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アイオンとは、ファイアーエムブレム烈火の剣に登場するボスユニットである。
概要よ！我が叫びを聞け！
18章外伝（ヘクトル編では19章外伝）でボスを務める。クラスは賢者で、遠距離を攻撃できるサンダーストームの魔道書を持つ。顔は使い回し。ヘクトル曰く、「見るからに魔道の使い手って格好」であり、アイオン曰く「戦いとはつまり、算術。賢い者こそが勝利する」とのこと。能力は前後のボスに比べると低いもののアイオンの居場所までは回り道を強いられるステージ構成であり、もしサンダーストームを撃たれていればそれなりに厄介だっただろう……そう、撃てるのなら。
いかずちよ！いかずちよ！
彼が登場するステージの名前は「魔封じの者」。そう、文字通り、魔封じの者であるキシュナが出るステージである。魔封じの者とは文字通り魔法を使えなくする空間を生み出すものであり、その効力は無差別。当然、アイオンもまた例外ではない。
結果、アイオンは「なん...だと...？このような事態は予定されていない！」と狼狽し、ただの本と化した魔道書を手に「いかずちよ！いかずちよ！我が叫びを聞け！いかずちよ！」と叫ぶだけの木偶と化すのであった。当然、無防備なまま殺される。ヘクトル編だとキシュナは15ターン目でいなくなるものの、大抵の場合は既に手遅れである。
難易度が上がるハードモードでもこれは変わることはなく、むしろ店でアイテムを安く買える「シルバーカード」を所持して出てくるため盗賊によって身ぐるみ剥がされる。そのあんまりな境遇により、烈火の剣におけるネタキャラの一人として名を連ねることになった。
但し、ヘクトル編ハードモードで異伝に行こうとする場合のみ、例外的に厄介な相手である。異伝に行くためには19章外伝において速攻でキシュナを倒す必要があるのだが、キシュナを倒せば当然アイオンが魔法を使えるようになる。その前にアイオンを倒しておきたいものの、様々な要因により攻撃を回避しまくるため非常に厄介。おまけにキシュナは時間経過だけではなく攻撃を受けることでも撤退フラグが立つので、どうしてもアイオンに割ける労力は少なくなってしまう。
要するに、アイオンではなくキシュナが厄介なのだが。
ありえない…こんなことは…
ばかな…このような事態は予定されていない！
後にWii Uで発売された、ファイアーエムブレムとアトラスのコラボ作品『幻影異聞録♯FE』において、このネタが扱われていたりする。
主人公の蒼井樹が電撃属性の魔法であるジオ系のコマンドスキルを使った際に、たまに「いかずちよ！」と叫ぶのだ。
アイオン様のことを覚えていたFEファンはニヤリとすること間違いなし。
もちろん、アイオン様のように魔法が不発に終わったり、確実に外れてしまうようなこともないため、安心しよう。
このゲームには他にもFEネタがあちこちに隠されているため、探してみよう。
シルバーカードをぬすんだ
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