アルバトリオンとは、モンスターハンターに登場するモンスターである。初出は「モンスターハンター3」。
triでは街の最終緊急クエストの討伐対象として出現する、オンラインモードのラスボス的な存在。
以降の作品では裏ボスとして登場している。
概要
種族は古龍種。漢字表記は「煌黒龍」。
黒紫色に煌く不気味な逆鱗に全身を覆われた、天馬のようなシルエットのドラゴン。
頭部には無数の角が生え、トサカ状になっている。まるでスネ夫だ!
パッと見のサイズは大体ミラボレアスやアマツマガツチと同程度。
鱗には全属性のエレメントが含まれており水を除いたあらゆる属性を操ることができる。
ただしアルバトリオン自身、自らの能力を制御出来ていないため、行使する属性は不安定に切り替わる。
有する属性エネルギーは天候を塗り替えるほど強大。
鋼龍や嵐龍のような風を操る能力をもたずに、
純粋に属性エネルギーだけで天候を変えてしまうモンスターはアルバをおいて他にいない。
ただし天候変化がちゃんとゲームに反映されることはあまりない。
反映されているのは今のところP3と3Gのみである。
そして反映されていると言っても精々雷のフラッシュが発生するぐらいである。
設定に存在する猛吹雪や嵐、炎の雨といった凄まじい天候の変化の数々を
ぜひとも次回作で見せてほしいものだが…。
ミラボレアスやグラン・ミラオスらと同じ「黒龍」の名をもつドラゴンの一体であり、
彼らと同様に公式ガイドブック等では名前が伏せられている。
このような扱いを受けていることを見るに、実はミラボレアスらと何らかの関係があるのかもしれないが、
裏設定のようなものは2017年現在に至っても全く公開されておらず真相は不明。早く公開してくだち!
名前の由来は諸説あるが、可能性が高いものを挙げるとすれば、
アラビア語の定冠詞「アル」と、戦いを意味する「バトル」、そして英語の接尾辞「ion」の組み合わせであるとする説、そしてギャラリーの名称「闇からの凱旋」を根拠とした、スペイン語で「夜明け」を意味する「アルバ」と
フランス語で「凱旋」を意味する「トリオンフ」の組み合わせであるとする説ぐらいか。
何気に赤衣の男から唯一「最強の古龍」と呼ばれているモンスターである。
そして、その発言を事実たらしめる根拠も幾つか存在していた。
しかし、MHXXでは、とある事情により古龍種最強の座を大きく揺るがされる事態に陥っている。
シリーズごとの変遷
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モンスターハンター3
炎、氷、雷、龍とほぼすべての属性の攻撃を仕掛けてくる。
そのため、対属性防御を一つに絞った防具では、与えられるダメージは軽減しにくい。
弱点属性は地上モードは氷。空中モードは龍。
クシャルダオラを一回り大きくした図体の割に、やたら俊敏で攻撃範囲もとにかく広い。
骨格だけでなく、突進や引っ掻き、滞空ブレスなど多くのモーションは過去作のクシャルダオラやテオ・テスカトルの物が流用されている。
バックジャンプブレスやスタン時のもがき方などオオナズチの要素も入っている。
地上・空中で攻撃属性と弱点属性が異なる。
地上戦の攻撃は龍属性と火属性、弱点は氷属性。
空中戦の攻撃は氷属性と雷属性、弱点は龍属性。
地上で一番多用してくるのは龍属性を纏った突進攻撃。
テオ・テスカトルが多用するカーブ突進と普通の突進を使い分けてくるため、近距離で出されると安定して避けるのは中々難しい。
角に電気を纏ってからしばらく経つと、空中を飛び回るようになる。
この状態だととにかく剣士の攻撃が当たりにくい為、時間が掛かってしまう。
