「アラバマだよ。ぼくに何か用?……着任?あ、そうだ。うん、ほかにやることないし、一緒に行く。レッツゴー」
アラバマ(アズールレーン)とは、サウスダコタ級戦艦『アラバマ(USS Alabama,BB-60)』をモチーフとしたSTGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクター(KAN-SEN)である。
指揮官、これは?……なるほど、これが概要の書類なんだね…
KAN-SEN名 | |
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アラバマ USS Alabama,BB-60 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 戦艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 山村響 |
イラスト | Enka |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | バージニア州,ポーツマス |
造船所 | ノーフォーク海軍工廠 |
艦級 | サウスダコタ級戦艦4番艦 |
進水日 | 1942年2月16日 |
就役 | 1942年-1947年(アメリカ軍) |
最期 | - |
備考 | |
ユニオン所属、サウスダコタ級戦艦の末っ子。外見に似合わず天然っぽさと幼さを感じる言動をしているが、そのテンションは戦闘にも反映されており、一部から「なぜか妙に怖い」との声が目立つ。
ユニオン陣営に所属する戦艦。全部で4艦存在するサウスダコタ級の中では3番目の実装であり、同級の末妹にあたる。
2019年7月31日から開催されたイベント『開かれし紺碧の砂箱』にて期間限定で実装された。彼女の他にもボルチモア、バーミンガム、エールウィンなどが限定建造入りしており、SSR艦である彼女の建造率は2%に設定されている。例の如く建造できるかどうかは運次第なので、資材と相談しながら根気よく回すべし。
なんかお腹へってきた。ターキー、食べたいかも
長い銀髪をツインテールで纏めた褐色肌の女性。他の姉たちと同じく、非常に露出度が高いラフな格好をしている。黒のスポーツブラの上に「ALBM」と書かれた布を巻き付け、鼠径部がギリギリの黒のショートパンツとぴっちりとしたラバーソックスを履いている。更に背中には白とアクアブルーのジャケットを羽織っており、爽快感を感じる出で立ち。ただそのジャケットがボロボロであることを鑑みるに、身だしなみについてはあまり気にする質ではないようだ。体のあちこちに黒の紋様が刻まれているが、おそらくインディアンを意識したものだろう。サウスダコタ級は皆インディアンを彷彿とさせる姿をしているが、これは2番艦のインディアナの影響と思われる。
身につけている艤装は戦艦らしく大きなものだが、彼女の場合はそれに加えて赤錆色をした大鎌を手に持っている。刃物を持ったキャラクターは重桜艦を筆頭にそこまで珍しいものではないが、身の丈に匹敵するほどの大きな得物を持つ者は少々珍しい。ちなみにこの大鎌はSDキャラになっても所持しており、寮舎に配置すると怪しい笑顔を浮かべながら飛び跳ねつつ振り回すというアクロバティックな動きを見せる。アクロバティックすぎて次元の壁を超えて無の空間に入ったりするが。
なお、大陸版の絵は日本版とは違って腰回りの紋様が描かれていない。日本版実装初期に間違って大陸版の絵が使われるトラブルがあったが、イラストが想定とは違うとして無事(?)に差し替えられた。
少しのんびりとした口調で言葉を話す不思議ちゃん。普段はおとなしく温和な性格で、天気がいい日は「ひまわりごっこ」と称して日向ぼっこしたり、重桜艦と仲良くなったりしている。髪形と雰囲気がラフィーに似ているため、「でかいラフィー」などと揶揄する指揮官もいるとかいないとか。
一見感情の起伏が乏しく見えるが、戦闘時においては言葉の節々から分かる通り、好戦的な性格を見せ始める。姉達と同じく力押しの戦闘を好み、「ぶっ飛ばす」という物騒な言葉を使ったり、姉達に自分に任せるよう頼み込んだりと戦いに対して強い執着を見せるが、これは姉達と比べて激しい戦火を潜り抜けた艦歴を持たぬが故の行動なのだろう。ちなみに戦闘中も不思議ちゃんなテンションは変わらないようで、それがかえって怖いとの評価を受けていたりする。話しかけてくる時はなにかと「指揮官」と呼ぶことが多いが、用事がない時でさえも気分で呼びかけてくるため、案外言葉の響きを気に入っているのかもしれない。
余談だが、姉妹の中では末妹ということもあって恋愛や異性に関する知識は全くと言っていいほど持ち合わせていない。ボディタッチをしても恥じらうどころか何をしているのかすら理解できず、好感度が上がっても指揮官を抱き枕扱いする始末である。でもアラバマちゃんの抱き枕ならちょっとなってみたいかも。
他のKAN-SENとの関係としては、同じサウスダコタ級の他、鉄血戦艦のティルピッツに対して力比べを望んでいるようである。
なにかぶっ飛ばしたくなるよね。……うん
スキル1:ラッキーA
自身が戦闘可能である限り、自身の回避が3(12)アップし、受ける雷撃ダメージを5.0%(20.0%)軽減する;20秒毎に45.0%(75.0%)で発動し、強力な特殊弾幕を展開する(威力はスキルレベルによる)
スキル2:ウォーミングアップ
