概要
「RETURN OF THE DUELIST」(2012年4月14日発売)で登場のエクシーズモンスター。
エクシーズ・効果モンスター
※「週刊少年ジャンプ 2012年16号」による
ランク4/闇属性/魔法使い族/ATK 1500/DEF 1500
魔法使い族レベル4モンスター×3
このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×200ポイントアップする。
また、自分のエンドフェイズ時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから魔法カードを1枚選び、自分の魔法&罠カードゾーンにセットする。
墓地の魔法カードの数に応じて攻撃力が上昇する効果と、デッキから魔法カードをセットできる効果を持つ。
素材の縛りはかなり厳しいので、魔法使いデッキ以外で使用するのは難しい。
比較的使いやすい素材としては、「墓守の偵察者」や「召喚僧サモンプリースト」などがある。「ガガガマジシャン」と「ガガガガール」を使う手もあるが、ガールを2体用意するか、別のレベル4モンスターを用意する必要がある。
3体のモンスターを消費するのはかなりリスクも大きいので、効果使用済みの「ライトロード・マジシャン ライラ」などを活用したい。
素の攻撃力は1500と低いので、攻撃力上昇の効果に頼ることとなる。魔法カードが5枚あれば1000ポイントアップとなり、それなりに戦える数値となるが、素材の縛りの緩い「No.39 希望皇ホープ」などが素で2500の数値を持つことを考えると若干物足りない。
魔力カウンターを使用するデッキなら「トゥーンのもくじ」などの魔法カードが溜まりやすい。ほかにも「モンスターゲート」などを使用すれば大量の魔法カードを溜めることも可能ではある。
後半の効果は魔法をサーチするもの。魔法&罠カードゾーンにセットできない(フィールドカードゾーンにセットする)フィールド魔法以外なら何でもセットできる。
しかし、タイミングがエンドフェイズであるため、次のターン以降でないと使用できないのが欠点。使用する前に相手に破壊されてしまう恐れがある。
基本的には速攻魔法を狙って使用することになる。セット直後に「サイクロン」などを使用されない限り、次の相手ターンからすぐに使用可能となる。「収縮」で戦闘を補助したり、「トーラの魔導書」で耐性を付与したり、いろいろな使い方ができるが、セットする前に相手に見せなければならないので、相手がそのカードの存在を知っているという点には注意が必要。
魔法使い族デッキであれば出すのは難しくなく、墓地に魔法が溜まっていれば高攻撃力のモンスターとして使用できるため、構成にもよるが採用の価値はある。攻撃力上昇は素材の有無を問わないので、一度破壊されても、墓地の魔法カードが溜まった頃に再び蘇生させてアタッカーとして使用できる。
「古代の採掘機」も、このカードと似たような効果を持っている。
憑依装着は全てレベル4の魔法使い族なので、憑依装着を入れた霊使いデッキで採用するのも面白い。
アルケミック(alchemic)は、「錬金術に関する」という意味の形容詞。
「エクシーズ・トライバル」のイラストに「シャイニート・マジシャン」とともに登場している。ゴーグルなどの装飾や、色とりどりのフラスコなどを見るに、何らかの関係があるのだと思われる。トライバル(tribal)は、「部族・種族の」の意。
当然ながら、墓地の魔法カードを除外されると攻撃力が下がってしまう。「魂の解放」はもちろんのこと、「ホワイト・ホーンズ・ドラゴン」なども弱点となる。
おまけ
某所ではかなり早い段階で「妖精王 アルヴェルド」とともに、いわゆるフラゲの情報が出回っており、ネット上では偽物のコラージュ画像ではないかなどと話題になった。
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関連項目
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