やまなしとは、
本稿では1.について記述する。なお、その他の山梨については該当記事を参照のこと→山梨。
概要
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈。谷川の底に住むカニの兄弟とその父が見る小さな世界を描いた作品。カニの視点で、カワセミが水の中にいる魚を喰らう描写を書いた5月と、やまなしの実りが訪れる12月の2話構成。小学6年生の国語の教科書に多く採用されているため、非常に馴染みのある作品になっている。そして、そこで必ず話題になるのが、作中でカニたちが語る「クラムボン」である。
『クラムボンはわらったよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
『クラムボンは死んだよ。』
『クラムボンは殺されたよ。』
『クラムボンは死んでしまったよ・・・・・・。』
『殺されたよ。』
『それならなぜ殺された。』
『わからない。』
クラムボンが何なのかは諸説あるが、その正体は依然として不明。答えは無く、読んだ人が想像してそれぞれ感じ取るというのが正解なのかもしれない。
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関連項目
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