飛ぶまでに角に一定量ダメージを与えると解除され、角を完全に破壊すると飛ばなくなるので角の破壊は最優先事項。
もしくは特定の攻撃や閃光玉などで地上に2回以上降ろすと地上モードになる動作を行う。なので、ハンターたちは閃光を投げまくる(ただし、判定が超シビア)。
ちなみに古龍種としては珍しく、尻尾は蓄積ダメージを与えるだけで切断可能である。
(前作以前の古龍種は尻尾の切断に体力一定値以下を必要とするなど、特殊な条件が多い。)
他に体力も状態異常耐性もさほど高くなく、麻痺武器がパーティーに2人以上いたり、
ガンナーが眠らせて爆破で即効で角1段階破壊というのよくある事である。
これをカプコンの有情ととるかヌルゲーとみるかは人しだい。
モンスターハンターポータブル3rd
MHP3では裏ボスポジションとして登場。角を破壊しても空中モードに移行するまでの時間が延びるだけになったが、空中モードでも地上に降りて行う攻撃動作が増えるなど、MH3よりは攻撃しやすくなっている。ただし、麻痺しにくくなり、頭付近のハンターを打ち上げる角突き上げ動作などそこら辺の対策もしっかり取られている。油断禁物。
MH3では「天をつらぬく角」と「煌黒龍の翼膜」が部位破壊でしかでないことで有名だった(特に角は14%の確率でしかでない)。そのくせ武器や防具の生産に大量に消費するので、アルバトリオンを狩りまくったハンターも多いのではないか?MHP3では角のドロップ確率が40%と大きくアップし、以前より角集めは大分楽になった。翼膜については確率はあまりかわらない。
いつもより攻撃力と体力が高いアルバトリオンが出てくるイベントクエスト「神への挑戦」はこれらの素材が基本報酬で出る救済クエストであり、配信されているときに求人区に行けば、ほとんどの人がアルバトリオン部屋で受注している。このクエストもMHP3では配信された。
モンスターハンター3G
MH3Gでは村クエストのラスボスとして登場。MHP3で弱体化された反動もあり、理不尽な程大幅に強化されて帰ってきた。
攻撃力は被弾すればG級防具を着ていても一瞬の油断が命取りな程のダメージで、体力も上位武器では時間切れも十分ありうる程。
さらに怒り時に閃光玉が無効になり、MH3やMHP3で狩りなれた多くのハンターの目を疑わせた。
しかもアルバトリオンは少し攻撃しただけですぐに怒り、飛行モード時には実質怒り状態で戦うことになるため事実上閃光玉無効に等しい。その代わりに拘束用バリスタで打ち落とせるようになっている。弾は必要ない。
ただしバリスタはフィールドのやたら隅の方に設置されており、背後からの猛攻を躱しながらそこまで辿り着かなければならない。
なおかつバリスタに座る→狙いを付ける→撃つという一連の動作に無敵時間は全くないため仲間のいない村クエストではバリスタを当てるだけでも容易ではない。
その上で一部のモーション中は当てても全く効果がないという始末。具体的には滞空突進中など。
その場合でも他の拘束バリスタ同様、再度撃つには数分間待たなければならない。これはひどい
また、肉質もP3に比べ全体的に硬くなっている。
特に弾肉質に至っては最も柔らかい頭でも僅か25という完全なるガンナー殺し。爆破属性無しでは普通に討伐する事すら容易ではないだろう。
足を攻撃して怯ませてもダウンしなくなっている等、いくらP3で弱いと言われたからとはいえ余りに理不尽過ぎる強化では無いだろうか・・・
村クエストゆえ、狩友の力が借りられないというのも致命的。麻痺や睡眠サポーターがいないのは地味につらい。
ちなみにG級にも出るらしいが、現在のところアルバトリオンのG級クエストは確認されていない。MHP2のミラルーツのときのように配信だろうか?
