発売日 | 2011年1月28日 |
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対応機種 | Windows2000/XPs /Vista/7 |
メディア | DVD-ROM |
ジャンル | 学園恋愛アドベンチャー |
原画 | 観音王子 天草帳 御奈瀬 ひづき夜宵 笹井さじ 成瀬つきの(SD原画) |
シナリオ | 定池真実 流浪舞人 佐山操 みささぎらん 森野一角 いずみ |
発売元 | F&C FC01 |
レイティング | 18歳未満購入禁止 |
価格(税抜) | 8800円 |
アクロウム・エチュード Canvas4とは、F&C FC01製作の18禁恋愛シミュレーションゲームである。
概要
F&C FC01より販売された『Canvas』の名を冠する作品では、「Canvas~セピア色のモチーフ~」「Canvas2~茜色のパレット~」「Canvas3~白銀のポートレート~」に続く4作目のタイトル。同時に、「Canvas」シリーズ10周年となる作品でもある。
2011年11月には、コンシューマ版「エターナル・エチュード Canvas4」がPSPソフトとして発売された。
「Canvas2」から8年後を描いた今作では再び、「Canvas」「Canvas2」同様で舞台が撫子学園になっている。もっとも、前作「Canvas3」の舞台である姉妹校・繚乱学園に縁のある人物が登場するので繚乱学園が無関係というわけではない。
また、過去のシリーズの登場人物も数名、サブキャラクターとして(或いは名前のみ)出演している。
ストーリー
主人公・小松原亮は美術特待生として撫子学園へ入学、色々と刺激の多い美術部で創作に励んでいた。
やがて季節は過ぎ秋(10月)を迎え、撫子学園との姉妹校と合同で開催する文化祭『撫子芸術祭』が開催される事となり、撫子学園の美術部代表として亮が選ばれる。
だが亮には、「人物を描けない」という悩みがあった。
撫子学園へ入学する以前から抱えていたその問題は、撫子学園へ入学しても解決されることは無く、亮は芸術祭の作品を作るという目標を前に苦悩する日々を送る事になる。
登場人物
- 小松原亮 (こまつばら りょう)
- 主人公。桜花展で史上最年少で佳作を受賞し、美術特待生として撫子学園へ入学を果たした。
母親が北海道の病院で療養生活を送っており、父親がその病院で医師として勤めているため、幼馴染であることのの家に居候している。そのため、青桐家とは家族同然の仲となっており、亮も家事を一通りこなすことが出来る。毎朝、ことのを起こしに行くのも亮の役目。
幼い頃のとある出来事がきっかけで、人物画を描く事ができなくなり、絵のモチーフに人が入ると亮は納得の行く絵を描く事ができないという画家としての大きな壁に直面している。 - 青桐ことの (あおぎり ことの)
CV:小倉結衣 - 亮の幼馴染の女の子。どんくさくておっとりして天然ボケな性格、さらには寝起きの悪い生活ぶりなど、過去シリーズの橘天音や鳳仙エリスを彷彿させる部分が多い。
亮とは同い年だが、ことのの方が少し早く生まれたため、亮に対してお姉ちゃんぶっているが、亮からはいつもあしらわれている。亮と同じく美術部所属だが、これは亮にくっついて一緒に入部してきたことによる。
青桐家の家業である花屋の仕事を時々、亮と共に手伝っている。 - 東雲杏子 (しののめ あんず)
CV:新堂真弓 - 撫子学園美術部部長。2年生。「サイクロン・オブ・撫子」の二つ名で学園中に(悪い意味で)名を知られている。
底抜けに明るく、イタズラ好きかつ破天荒な性格で、亮や珪をはじめ周囲を巻き込んではいろいろとやらかしている。しかし美術部部長の立場は伊達ではなく、絵の腕前も亮達が尊敬するほどに優れている。
亮や周囲の面倒を見たり気配りもできる姉御肌でもあり、さらにはイタリア語、フランス語なども日常会話ができるくらいにスラスラ話せるという成績優秀な部長。アリーヴェデルチ! - 仁瀬さつき (ひとせ さつき)
CV:有栖川みや美 - 亮の同級生の美術部部員。1年生。
マイペースで無口な性格を持ち、部活動中は周囲に関心を持たず、黙々と絵を描いている。その集中力と絵の腕は確かで、亮も一目置いているほど。
また学園の外では、喫茶店(竹内先生の実家?)でアルバイトをしている。
普段は寡黙だが、麻生大輔の話になったり大事にしている妹・さつきがいると饒舌になる一面もある。
鳳仙エリスに続く撫子学園美術部の「料理の天災」担当。 - 此ノ花円 (このはな まどか)
CV:春日アン - 撫子学園の姉妹校たる「繚乱学園」の1年生。ボクっ娘。
芸術祭の演劇部の出典にあたり、撫子学園へ留学生としてやってきた。蘭とは同郷の友人同士。
顔立ちも良くスタイルも抜群で、男子生徒からの人気も高いが、普段は演技とも本音ともつかない飄々とした態度を見せては周囲を煙に巻いている。
亮とは最初に対面して早々、意味深な台詞を投げかけるが・・・? - 立花珪 (たちばな けい)
CV:とまとあいこ - 撫子学園の生徒会役員(副会長)。美術部部長の杏子とは幼馴染の腐れ縁。2年生。ダディャーナザァーン!!
