みずいろブラッドとは、ニンテンドーDS用ソフトとして2007年6月14日に発売された
即死系ハチャメチャラブコメディである。公式ページにそう書かれているんだから間違いない。
概要
無限に広がる大宇宙。そこでは悠久の刻の中で様々な星が生まれ、そして消えていった。
銀河系の外れに位置するアルファ星が、異常な地殻変動の観測データを最後に突然連絡を絶つ。
その日を境に、周囲の惑星も相次いで連絡を絶っていった。ただちに調査のため、UGSFが派遣された。
そこで遭遇したものは、人類にとって最初の「敵」であった。 それは、大小無数の戦闘機械としてしか存在しない、
無機物で構成された生命体、「生きた兵器(ライフ・ウェポン)」だったのだ・・・
そしてそんな宇宙の事情とは全く関係なく、ブラッド学園に通うみずいろちゃんの生活をミニゲームをしながら見ていくという、極めてゆるいゲームです。
内容は、一言で言ってしまえばミニゲーム集である。それもそんなにバリエーションが多くない、乱暴に言えば"子供向けを地で行くような"デザインとボリュームとなっている。しかし所々に散りばめられたあからさまなパロディや、要所で炸裂するブラックユーモアは子供向けとは程遠い狂気を感じるものである。人によっては単なるつまらないゲームとか評価されても仕方のないものであろう。しかし、このゲームの本当のテーマはそんなおちゃらけたものではなかった。
特に終盤は。
愉快すぎて反応に困る仲間達
- みずいろちゃん:水色ボディに水色オイル、元気一杯中身は有害。恋に恋する女の子ロボ。
ぬいぐるみの時の必殺技は噛み付き攻撃。
「ぎゃふんっ!」「コレジャナイ!」「バイナウ!」 - ラブネリ:かまぼこである。事あるごとにみずいろちゃんに切られる恋のライバル。でも親友なのよ。
「文字くらいは書けなきゃねー」 「ゴーン」 - 加藤くん:みずいろちゃんが恋焦がれている真っ白いロボ。角つけて赤く塗られると3倍速く動ける。
借金暮らしで親はいなくなっちゃったみたい。 - くろはらくん:黒目のボディに水色オイル、素直になれないガキ大将。ぶっきらぼうだが根は優しい。
「ヒュー」「バーカ!バーカ!」みずいろ「ボーコ!ボーコ!」 - なると:なるとである。口癖が「だってばヨ」って時点でなんかこう、このゲームのノリが垣間見える。
公式サイトには「世界のかまぼこ」という謎のトピックスに - シキモン:シナモンロールである。みずいろちゃんのクラスメイト兼ペット、必要な時は敷物になる。かけっこにはよく水色に吹っ飛ばされる。
- ウシキング先生:見た目どおりの牛、だけど剣の達人。王冠被ってるのは名前のせいだと思われる。
「モー」 - バション先生:名が通っている俳句読みのカエル。学園では身分を隠して公務員。お疲れ様です。
「ソコノケfofo-!ソコノケソコノケ~~!!」(←違う俳句読みのバション) - おかあさん:どこかで見たような風貌と一部で噂の謎に満ちた古代超兵器。でも母性はたっぷり。
「みずいろちゃん・・・」「あらやだ、ウシキング先生・・・」みずいろ「おかあさんと先生の関係って・・・」 - 太鼓達:売れた芸人風にドヤ顔する謎の赤面と青面太鼓。ペケポンという謎の粒子を引きつれ茸を使って「太鼓もどき」という遊びをみずいろとする。
他、チョイ役多数。
「UIMS」という存在について (←ネタバレ反転)
Unknown Intellectual Mechanized Species、通称UIMSと呼ばれるそいつらは、生きた兵器である。実はこの存在は公式ページの「ゲーム」で見れるストーリー冒頭の説明で仄めかされていた。このゲームの公式サイトから行けるブログを熟読すればこのUIMSがどういう存在なのか、或いは「UGSF」について知っているという人間であれば多少はどういうものなのか理解できるはず。
ちなみに、UGSFの公式サイトには「オペレーション・ドレッドノート」として今回の話の顛末が綴られている。
ゲーム中は多くは語られなかったが終盤でみずいろちゃんが乗ったロケットに「UIMS」と描かれていた。
ゲーム内容
んなこたぁどうでもいいからミニゲーム内容を教えろという人もいると思うのでここに紹介する。
これら3種類の操作で結構な数のミニゲームをこなす。簡単なようで結構難しい。
中には太鼓の達人風ミニゲームも用意されていて、「ドキッ!新曲だらけの春祭り」(2代目)のOP「太鼓ラブ」(インストゥルメンタル)が演奏できる。後に太鼓の達人DSの2作目にてこのゲームのED曲が採用された。
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関連項目
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