アドホック・パーティー(adhoc Party for PlayStation Portable)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが提供するサービスの一つ。
インターネットに接続されているプレイステーション3(PS3)を中継点として利用する事で、プレイステーション・ポータブル(PSP)のアドホック通信をインターネットを介して行えるようにするトンネリングサービスである。
概要
2008年11月6日にβ版でサービス開始。対応タイトル第1弾は『モンスターハンターポータブル 2nd G』だった。
2010年12月1日に正式版に昇格。同日は『モンスターハンターポータブル 3rd』の発売日であったため、実はPSP時代のモンハンとは意外と切っても切れない関係にあるサービスである。
A-Jの10のワールドそれぞれに64のロビーがあり、ロビー内に最大8人まで入れるルームと呼ばれる部屋を建てることで、ルーム内のPSPとアドホック通信が行える。
また、新しく追加されたゲームサーチ機能を使う事で、同じゲームで遊んでいるルームを探しやすくなった。
PSPのアドホック通信のみならず、PS3にキーボードやマイクを接続する事でチャットやボイスチャットも使用できる。
これまでのXlink Kai一択の状況から選択肢が増えた事[1]は勿論、「SCE公式のサービス」という点がXlink Kaiには無い強みと言える。
サービスの詳細や動作確認済タイトル等は、公式サイトを参照のこと。
注意点
- 無線LAN機能が搭載されていない旧型のPS3(20GBモデル:CECHB00)ではサービスを利用できない。
- PS3は有線LANでインターネットに接続していなければ利用できない。
- PS3、PSPともに最新のシステムソフトウェアでなければ利用できない。
- チャット制限されているPlayStation®Networkアカウントでは利用できない。
- アドホック通信モードを持たないソフトはサービスを利用できない。
- アドホック通信モードを持っているソフトの中にも、サービスを利用できない物もある。
- 上記公式サイトの動作確認済タイトルに記載されているソフトは日本国内で流通しているものに限られる。
洋ゲー等の動確情報は各自で調査のこと。
関連動画
関連項目
外部リンク
脚注
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