海域マップで自身の所属艦隊が敵艦隊を撃破した度に、戦闘中自身の火力が1.0%(2.5%)アップする;また戦闘中自身が敵を撃破したたび、自身の火力は戦闘終了時まで1.0%(2.5%)アップ(このスキルは自身の火力を最大7.0%(17.5%)まで強化可能)。所属艦隊が敵艦隊を5つ以上撃破した場合、味方主力艦隊の受けるダメージを3.5%(8.0%)軽減する
強力な特殊弾幕スキルとバフスキルを併せ持つ火力特化型のKAN-SEN。サウスダコタ級に特徴的な高い対空ステータスも相まって、12章や13章といった艦載機が飛来する高難度海域では特に優れた性能を発揮する。スキルの仕様から道中の雑魚散らしに適しているが、素のステータスが高いためボス戦でも十分に通用する。なおユニオン戦艦に共通することだが、副砲に駆逐艦主砲しか載せられないため、自爆ボートに迎撃に難があることに注意。
スキル1「ラッキーA」は、自分に防御バフを掛けつつ一定時間ごとに特殊弾幕を発射するスキル。アラバマにとっての主要なダメージ源となっているため、優先的にスキルレベルを上げたいところ。特殊弾幕の形状はワシントンの「勇敢なる砲撃」に似ているが、あちらよりも発動確率が5%高く、投射部分が徹甲弾となっている。このため大型艦船に対して特に大きなダメージを与えることができる。一方で小型艦船には逆補正がかかりダメージが落ちてしまうが、それでも素の火力が高いためゴリ押しで倒すことが可能。
スキル2「ウォーミングアップ」は、敵を倒せば倒すほど自身の火力がアップするスキル。海域マップにおいては敵艦隊を、戦闘画面においては自身が敵艦を撃破するたびに火力バフがかかり、最終的には17.5%もの補正を手にすることができる。発動トリガーの仕様上、道中における連戦で最も効果を発揮するスキルである。また6戦目以降の弾薬が尽きた状態の戦いでも、艦隊全体に微量ながらも防御バフをかけることができる。
ターキーショット、したいね。ぼくが飛べれば……
元ネタはアメリカ海軍が建造したサウスダコタ級戦艦4番艦「アラバマ(USS Alabama,BB-60)」。艦名の由来はもちろんアメリカ合衆国22番目の州である「アラバマ」であり、本艦は5代目として名を与えられた。ヴァージニア州ポーツマスに所在する「ノーフォーク海軍工廠」にて1940年2月1日に起工され、1942年2月16日進水、同年8月16日就役した。
就役したアラバマはチェサピーク湾やカスコ湾で慣熟訓練を実施した後、イギリスの要請を受けて本国艦隊に一時的に加入。同じく要請を受けた姉妹艦サウスダコタとともに、ソビエト連邦へ向かう輸送船団の警護任務につくことになる。当時のイギリスはシチリア侵攻のために戦力を地中海へと割り振っており、船団警護のためのリソースが不足していたことから、その穴埋めのために呼ばれた形となった。
1943年5月19日、スカパフローのイギリス海軍基地に到着したアラバマは、イギリス艦隊との連携を強めるために訓練演習を実施。その後の3ヶ月間は、シチリア侵攻からナチスドイツ軍の目を逸らすための作戦(通称:ハスキー作戦)に参加した。その作戦の中で、アラバマは特にイギリス艦のアンソンやデューク・オブ・ヨークと共に行動することが多かったようである。加入期間を過ぎたアラバマは作戦から切り離され、そのままアメリカのノーフォークへと帰投した。
アメリカに帰国したアラバマは、大日本帝国海軍に対する作戦準備のためにオーバーホールを実施。2週間弱の整備を行った後、パナマ運河を経由して太平洋へ向けて航行。9月12日にニューヘブリディーズ諸島(現在のバヌアツ共和国)のエファテ島に到着した。
南太平洋に到着したアラバマは1ヶ月半に渡り、高速空母任務部隊に参加する戦艦の育成を目的とした大規模訓練に着手。その後の11月20日より、タワラ島への侵攻から始まった「中部太平洋の戦い」に参加。その戦いの中で、アラバマは空母護衛をこなしつつマーシャル諸島に点在する日本軍の飛行場へと砲撃を行った。続けてアラバマは「フィリピンの戦い」や「レイテ湾の戦い」といった対日本軍の作戦に参加。日本本土への攻撃作戦にも参加しており、南大東島の日本軍施設や岩手県釜石市の鉄鋼精錬所への砲撃を行っている。その後日本が降伏した時、彼女は神風攻撃を受けた駆逐艦ボリーの医療支援の最中で日本の沖合にいた。
戦後、アラバマは日本に上陸していたアメリカ軍兵士を回収しつつ本国へと帰投。1945年10月15日にサンフランシスコに到着し、そのまま10月27日のアメリカ海軍記念日のパーティに参加。約9,000人の訪問客を出迎えた。
1947年1月9日、アラバマはシアトルの海軍基地にてアメリカ海軍を退役。ワシントン州ブレマートンに駐留していた太平洋予備艦隊に配属された。一時期誘導ミサイル戦艦に改装する案が上がったが、コストが法外であるとして断念している。
1962年6月1日に海軍艦船登録簿から完全に除名。当初は解体される予定だったが、アラバマ州民が記念艦として保存するために「USSアラバマ戦艦委員会」を組織し、その資金を調達した。引き渡されたアラバマは現在モービル湾に牽引されており、博物館船として永久展示されている。1986年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に認定されており、映画『沈黙の戦艦』では舞台となるミズーリの代役としてロケが行われている。
動画が気になる?……見てみる?
アラバマ(アズールレーン)に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
静画?……いいけど
指揮官、し・き・かん、しーきーかん……別に。呼びたかっただけ
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