教科の名前を掛詞にしている(容姿のモチーフは大方不明)。
- ビッグフット
- 「人生にビッグフット残すんだ!」「おおイェーティー!」「みすず学苑に行ってるモンキー!!」
- ビッグフットはロッキー山脈、イエティはヒマラヤ山脈にいるとされる未確認生物。
- みすず学苑に行っているため、志望校は高めに設定している。
- 雪男
- 「あの大学へ、雪男?」「サスカッチに君は違うね」
- 雪山にいるとされる大男。サスカッチとはカナダの雪男のことである。
- メガネザル / 白イエティー / ピンクイエティー
- ヤマトタ毛深ノミコト率いる合格類人猿のメンバー。各々が槍や刀を持っている。
- 英語イスト
- 「あるときは、英語イスト」
- エゴイスト(利己主義者)と英語をかけたもの。容姿のモチーフはおそらくニッコロ・マキャヴェリ。
- 数ガックリ
- 「あるときは、数~ガックり」
- 数学の結果に落ち込んでいる。容姿のモチーフは不明。
- 国 go go go!!
- 「あるときは、国 go go go!!」
- 女性貴族。容姿のモチーフは不明。
- 理科ちゃん
- 「あるときは、理科ちゃんで」
- 名前・容姿ともに、タカラトミーの着せ替え人形・リカちゃんをモチーフにしているとみられる。
- 合格や社会に
- 「合格や社会に!」
- 関西弁「さかいに」と科目名「社会」とをかけている。容姿のモチーフは不明。
第14弾「それも言うなら編」「爬虫類編」
2017年2~3月放送。「それも言うなら編」は、「怒濤の合格」に似たフレーズが次々と登場する新感覚のCMに仕上がっている。
- トド
- 「それも言うなら、トドーの合格だっぺ」
- アシカ科トド属の動物。なぜか顔が『ライオンキング』のラフィキのようになっている。
- 剣道家
- 「それも言うなら、胴々ーの合格ずら」
- 剣道の有効打突の一つ「胴」を叫んでいる。
- サカナ
- 「それも言うなら、魚々(とと)ーの合格じゃんね」
- 2匹の魚。背びれのコスプレがウルトラマンのように見える。
- お母さん / 赤ん坊
- 「それも言うなら、どうぞーの合格でっしゃろ」
- 「どうぞー」といいながら赤ん坊に食事を与えている。
- 二宮尊徳像
- 「それも言うなら、銅像ーの合格だんべ」
- 報徳思想を説いた思想家・二宮尊徳の銅像。全国の小学校で建てられている。
- イグアナ
- 「ぼくは、みすず学苑へイグアナー!」
- イグアナ科の動物。みすず学苑への入苑を決めたらしい。
- トカゲ
- 「ほんトカゲ~」
- 有鱗目トカゲ亜目の動物。みすず学苑へ行くイグアナに同調している。
- ワニ
- 「英語ができないワニ~」
- ワニ目の動物。英語ができずに悩んでいる。
- 大蛇
- 「数学も大蛇し~」
- 大きい蛇のこと。ワニに対し、数学の重要性を説いている。
- サンショウウオ
- 「暗記科目、こまるサンショーウオ!」
- サンショウウオ目の動物。「こまるざんしょ」と、おネエ系の口調が特徴。
- 恐竜
- 「恐竜なら、十中は虫類合格だ!」
- ティラノサウルス、プテラノドン、ステゴサウルス、ブラキオサウルスの4体。
- 上記のセリフはヤマトタケルによるもの。
第15弾「怒涛の昇格編」
2017年10月公開。J2・東京ヴェルディとみすず学苑のコラボCM。タイトルの「昇格」はヴェルディのJ1昇格を祈願するもの。みすず学苑を運営するミスズがヴェルディのスポンサーであることからコラボが実現した。CMにはヴェルディの選手や毎度おなじみのヤマトタケルが出演している。また一部の選手は土偶や縄文太郎のコスプレをしている。キャラクターではないが、一応参加した選手を列挙する。全24名。
