みよしのとは、
- 桜の名所・奈良県吉野地方の美しさを称えた言葉。吉野にかかる枕詞であり、花札の「桜に赤短」にも「みよしの」と書かれている。
- 株式会社テンフードサービスが札幌市を中心に展開している、ぎょうざとカレーの外食チェーン店。
概要
大正時代初期、札幌狸小路地区に開店した大衆食堂「美よし野」を前身とする。1967年(昭和42年)、餃子専門店としてみよしの3条店がオープン。後にカレーがメニューに加わる。
餃子とカレーを中心とするメニューを安価で提供しており、庶民の味方として地元民に愛され続けるローカルフードチェーン店である。なお、みよしののぎょうざはスーパー等でも冷凍食品として売られている。
主なメニュー
価格は税込。
- ぎょうざ(6個)…230円
- 大盛(9個)…345円
- カレー…360円
- ぎょうざ定食(ライス・味噌汁・漬物付き)…498円
- ぎょうざカレー…480円
- みよしのセット(ぎょうざ6個+カレー+漬物)…560円
名物:ぎょうざカレー
上の一覧で一際異彩を放っているのが、ぎょうざカレーである。みよしのの餃子をみよしののカレーに乗せただけという単純極まりないメニューだが、みよしの名物と称されるだけあって実に奥が深い。
まずは餃子。元は餃子専門店だったこともあり手堅いが、お値段相応の味である。カレーは札幌で人気のスープカレーではなく、いわゆる普通のトロトロしたカレーであり、これもお値段相応の味。
では、このふたつを組み合わせたぎょうざカレーはどうか。決して自己主張の激しくないカレーが餃子の味と絶妙に絡み合ってうめえぇぇぇぇぇぇぇ!
参考までに、同じく道内のローカルカレーショップとして有名なカレーショップインデアンのカレーにみよしののぎょうざを乗せて食した者が記した記事によると、インデアンのカレーでは味が濃すぎて餃子の味が負けてしまう、とのこと。つまりみよしののぎょうざとカレーは、お互いを高めあう絶妙な味のバランスで作られているのである。
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- 0
- 0pt