アミテージ・ザ・サードとは、AICが1995年にOVAとして制作したアニメーションである。
ストーリー
カントリー歌手が殺害され、その遺体の解析結果から、従来のアンドロイド『セカンド』と規格の違う非合法の『サード』であることが発覚したのがきっかけで、社会は反ロボット社会へと動き出すところからストーリーは始まる。
警察機関『MPD』のロス・シリバスは、女刑事ナオミ・アミテージと2人でペアを組み、サードに関する事件を解決しようとした。だが、実はアミテージ自体も『サード』であり、このアミテージを中心にストーリーが動く。
主要人物
- ナオミ・アミテージ(CV:笠原弘子)
- 警察機関『MPD』に所属する『サード』の女刑事。
『サード』のことを一応説明すると、受胎可能な女性のアンドロイドで、火星圏での出生率の低さから作られたとされる。ちなみに、例外として1人男性がいる。
物語は彼女を中心に動き、彼女は『サード』でありながら、ロスと一緒に、殺人犯・ダンクロードといった敵に立ち向かう。 - ロス・シリバス(CV:増谷康紀)
- 地球から火星に送られた刑事の一人。
彼は過去にパートナーをアンドロイドに殺されており、アンドロイドを憎んでいた。しかし、アミテージと組んで、時間と共にアミテージに対するパートナーとしての自分を見つけて行った。 - ダンクロード(CV:中尾隆聖)
- 『サード』を連続して殺害する殺人犯。『アサシンロイド』というアンドロイドの部類に入る。
物凄い狂気な性格をしており、中の人の声をとあるばいきんのキャラにまで変えさせてしまうという事態を作った。
劇場作品
1996年にOVA4作をまとめたものが劇場版として上映されている。
2001年に劇場作品として続編が作られた。舞台は7年後の世界。
ちなみに、アミテージはロスと結婚し、7歳の子供をもうけている設定となっている。
声優陣が大幅に変更されており、ナオミの声優が笠原弘子から柚木涼香になっていたりする。
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関連項目
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