第16弾「仁義編」「忍者編」
- 子分カッパ
- ヤマトタケカッパノミコトの子分3匹。きゅうりを頬張るもの、如意棒をもつもの、ピンクのリボンを着けたものがいる。
- 伊賀忍者
- 「英語は、伊賀伊賀だー」
- 伊賀国(三重県)で活躍した忍者。喉がイガイガするほど英語が苦手らしい。
- 甲賀忍者
- 「数学は、甲賀ああかでわからな~い」
- 近江国(滋賀県)で活躍した忍者。なぜか字幕では「わらな~い」となっている。
- くの一
- 「くの一もすなる、土佐日記。」
- 女忍者。セリフの元ネタは紀貫之の『土佐日記』の一文「男もすなる日記といふもの」。
- 風魔忍者
- 「社会の風は、風魔忍者が起こす!」
- 相模国(神奈川県)で活躍した忍者。「風」と「風魔」をかけているが、やや弱い。
- さなだ虫十勇士
- 「生物は、さなだ虫十勇士が守るぞ!!!」
- サナダムシと、真田幸村に仕えた伝承上の武将10人「真田十勇士」をかけたもの。
- サナダムシという名前の由来は柄が真田紐という紐に似ていることから、また真田紐は真田幸村らが作った逸話が残ることから、あながち間違いではない。
第17弾「動物編」「惑星編」
2019年2~3月放送。「惑星編」はシャレのキレがいまいちで、歴代でも下から数えたほうが早いくらいの出来栄えである。
- トラ
- 「いい点トラないと」
- ネコ科の動物。国語0点、日本史0点、世界史7点、数学5点、英語3点と悲惨である。
- カバ
- 「弱点をカバしないと」
- カバ科の動物。苦手科目を得意科目で補おうとしている。
- ヘビ
- 「受験はヘビ~だね~」
- 有鱗目ヘビ亜目の動物。本人が悩んでいるのか、トラ・カバの様子を見てそう思ったのかは不明。
- セリフは「受験」だが、字幕だと「試験」となっている。
- ゾウ
- 「それなら、ゾウぞ ゾウぞ おいでやす」
- ゾウ科の動物。3匹の色違いのゾウが登場し、後ろ二本足で立ちながらお辞儀をしている。
- 受験に苦しむ動物たちをみすず学苑に勧誘している。
- 土星人
- 「土星、英語はダメだ」
- 土星に見えるが、土星人らしい。苦手科目の英語に対し諦観している。
- 第7弾「宇宙人編」とほぼ同じシャレだが、以前よりも劣化している。
- 月人
- 「月に一度は合格点」
- 月に見えるが(以下略)。頭頂部に2羽のウサギがいる。
- シャレのクオリティとしては歴代屈指の低さである。
- 水星人
- 「水星(すいせ~ん)でもだめか」
- 水星に(以下略)。周囲に人工衛星がある。
- 一般入試ではなく推薦入試に切り替えようとしているが、現実は厳しいようだ。
- 宇宙人
- 「それなら、宇宙予備校に行こうよ」
- 宇宙に見えるが…ではなく真っ当な宇宙人である。
- 3人を宇宙予備校へ誘っている。どうやら地球人でも入塾できるらしい。
第18弾「犬編」「猫編」
2020年2月~3月放送。ヤマトタケルといったレギュラー陣以外すべてのキャラクターがCGであり、今までのCMからは一線を画する。また第10弾(2013年)から続いていた過激なメイクも控えられており、みすず学苑CMファンにとっては驚きの多い作品群と言える。
- ブルドッグ
- 「英語は解らんワン」
- 牛(ブル)と闘わせる見世物のために開発された犬の品種。
- 英語がわからず、思わずしかめっ面をしている。
- レトリバー / パグ / ダルメシアン
- 「数学はクラスでシッポですねん」
- それぞれ大型の狩猟犬、シワの多い顔と縮こまった耳が特徴的な犬、白黒の斑模様が特徴的な犬。
- 数学の成績はクラスの最下位を争うレベルのようだ。
