萌える弾幕STG・もえだんとは、D.N.A.Softwaresが作成した弾幕STG練習用ソフトである。
概要
STG初級者の「乙UNくん」が、みょんなことから弾幕少女となった「紅月ふらん」こと「ふらんどーるすかーれっと」とそのお供たちから弾幕のよけ方の基本を教えてもらう、というゲームである。
全部で50ステージあり、各ステージで弾幕の基礎、避け方を学んでいく。基本的な弾幕から、各種STGにみられる特徴的な弾幕の再現まで幅広く用意されている。そして最後にはフランのスペルカードQED「495年の波紋」のアレンジ版が収録されている。
総じて初心者向けのゲームである。STGを全くやったことがない人向けに非常に簡単な弾幕まで説明してくれるし、簡単に避けられる弾幕が多い。しかし、後述するが避けきりでもらえる金メダルを全て取ろうとすると、一部難しいステージがある。
スペシャルサンクスとして、ZUN氏とGIL氏、なげっつ氏がクレジットされている。
仕様
- 自機はワイドショット、直線ショットの2種類が用意されている。スピードに変化はない。
- ボタンで低速移動ができ、あたり判定が見えるようになる。ほぼ見た目通りで、めり込めない。
- 高速移動が霊夢よりも遅いため、大きく避けきれないことがたまにある。
- ボム、残機はステージごとに数が違うが、0~2機、0~6ボムである。
- ミスをしてもボムは充填されない。
- ステージクリア数に応じて、壁紙がもらえる。
流れ
ふらんどーる達からそのステージで学ぶ弾幕に関する簡単な説明を受けた後、弾幕が開始される。基本的にザコ敵を一定以上倒す、ボスを倒す、制限時間いっぱい避けきるのどれかでクリアとなる。
敵を倒してクリアすると銀メダル、避けきると金メダルがもらえる。銀メダルを全て集めるとクリアとなるが、金メダルを全て集めるよう促すメッセージが流れる。金メダルを全て集めると完全クリアとなり、別のメッセージが流れる。
避けきりの難易度も高い方ではないが、後半のステージではそこそこの難易度となっている。初心者用と侮っていると、痛い目に合うので注意したい。
その他
QED「495年の波紋」はアレンジとあるが、最初のうちはさほど難しいものではない。しかし、発狂(残り時間30秒)からが本番である。反射が画面下にも追加されるため、本家にはない難しさがある。
フリープレイモードには、ダブルスペルという設定項目がある。これは、全50ステージの弾幕から2つを選んで同時にプレイするというものである。選ぶものはなんでもよく、同じものでもよい。全体的に難易度が低めのゲームであるが、ダブルスペルは選び方によっては恐ろしい難易度になるという代物である。
ちなみに組み合わせは1275通りとなり、全てを網羅することは難しい。
関連動画
関連項目
関連リンク
- 1
- 0pt