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わーい!でぐちらとは、ファミリーコンピューター用ソフト『ラグランジュポイント』でおこるイベント。両親を亡くした幼児『タム』の最期のシーンである。
概要
タム しみんのこ
じーたんは ロボットはかせら
おうちは アイアンちちいにあったのら
とーたんも かーたんも バイオぐんに ころされた
でも タムくん はなかないのら
タムは少し生意気な子供である。しかし、このゲームにおける戦いの発端である、スペースコロニー『ランド2』の異変後の、バイオ軍侵攻によって両親を亡くしており、今は祖父のタムタム博士に育てられている。
主人公の『ジン』たちが、旅の途中に立ち寄ることになる『ランド1』のエレキシティにてタムは迷子になっており、その後はタムを探しに来ていたクリスと共に、パーティに同行する事になる。そしてさらにその先のダンジョンである、セラミシティへ通じるコロニー壁間構造区の終盤で、あるイベントが発生する。
わーい！でぐちら
出口が見えたことで、セラミシティへひとりで駆けだすタム。
そこに立ちはだかる"バイオノイド3将軍"の一人『オレギ』
ファミコンのゲームとしては、かなり容量を割いたと思われるイベントシーンが挿入される。しかし、オレギの爪が無情にもタムを吹き飛ばし、そのままタムは息を引き取るのであった。
悲しみの戦士達
こぞう また おまえか
おまえも このつめの えじきにしてやる
これでオレギとは2戦目となるが、1戦目同様に、ここでもまだイベント戦であり、500ダメージほど与えれば、そのターンにオレギは撤退する。しかし、まだこちらの装備が整っていない状態の為、突然の戦闘となる初見プレイではかなりの強敵。すぐ隣のコンテナにある、ランク2武器の"ほうねつナイフ"を入手していなければ500ダメージを与えるのも大変で、全体攻撃も強力なので、HPを削りきる前にやられてしまう危険性もある。
セラミシティのポート前での3戦目で、ようやくオレギとの決着を付けられるが、セラミシティで武器と防具の更新をしていなければ、苦戦は必至。ここを乗り切れば、サテライトベースで武器の強化と、仲間の入れ替えが行えるようになり、プレイヤーの手札が増えるのだが、育成とゲーム進行の自由度が低い時点でのこのボス戦が、おそらくはゲーム中で一番苦しい戦いとなるだろう。
タイムの タイムのかたき！
このシーンが、ニコニコ動画で一躍有名になったのは、やはりあのRTA動画がきっかけだろうか。
今では、いろんなRTA動画で、出口が近いシチュエーションなどで、「わーい!でぐちら」というコメントがよく書き込まれている。
ところで 関連動画が みつからんのだ しらんかのう？
関連項目 に ちゅういピコ
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