- 柴犬
- 「国語はもっと噛みくだいて、ガブー!」
- 日本原産の犬の一種。
- 国語ならではの文脈を読むのに苦労しており、苛立ちから思わず骨型ドッグフードに噛み付いている。
- チワワ
- 「理科は頭のチワワわ~!」
- 最も小さな犬種で、クリクリとした目が特徴的。
- シャレの元ネタがよくわからない。わかる方は掲示板までご一報を。
- セント・バーナード
- 「犬身的に助けるぞ!」
- スイス原産の犬種。シルクハットをかぶっている。
- 悩める犬たちに対してみすず学苑へ行くようアドバイスをしている。
- トラネコ
- 「英語ができニャーイ!」
- 茶色のトラネコ。赤い首輪がトレードマーク。
- 英語ができないと大号泣している。
- ブチネコ
- 「数学はチンプンニャンプン」
- 黒と白のブチネコ。
- 数学が苦手でどうしようもなく、床に寝っ転がっている。
- ペルシャ猫
- 「国語はニャかニャか難しい」
- 長い白毛が特徴的な猫。
- 国語、特に漢文が苦手なようである。
- 三毛猫
- 「理科はニャンかよく解らん」
- 三色の毛を持つ猫。
- 理科に漠然とした苦手意識を持っており、思わずノビをしている。
- 長老猫
- 「それなら、みすず学苑だニャー」
- 長い眉毛・口ひげ、赤い首輪に金色の鈴が特徴的。もはやシャレではなくただの語尾である。
第19弾「ダジャレ関東編」「ギャラクシー編」
2021年2月~放送。キャラクターはコスプレやきぐるみに回帰したものの、過度のメイクは引き続き抑えめになっている。「ダジャレ関東編」ではみすず学苑の塾が所在する都県が登場する。「ギャラクシー編」は、第7弾「宇宙人編」・第17弾「惑星編」とのネタかぶりが懸念されたが、まさかのシャレが一切登場しないという、みすず学苑では珍しいCMとなっている。さらに今まではCMの最後で「怒涛の合格 みすず学苑」と早口で2.5回連呼するのがお決まりだったが、今回は1.5回にとどまっており、みすず学苑の転換期を感じさせるCMに仕上がっている。
- 縄文鬼太郎
- 「こんに千葉っ!みすず学苑です!」
- TVCM冒頭に登場し、挨拶する縄文太郎。
- 千葉県にはみすず学苑の千葉駅校・千葉柏校・松戸駅校が所在する。
- ちなみにギャラクシー編でも登場しているが、こちらでは漫画『鬼滅の刃』の竈門禰豆子のように、口に竹製の枷がつけられている。
- カナガワカッパ
- 「合格するの神奈、川?」
- 合格できるのか懸念しているカッパ。
- 神奈川県にはみすず学苑の横浜校が所在する。
- 宇宙人子さん
- 「合格するべ、ほん東京に!」
- お上りさんと見られる宇宙人。
- 東京都にはみすず学苑の立川駅北口校・吉祥寺校・上野の森校舎・西荻本校が所在する。
- ヤマトタケル(初代のよみがえり)
- 「翔んで桜が埼玉!」
- ヤマトタケルがCMの最後を締めくくる。セリフの元ネタは『翔んで埼玉』。
- 埼玉県にはみすず学苑の大宮校・南浦和校・所沢校・川越校が所在する。
- 異星人ストレッチ
- 「きたーっ!」
- 宇宙船に乗り合わせている吸血鬼のような異星人。
- 宇宙船がワープした直後に上記セリフを発する。
- 銭洗熊弁天
- 「待ってたぜ!」
- 宇宙船になぜか乗り合わせている動物。
宇宙船がワープした直後に上記セリフを発する。 - 元ネタは埼玉県・川越市にある熊野神社の銭洗弁財天と思われる。
第20弾「逆猿惑篇」
2022年2月~放送。元ネタは映画『猿の惑星』。1種類のみにCMが縮小。ストーリー調、控えめなシャレ(登場するシャレが「サルが大学にオチザル」のみ)など、どこか第2~3弾ごろの初期みすず学苑のCMを彷彿とさせる節がある。
