アリアンロードとは、軌跡シリーズの登場人物である。
概要
身食らう蛇の使徒が七柱、《鋼》、または《鋼の聖女》の名を冠している
あらゆる武術に通じ、仁義に厚く、戦場外で非道な行動をする者には自ら介入することも辞さない。
中世の騎士甲冑に身を纏い、戦闘時ではフルフェイスの兜を被り、得物に巨大な騎兵槍を超高速で扱う。
軌跡シリーズにおいて現在判明しているキャラクターの中では別次元の強さを誇っている。
結社に多く存在する達人の中でも一線を画する存在で、その実力は「人の身で勝てないと決まっているかのようだ」と言われるほど。
得物である騎兵槍にもなにか特別な力があるらしく、《風の剣聖》アリオス・マクレインが「その槍の前には一軍すら退かざるを得ない」と言わしめるほどの武器であるらしい。
なお、先代の《銀》はアリアンロードの兜を砕くほどの強さを持っていたようだ。
そのためか、自身と渡り合えた先代と比べ当代の《銀》であるリーシャ・マオにはまだ迷いがあると言っている。
執行者No.Ⅱの《剣帝》レーヴェ(レオンハルト)には、無理を言って何度も稽古をつきあってもらったらしく、成長していけば自分を超えるかもしれない逸材であったと評価していた。
「空の軌跡外伝 レーヴェ物語」で、彼と手合せしているところを読むことができる。
鉄機隊
アリアンロード直属の部下である三人の戦乙女の総称。
執行者とはまた違う固有戦力として持っており、それぞれが執行者に相当する戦闘能力を有している。
何処からか見所のある少女達を引き抜いて鍛えているらしい。
閃Ⅳ終盤からは結社の目的に疑念を抱き、帰参せず独自に行動している。
・《神速》のデュバリィ
鉄機隊筆頭。21歳。剣と盾を得物として戦う。《剣帝》に迫ると称されている剣の腕を持っている。感情的になりやすいポンコツ娘。変装すると普通の村娘に見える。
速さならリーシャより上らしい。分け身を使用するが、異常に体力が高く(本体は4万前後だが分け身の体力は難易度次第で十万以上)分け身なら《剣帝》を超えているとプレイヤーに言われている。
元は帝国辺境の下級貴族の令嬢。野盗に家族を皆殺しにされた際にアリアンロードに救われ、鉄機隊に加入。
弓を操り、状態異常効果を持つ範囲が広いクラフトを多く使う。人によってデュバリィよりも厄介な相手になる。銃ではなく弓であるにもかかわらず赤い星座部隊長ガレスに迫るほどの狙撃ができるらしい。
元はD∴G教団の実験体。ロッジ襲撃の際、救出され加入。レンと同期にあたる。
・《剛毅》のアイネス
ハルバードを得物として使う。正々堂々を好む武人肌の人物。完全防御三回分の効果のあるクラフトを使用してくるため戦闘が長くなると厄介な相手になる。
元は遊撃士。表の世界で法を順守しながら正義を為すことに限界を感じ、鉄機隊に加入。
以下、碧の軌跡ネタバレ
《零の至宝》となったキーアの「支援課の皆が苦しむ姿は見たくない」という個人的な頼みとキーアへの義理を通すために星見の塔の鐘を止めに来たロイドたちに対する《壁》として立ちふさがる。
圧倒的な強さ、ゼロ・フィールドがなければ即死のSクラフトによってイベント戦ではないかと勘違いしたプレイヤーは7割を超えるのではないだろうか
勝利条件はアリアンロードの体力を一定まで減らして兜を割ること。それ以降は全滅しても通してくれる。
・クラフト
騎兵槍を構えて一回転するように振るいその斬撃と衝撃波で相手を吹き飛ばす。ダメージに加えて気絶効果、さらに吹き飛ばし効果まである。範囲が中円になったこと以外レーヴェのSクラフト鬼炎斬と同じで簡易版鬼炎斬のようなクラフト。レーヴェにこのクラフトを伝授させたのかもしれない。
