もろたで工藤!とは、負けフラグである。
概要やで工藤!
西の高校生探偵・服部平次は、東の高校生探偵・工藤新一(江戸川コナン)のライバルとして自身を位置付けており、登場当初は推理に関して何かと新一と張り合う姿勢を見せていた。その中で、自分が先に真相にたどり着いたと確信した時に飛び出たのがこの台詞である。
正確には、「この勝負」がついて「この勝負、もろたで工藤!!!」。吹き出しは「この勝負、」と「もろたで工藤!!!」に分かれている。「!!!」は3つ。
ただし、自分でも気がつかなかった推理の欠陥があったりそもそも新一に後れを取っている場合が多く、ほとんどの場合は新一に勝ちを譲っている。なお、新一自身は「真実は1つしかないから、推理に勝敗も上下優劣もありはしない」という考えを持っているため、張り合ってる気になっていたのは服部だけである。服部自身も新一のこの考えを聞いてからは対抗姿勢を見せることが少なくなっている。
ニコニコ等においても、何かしらの勝負で自分に有利な流れを作る事ができて勝ちを確信した際にこの台詞が用いられることが多く、「もろくど」と略されることもある。一方で、先述のように服部が実際に勝負をもらった事がほとんどないため、一種の負けフラグとして捉えられることもあり、発した直後に新一(コナン)に扮して「けどよ服部」と否定されるのもお約束である。場合によっては、同じく服部の頻出台詞(というイメージがある)である「せやかて工藤」や「なんやて工藤!」で返されることもある。
なお、かつてこのニコニコ大百科記事では「頻繁に飛び出るのがこの台詞」「となることが多いか。」「この台詞の登場頻度も少なくなっている。」「この台詞が登場して実際に勝負をもらった事がほとんどない」と服部平次が複数回この台詞を発言したかのような記述になっていた。しかし実際には、2018年7月30日時点で発売されている『名探偵コナン』の少年サンデーコミックス1巻~94巻において、「もろたで工藤」という台詞が使われているのは第10巻での1回にしか過ぎないとのこと[1]。初期の話に登場したために読者からの認知度が高く、そのため「よく言っている」という誤ったイメージが醸成されたものか。ただし、アニメ版で何回発言されたのかの調査などは未だなされていないようだ。
しかし「一回は使われている」分この台詞はまだマシで、上記の「せやかて工藤」や「なんやて工藤」はコミックス1巻~94巻内で一度も登場していないとのこと。
関連動画やで工藤!
関連項目やで工藤!
脚注
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