- 兄の縄文太郎
- 教室内の手前側の席に座っている方。
- 弟の縄文太郎
- 教室内の奥側の席に座っている方。
- マーチオチザル
- 金髪のサル。
- MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の私立大学群を志望しているらしい。
- 早慶オチザル
- 黒髪のサル。背の高い方。
- 早慶(早稲田・慶応)を志望しているらしい。
- 女子大オチザル
- 黒髪のサル。背の低い方。
- 女子大を志望しているらしい。
- 1人だけ荷物を背負っておらず、女性への気遣いが感じられる。
第21弾「4大原人篇」「2023年学苑生の旅篇」
2023年2月~放送。「4大原人篇」は第5弾「三大原人篇」(2008年放送)のリメイク。CMの最後で「怒涛の合格 みすず学苑」と早口で2.5回連呼するお決まりも3年ぶりに復活している。「2023年学苑生の旅篇」は第20弾「逆猿惑篇」の続きと見られており、みすず学苑のCMで続き物を放送するのは今回が初となる。
- 北京原人
- 「英語がデキンことない原人!」
- 中国北京市で発見された化石人類。
- 中国が出自にもかかわらず、英語ができないこともないらしい。
- クロマニョン人
- 「暗記で苦労マニョン人!」
- フランスで発見された化石人類。
- 暗記で苦労しているらしい。
- ネアンデルタール人
- 「数学で悩んデルタール人!」
- ベルギーで発見された化石人類。
- 数学について悩んでいるらしい。
- ちなみに、第5弾「三大原人篇」では受験に悩んでいた(風貌的に別個体)。
- ジャワ原人
- 「ジャワジャワ成績が上がって合格するぞー!」
- ジャワ島で発見された化石人類。
- ジワジワ成績が上がっており、受験に向けて順調なようである。
- 第5弾「三大原人篇」にはおらず、今回が初登場である。
- オチザル化のみすず生 / オチザルみすず生
- 黒髪のサルが受験勉強に励んだ結果、オチザルみすず生に進化した。
- 惑星猿エリート
- CMの最後の方に出てくる、宇宙服を着たサル。
- 第20弾「逆猿惑篇」にも出演している可能性があり、今後の情報が待たれる。
第22弾「アリえへん進学率篇」「ドジョウも合格篇」
2024年2月~放送。「アリえへん進学率篇」は映画「アナと雪の女王」のパロディ(「レット・イット・ゴー~ありのままで~」)。「ドジョウも合格篇」は江戸の寺子屋を舞台としている。
- アリの女王 アリャリャ
- 「アリのままの~♪アリえへん合格率!」
- 「レット・イット・ゴー~ありのままで~」のような歌を歌いながら雪山を登っている。
- クラウチング
- 働きアリ。TVCMでは特に目立っていない。
- 電車のステッカーではクラウチングスタートのポーズを取っている。
- みつ蜂 まぁえーや
- ミツバチ。児童文学作品「みつばちマーヤの冒険」の主人公・マーヤが元ネタと見られる。
- ドジョウ
- 「ドジョウが出てきてこにゃにゃちわー」
- コイ目ドジョウ科の魚類。勉強ができず、周囲から同情されている。
- トン坊
- 赤いトンボ。
- 持当矢礼(もっとうやれ)
- 寺子屋の先生。ドジョウも合格できるよう、指導をしている。
- たれ坊
- 黄色い着物の子ども。
- やまとたけ坊
- 「勉強しないと親が泣きまっせ」
- ヤマトタケルの亜種。
関連動画
CMはこちらから見ることができる。
関連項目
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