騎兵槍の切先を上に掲げ、上空から雷を落としてダメージを与える。範囲がかなり広く、よっぽど遠くまで離れないと攻撃範囲の外にいかないため、実質的に全体攻撃と変わらないクラフト。さらに封技効果を持っている。
シュトルムランツァー
騎兵槍を構えて突撃し、対象とその間にいる相手を全員貫く。完全防御を無効化してダメージを与えてくるクラフトで、直線攻撃だが移動距離がかなり長く、前衛を突破してくることもある。
騎兵槍を掲げ、巨大な渦を作り出して渦で敵全員を飲み込み、とどめに騎兵槍で敵を一閃、最後に爆発をおこす。難易度ノーマルでも全体18000前後のダメージで、兜をつけた状態でも普通にストーリーを進めていれば間違いなく即死するダメージ。
兜を壊してからは少し本気モードになり、ただでさえ即死クラスのSクラフトが間違いなく死ぬレベルまで達している。
具体的に示すと、難易度ノーマルなら全体に40000弱のダメージ。難易度が上がるとさらにダメージが上がる。
ダメージを半減する慈愛のルーンを使っていても死ぬレベルである。大人しくアダマスガードかゼロ・フィールドで凌ぐことをオススメする。
兜破壊後の状態のアリアンロードを倒すと実績が解放される。
以下、閃の軌跡Ⅲ・Ⅳネタバレ
その正体は伝説に謳われし《槍の聖女》「リアンヌ・サンドロット」ご本人。280歳(肉体年齢は26歳)。
《緋》のローゼリアに導かれ、《銀の騎神》アルグレオンの起動者となり不死の存在になっていた。
彼女の目的はかつて愛した男、ドライケルス帝の魂をイシュメルガの呪いから解放することである。ギリアス・オズボーンが彼の転生体であることを知り影からこっそり見守っていた。盟主により勧誘を受け結社に加入し、目を離した隙にイシュメルガは活動を開始。彼女が気付いた時には、すでに後戻りできない状況になっていた。
《七の相克》の戦いにおいて長年見守っていたリィンに敗北。消滅を受け入れるが説得を受けて戦いが終わるまでは見届けようと決心した瞬間、《金の騎神》エル・プラトーを駆るルーファスにトドメを刺され戦死。一つの伝説は幕を下ろされた。
全盛期のアリアンロード伝説
- 開幕4死は当たり前、開幕6死も
- アリアンロードにとってのアルティウムセイバーは鬼炎斬の撃ちそこない
- 難易度イージー、残りHP1の状況から一人で逆転
- ゼロフィールドも余裕で突破
- 1回の攻撃で槍が3本に見える
- 一突きで複数回HITが特技
- 兜を脱いだだけで特務支援課が泣いて謝った、心臓発作を起こす面白教授も
- 完全勝利でも納得いかなければ全てを零にもどさせてた
- 開幕先手行動なんてザラ、2回行動することも
- 槍を使わずに徒手空拳で戦ってたことも
- 自分のSクラフトを自分で受け止めて威力を倍にして返す
- 聖技グランドクロスを防ごうとしたパテル=マテルと、それを受け止めようとしたアイオーン三機ともども吹き飛ばした
- あまりに強すぎるから麒麟攻、分け身を使わせてもらえない
- それら無しでも余裕勝ち
- 敵を見据えただけで膝をつかせる
- 膝をつかせるよりも碧の軌跡をクリアする方が早かった
- 自分の攻撃に乗って帝国に向かうというファンサービス
猛者たちの証言
- 人の領域を超えている(アリオス・マクレイン)
- 格どころか次元が違う(泰斗流の私)
- 相性最悪、絶対に勝てない(シャーリィ・オルランド)
- 人の身で勝てないと決まっているかのようだ(ワジ・ヘミスフィア)
関連動画
関連立体
関連項目
- 2
- 0pt