5月2日、遂に待望のイベントクエストにてG級のアルバトリオン討伐クエストが配信された。
追加モーションは特になく、単純に村クエストのアルバトリオンを強化した個体となっている。
モンスターハンタークロス
当作ではラスボス討伐後にHRを上げることで出現する裏ボス達の大トリを務めている。
出現時期はHR80。基本的な戦闘能力は3G準拠だが肉質や体力が良心的となっており、
前回よりは討伐しやすくなった。
何故か登場フィールドが使い回しが酷いことで有名な溶岩島に変更されており、それに関してはネット上で物議を醸したことも。また溶岩島にはバリスタがないため、3Gのように拘束することはできない。
グラフィックが変更されており、体色が武器と同じく黒紫色になっている。
赤褐色のイメージが強かった今までの作品と比べるとよっぽど黒龍らしい。
また、技のエフェクトも大幅に変化を遂げており、火炎ブレスは着弾地点の地面をカチ割りド派手な火柱を上げるものとなっていたり、氷雪ブレスが極太化していたり、雷が細くなっていたりと、
新技こそないものの、戦えばある程度の新鮮味が感じられる。
ちなみに溶岩島の晴れた空をそのまま流用したため天候変化の演出は使えなくなった。
その代わりアルバ自身の演出に手が加えられ、
氷雷モードでは、全身から雷の粒子を放出してから上昇し、大放電とともに形態変化を行うようになった。
火龍モードでは、形態変化時に軽く上昇し、一瞬だけ全身に龍属性のオーラを纏い、その中から赤く光る眼が浮かぶ。また怒り状態になると、氷雷モードでは全身から冷気を放出し、火龍モードでは熱気を放出するようになる。
当作では設定面に関するフォローはなく、HR80になろうがアルバを討伐しようが、
NPC達は誰一人アルバに関して言及することはない。
そのため、神域に篭っている筈のアルバが何故溶岩島に出現したのかも謎のままである。
え?安直に火山地帯繋がりで登場させただけだろって
モンスターハンターダブルクロス
当作では久しぶりにG級に登壇したほか、3Gと同じく村クエにも登場する。
村クエでは、ラスボスであるバルファルクを狩猟後に、☆10のキークエを全てこなし、
そうすると緊急クエストとしてアカムトルム、ウカムルバス、
そしてアマツマガツチとオストガロアが登場するため、
それらを全て討伐することでようやくクエストが解放される。前座の豪華っぷり半端ねえ。
クエスト名は「黒き光を放つ神」。アルバクエとしては新登場となるクエストである。
3Gの村アルバと違いG級レベルの攻撃力はもっておらず、
上位装備で充分討伐できるレベルに落ち着いている。
また、前作と違いクエスト解禁時にNPC達がアルバについて言及するようになっている。
その中の一人である「調査隊の隊長」によると、
アルバは世界観的に「神」若しくは「神を超える存在」と認識されているらしい。
G級アルバは、集会酒場のラスボスを討伐した後にHRを80まで上げるとクエストが解放される。
クエスト名は「神への抵抗」。こちらも新登場となるアルバクエである。
このクエストの依頼文はアルバの本来の設定に見合った壮大なスケールとなっており、
アルバファンならば一見の価値がある。
今までアルバトリオンには「最強の古龍」という肩書きがあったため、
ファンの間で、ミラボレアスと同等かそれ以上の存在として認識されることが多かった。
しかしダブルクロスにおいてミラとの共演を果たしたことで事態は一変する。
なんと先述のG級アルバのクエストは、クエスト解放の順番で、
ちょうどミラボレアスのクエストの前座として位置づけられていたのである。
(ミラ系はHR90以降で登場する)
それだけならまだしも、クエストの契約金・報酬金の額さえもミラに凌駕されており、
普通に考えてミラがアルバより格上として扱われているようにしか見えない。
一応、クエストの解放順については、前作から参戦しているアルバよりも、
当作で復活を遂げた目玉要素の一つであるミラを、
(両者の格とは関係なく)優先してトリにもってくるのは自然な流れではある。
また、クエストの契約金や報酬金に関しては、
人類に対する危険度において、ミラがアルバを上回っている故に金額差が生まれたのであって、
別にミラがアルバより高位のモンスターである訳ではないと解釈する者もいる。
