アニェーゼ=サンクティスとは、とある魔術の禁書目録に登場する、ローマ正教の赤毛のドS幼女シスターである。髪を細かい三編みに分け、30センチもある厚底靴はいている。蓮の杖(ロータスワンド)という武器を使い、252人のシスターの部隊を率いる。口調が悪く粗野な印象を与えるが、親との関わりが少なかったため甘えん坊だったりもする。
口調はかなり悪い。「てやんでい」口調を学んだから口調が悪くなったという設定である。
概要
原作では7巻から、アニメでは二期の2話から登場。幼い頃に両親を殺され、路上で生活していた。その後、ローマ正教に拾われ、シスターになり、最終的には252人の部隊を率いるほどになった。
同じローマ正教のオルソラ=アクィナスが、原典「法の書」の解読方法を発見し逃亡したことで、日本に行くことになった。表向きの理由は、「法の書」の解読方法を持つオルソラを拉致した天草式からオルソラを救出する、というものだったが、本当に与えられた任務は、異端審問にかけるためにオルソラをイタリアへ連れ戻すことと、日本の天草式十字凄教を潰すことだった。表向きの理由を告げて上条当麻とステイルを協力させ、オルソラを天草式から取り戻すことには成功する。なお、彼らと行動を共にしていた間に、寝ている上条の布団に下着姿で侵入したり、上条にパンツを見られるなどフラグを立てている。オルソラ救出後、ローマ正教側から異端者扱いされていたオルソラを既に仲間とも思わなかったアニェーゼは、陣取っていたオルソラ教会で部隊全員200人を使い私刑(リンチ)を加えてフルボッコにした。しかし、その直後に事実に気付いた上条が一人で特攻を仕掛けてきたり、ステイルや天草式の面々も戦いに加わったことで事態は一転する。自身の武器である蓮の杖(ロータスワンド)を使い上条と一対一で闘うが、最終的に男女平等パンチを2発喰らって敗れた。
オルソラの拉致に失敗した後は、ローマ正教の司教ビアージオ=ブゾーニに「アドリア海の女王」の照準を変える術式「刻限のロザリオ」の発動に使われかけた。その後、上条らによって救出された。
上条に救出された後は、イギリス清教の女子寮で部隊252人と共に暮らしている。ローマ正教に見切りをつけ、新たな教会を設立する予定である。
蓮の杖(ロータスワンド)
アニェーゼが扱う第5元素・エーテルの象徴武器。杖を傷つけることで連動した他のものを同時に傷つけることができる効果を持ち、空間を直接たたけるので鎧などによる防御も不可能である。加えて軌道が読みにくいため、上条当麻の幻想殺しでも防ぐのは難しい。なお、原作の小説では、アニェーゼが杖を舐めた際、その感触は上条さんにもしっかり伝わっていたりする。
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関連項目
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