生真面目な性格で責任感が強いしっかり者。杏子を監視したり、杏子の巻き起こす騒動にいつも駆け回っては、杏子を追いかけ回したりしている苦労人。
想定外の事態に直面すると、驚いて取り乱したりする一面も。ギャップ萌え。 - 鷺ノ宮紬 (さぎのみや つむぎ)
CV:ヒマリ - 鷺ノ宮家の令嬢。撫子学園理事長・藍の姪。学生であるが、繚乱学園の理事長も兼任している。
メリハリのついたスタイルに加え大和撫子を絵に描いたような美麗な容姿を持ち、学園ではアイドル的な存在として語られている。数々のコンクールで入賞しているほどに楽器演奏の技術にも長け、芸術祭では音楽部門で撫子学園代表として参加。
普段は旧校舎の第2美術室(「Canvas2」まで、美術室として使用されていた場所)で一人、ティーセットを用意してティータイムを嗜んでいる。 - 穂高蘭 (ほだか らん)
CV:ひなき藍 - 撫子学園の演劇部員。ボーイッシュな容姿が特徴の、亮のクラスメイト。
困っている人を放っておけない熱血漢。円に続く「ボクっ娘」その2。 - 容姿も体育会系で背も高く中性的で貧乳だが、本人はこの容姿にコンプレックスがあり、「女の子らしい」友人・円に憧れており、自分も女の子らしくなりたいと思っている。
- 仁瀬みつば (ひとせ みつば)
CV:金松由花 - さつきの妹。撫子学園付属の生徒。
人見知りかつ恥ずかしがりやで、引っ込み思案な性格のため何事に対しても消極的。
姉・さつきとは常に寄り添っており、同じ喫茶店で一緒にアルバイトをしている。姉と違い料理は普通にできる。
サブキャラクター
- 椎名智継 (しいな ともつぐ)
CV:原田友貴 - 亮の親友。「Canvas3」の堺雄太に続く、本作の残念なイケメン及びセクハラ担当。
- 竹内麻巳 (たけうち まみ)
CV:香澄りょう - 美術部の顧問。過去に「Canvas2」で登場したヒロインの1人。今作では撫子学園の美術教師となっている。
さまざまなシナリオで、亮をはじめ生徒達のために尽力してくれる先生。上倉先生の成した業績は偉大だ。 - 小松原ゆう子 (こまつばら ゆうこ)
CV:桃也みなみ - 亮の母親。とある心の病を患っており、北海道の病院で療養生活を送っている。
本作のシナリオにおける、キーパーソンの1人。 - 小松原准也 (こまつばら じゅんや)
CV:植木亨 - 亮の父親。北海道の病院に務めている。亮とは度々、電話で会話を交わしている。
- 青桐晴乃 (あおぎり はるの)
CV:美澄すい - ことのの母親。亮とは本当の家族同然に接してくれる。
- 青桐昌朋 (あおぎり まさとも)
CV:島田友樹 - ことのの父親。
- 鷺ノ宮藍 (さぎのみや あい)
CV:ダイナマイト☆亜美 - 撫子学園理事長。「Canvas」のヒロイン。
- 東雲蓉子 (しののめ ようこ)
CV:藍川珪 - 杏子の母親。シングルマザーだが、杏子とは姉妹と言われても違和感が無いくらい若々しい容姿を持つ。
- 鳳仙エリス (ほうせん エリス)
CV:中家菜穂 - 「Canvas2」のヒロイン。現在は画家としてパリに住んでいるが、日本で個展を開催するにあたり来日。
- 麻生大輔 (あそう だいすけ)
CV:氷室省吾 - 言わずと知れた「Canvas」の主人公。「Canvas2」「Canvas3」でも名前のみ登場しているが、声付きの登場は(サブキャラとしては)実は今作が初めて。
亮が幼い頃、公園で学生時代の彼に絵を教えてもらった事が亮にとっての絵を始めるきっかけとなったらしい。
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