無論、これはファンによる憶測であり、公式から回答があったわけではない。
普通にミラがアルバより格上である可能性も充分に有り得ることを念頭に置いておこう。
そもそも前作の時点で、固有フィールドである神域を無くされたり、
モンスターリストのトリを禁忌モンスでもない普通のラスボスに奪われた挙句、
契約金・報酬金もさえもそいつと同額にされたりと、4シリーズにおけるミラより格段に扱いが悪かったが…。
余談
初登場のtriでは他の古龍が世界観に馴染んでいた中、
アルバだけ全身が逆鱗・属性が不安定に変化するなどと
自然界の産物とは思えない不自然な性質を身に着けていたため、アルバの異常性が浮き彫りになっていた。
このことから生体兵器の疑惑も上がっている。曰く対ミラボレアス用に造られたイコール・ドラゴン・ウェポンだとか。
確かに、触れるものを傷つける逆鱗で全身を覆われている点、そして不安定とはいえ全属性の力を兼ね備えている点などは、化物揃いの古龍種であることを考慮しても戦闘特化し過ぎていて生体兵器を思わせる。
このように一匹だけ見た目や能力が歪になってしまったのは、
作っていくうちに段々そうなっていったというわけではなく、
最初から意図的に異質なモンスターとして仕上げようとしていた節がある。
根拠としては、10周年記念オフィシャルクロニクルにおいて、
「生活感のあるモンスターばかりの世界に、急にファンタジー色の強い異質なモンスターを投入することで、
世界観がぐっと広がる感じがする」などと語られている点である。
この発言はミラボレアスのモンスターとしてのコンセプトの解説で語られたことであり、
アルバトリオンについての発言ではない。しかし原点回帰を目指した3のミラボレアスポジションのモンスターが、
まさにその発言通りの仕上がりになっているのは、
偶然ではなく意図的にそうしたと考える方が道理にかなっている。
ミラボレアスと同じ異質なモンスターというポジションなら、
こっちもスタンダードなドラゴンにすればよかったのではないか、と考える人も出てくるかもしれない。
しかしミラボレアスのようなスタンダードなドラゴンが異彩を放つことができたのは、
他にドラゴンらしいドラゴンがいなかったMH2以前の話である。
ドス古龍などのドラゴンらしい古龍が登場した後であるMH3の時代では、
単なるスタンダードなドラゴンでは異質なモンスターとして登場させるのにインパクトに欠ける。
だからこそ王道のドラゴンとは程遠い「歪な角」に、「全身が逆鱗」「属性が不安定」などの
生物として不自然な設定を加えるせざるを得なかった…と考えると辻褄があう。
とはいえ角の形は本当に好みがわかれる見た目をしているため、リデザインを求める声も未だに根強い。
イラストレーションズ2にはアルバトリオンのボツ案と思われる絵が掲載されているが、
それが非常に格好いいと評判である。具体的には角が現在のデザインより細く尖っており、
生えている方向も前方でなく斜め上を向いているため、まさに「天を貫く角」に相応しい見た目をしている。
翼に関しては、闇がぶわっと広がったような形状をしていてこれまた非常に格好いい。
総括するとスネ夫にもリーゼントにも全く見えず、
格好良さと異質さを両方兼ね備えた素晴らしいデザインと言える。
流石に闇が広がったような翼はtri当時の技術では再現できなさそうだが、
それならばせめて首から上だけでも没案の方を採用していれば、
「スネ夫」などという蔑称で呼ばれることもなかっただろう。
また、没案アルバの体色はなぜか白色である。
このことからアルバトリオンは没案の段階では『黒龍』ではなかった可能性が高い。
ミラ系の近縁種でないのもその頃の名残だろう。
ミラボレアスポジションのモンスターが『黒龍』と全く無関係なのは流石に不味いと判断されたため、
急遽設定が変わったのだろうか?真相は開発のみぞ知る…。
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リビジョン番号: 2498659
読み:アルバトリオン
初版作成日: 09/08/29 18:01 ◆ 最終更新日: 17/06/11 09:08
編集内容についての説明/コメント: ダブルクロスの項の追記・修正
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