アサージ・ヴェントレスは、映画「スター・ウォーズ」のスピンオフ作品、およびアニメ「クローン大戦」「クローン・ウォーズ」に登場するキャラクター。
フォースの暗黒面に通じるダーク・ジェダイとしてクローン大戦中に暗躍し、ジェダイを苦しめた。
日本語吹き替えを担当したのは磯部万沙子。
概要
禿頭で、白灰色の肌をした、細長い四肢を持つ女性のダークジェダイ。
種族は惑星ラタータックの近人間種ラタータッキと思われたが、実際は惑星ダソミアのダソミアンであった。
アニメ「クローン大戦」「クローン・ウォーズ」で重要な悪役として活躍。アナキン・スカイウォーカーらジェダイとは、一貫して対立し、彼らを苦しめる強敵として描かれる。
ライトセーバーの色は赤(特別な時期を除く)。師であるドゥークー伯爵から与えられた、彼と同じデザインのものを二刀で扱う。
人物と能力
フォースの暗黒面に通じるダーク・ジェダイの例に漏れず、残忍で冷酷、利己的な性格。
姦計を好み、戦闘では怒りの高揚感に身を任せて、高い戦闘能力を発揮する。
生来の高度な運動能力と勘の鋭さを駆使し、隠密、諜報、工作、奇襲を得意とする。
フォースとライトセーバーの扱いに長じ、神出鬼没に現れて、クローントルーパーやジェダイを屠るその手練をもって、「魔女」「ドゥークーの殺し屋」と称される。
ドロイド軍内部では、ドゥークー伯爵の懐刀ということもあって、司令官並の権限を与えられている模様。事実、グリーヴァス将軍と双璧をなすジェダイハンターであり、単独でジェダイに対抗し得る貴重な人材である。
彼女の戦闘スタイルは、ライトセーバーの二刀流と卓越した体術を駆使するアクロバティックなもの。斬撃と格闘の波状攻撃にフォースを織り交ぜ、多くのジェダイと剣を交えた。フォース使いの多くがそうであるように、戦闘機の操縦技量も高く、エースであるアナキンとも、ほぼ互角に渡り合うことができる。
以上のように高い能力と素養を持つものの、また、彼女本人が熱望していながらも、ダーク・ジェダイの正統たる「シス卿」(暗黒卿)としては扱われておらず、そのための訓練も施されていない。
これは、シスの内部崩壊を防ぐため設けられた教義、「シスは師(マスター)と弟子(アプレンティス)の各1名、計2名以上になってはならない」に則った処置である。すでにマスターとしてダース・シディアスが、アプレンティスとしてドゥークー伯爵(ダース・ティラナス)が、シスの座を埋めていたのだ。
そのような待遇ではあっても、忠実に任務を実行し、また結果を残すことで、次第にドゥークー伯爵からの信任を得ていくが……
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
アサージ・ヴェントレスに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 0
- 0pt