アゲハントとは、ポケットモンスターに登場するNo.267のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
---|---|---|---|
名前 | アゲハント | タイプ | むし / ひこう |
英語名 | Beautifly | 高さ | 1.0m |
分類 | ちょうちょ | 重さ | 28.4kg |
全国図鑑 | #267 | 特性 | むしのしらせ |
ジョウト | #― | ― | |
ホウエン | #016 | 夢特性 | とうそうしん |
シンオウ | #050 | グループ | むし |
イッシュ | #― | 孵化歩数 | 3840歩 |
カロス | #― | 性別比率 | ♂50.0% : ♀50.0% |
世代 | 第3世代 | 努力値 | 特攻+3 |
進化 | ケムッソ ┬→ カラサリス(Lv7) → アゲハント(Lv10) ケムッソ └→ マユルド(Lv7) → ドクケイル(Lv10) |
図鑑説明
- ポケットモンスタールビー
- あまい かふんが だいこうぶつの ポケモン。はなを つけた はちうえを まどべに おけば かふんを あつめに かならず とんでくるよ。
- ポケットモンスターサファイア
- くるりと まいた はりの ような ながい くちは かふんを あつめる ときに とても べんり。はるかぜに のって かふんを あつめて まわる。
- ポケットモンスターエメラルド
- カラフルな はねの もようが とくちょう。かふんを あつめに はなばたけに あつまる。おこった ときの こうげきは とても はげしい。
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
- すがたに にあわず こうげきてきな せいかく。ほそく ながい くちを あいてに つきさして たたかう。
- ポケットモンスターダイヤモンド
- ほそながい くちを つきさして あいての たいえきを すいとる。 こうげきてきな せいかく。
- ポケットモンスターパール
- はなばたけが まんかいになると かふんを あつめて とびまわる。 すがたに にあわず きょうぼう。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2
- みために よらず こうげきてきで かふんあつめの じゃまを すると ほそながい くちを つきさしてくる。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
- いろ あざやかな はねの もようが とくちょう。 ほそい くちを のばして はなの あまい みつを すいとる。
概要
- 第三世代から登場したアゲハチョウ。かわいいがとても凶暴なポケモンであり、細い口を使って相手を突きさし体液をすする。
- アニメではハルカの手持ちとして登場。図鑑説明とは違い攻撃的な面は全く失われている。声優は白石涼子。
- 同じくアニメではまた四天王のリョウのポケモンとして登場。子供時代に一緒にいたケムッソが進化して戻ってきた。また、ゲームでは四天王一番手であるリョウの先発でもあったが、プラチナではよりにもよって二重上位互換のメガヤンマに取って代わられている。リョウに何があったのか……。
- ダイヤモンド・パールではギンガ団のお気に入りとして登場したが、プラチナでは全てデルビルに入れ替わっている。
対戦のアゲハント
一番高い能力が特攻の100。これだけ見れば十分な数値に見えるが、低耐久・鈍足・弱点多数・技の種類も範囲も狭く貧相であるため、決定力不足が深刻である。つまり耐久面・サポート面はおろか、火力面でも難がある為に対戦で使用される事は無いに等しい。さらに使われない一番の理由が、むし・ひこうという組み合わせにはどの方面にも強力なライバルがいるためだ。(下記八方塞がり参照)
- 第5世代で強力な積み技のちょうのまいを習得したが、他の蝶蛾ポケモンも同時に習得したので差を空けられなかっただけで終わった。
- 特性は「むしのしらせ」である。低耐久のアゲハントは襷との相性も良いので「むしのしらせ」との相性も抜群に良い。ただし、あらかじめステロを撒かれていてば完全に機能停止。さらに通りの悪い虫技を主体とするため相手をかなり選び、対戦での選出機会は自然と限られてくる。そのため夢特性に期待が集まったが、やっと解禁された夢特性がなんと「とうそうしん」。一体何と戦っているのか…。
- XYで特攻種族値が10上がり、ORASでレベルアップ技にエアカッターといかりが追加された。せめてエアスラッシュ程度は欲しいところだったが、「いかりのこな」ならともかくいかりって…。ここまでくるとアゲハントにとって、いかりの矛先は対戦相手ではないのかもしれない。
- いかりが廃止された第8世代のBDSPでは、代わりに覚える技が技マシンでも覚える「まもる」。流石に酷くないだろうか。Pokémon LEGENDS アルセウスでようやくエアスラッシュを習得した。
八方塞がり
- むし・ひこうタイプは非常に激戦区となっている。元々メジャーな弱点が多く、ステロにものすごく弱く、タイプ相性は微妙なのだが、どんな技を得ようと、どんな方面に向かおうとそこには尖りきったライバル達がいる。アゲハント的には八方塞がりの状態なので、これ以上の同複合タイプ増加は勘弁してほしい所である。
- メガヤンマ…同複合タイプで一番高い特攻116。『加速』による全抜き性能もある。
- ビビヨン…素早さ89からの『複眼』眠り粉+暴風。ダブルで有用な特性フレンドガードも。
- ガーメイル…攻撃・特攻94。『色眼鏡』で技範囲が補強。
- アメモース…特攻100・素早さ80。『威嚇』持ちで、同複合タイプの技のデパート。
- ストライク…攻撃110、素早さ105。『テクニシャン』でのアタッカー、輝石での耐久面強化。
- ビークイン…『プレッシャー』を放ちながら、じわじわと相手を追い込む戦い方ができる。
- テッカニン…攻撃90、素早さ160。『加速』するか『すりぬけ』て相手を翻弄。
- カイロス…まさかの同複合メガシンカ枠。火力も備え、『スカイスキン』で飛行技には困らない。
●むし・ひこうの激戦区もれ仲間
レディアン…同複合タイプで唯一のアンコール、リフレクター使い。対戦での活躍はきびしい。
バタフリー…ビビヨンの登場で『複眼』使いの座と、対戦での活躍の場を明け渡した。
※上記ポケモン達をもっと知りたい方は各専用記事をどうぞ。
最後に一言。劣化だろうと不遇だろうと何と言われようと好きなポケモンを対戦で使う事は、
決してゲームとして間違いではない。限界はあれど、トレーナーの腕と愛情を持って
あなたのアゲハントを、あわよくば活躍させてほしい。そして次回作、次々回作と強化を待とう
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
- 5
- 0pt