アレスI単語

6件
アレスワン
1.2千文字の記事
  • 3
  • 0pt
掲示板へ

アレスIアレスワンAres I)とは、アメリカ航空宇宙局NASA)が開発していた次世代大ロケットアレスロケットシリーズの一つ。

概要

アレスI
Ares I
使用 人員打ち上げ機
オリオン宇宙ブースターロケット
製造 ATKスペースシステム(第一段製造)
ボーイング(第二段製造)
全長 94 m (310 ft)
直径 5.5 m (18 ft)
ステージ 二段
搭載 25,000 kg (低軌

アメリカ国立航空宇宙局NASA)のコンスレーション計画の一環、人員打ち上げ機(CLV, Clew Launch Vehicle)として開発していた使い捨て二段式ロケット日本ではアレスと表記・呼称しているが、英語ではエアリーズと発音する。

な製造請負元は、ATKスペースシステムズ(第一段ロケット)、ボーイング(第二段ロケット)。全長94mと史上最大のサターンV級の大きさだが、直径はサターンVの半分の5.5mという細身である。

スペースシャトル全機が2010年内に退役した後、オリオン宇宙アポロ次世代宇宙)用の打ち上げロケットとして運用される予定であったが、2010年1月オバマ大統領によりコンスレーション計画の打ち切りが発表され、アレスロケット及びオリオン宇宙開発は中止となった。

構造

第一段ロケットATK DM-1は、再使用固体燃料ロケットエンジンであり、スペースシャトルに使用されている固体ロケットブースターSRB)1基を本来の4セグメントから5セグメントに延長、推を増強して使用する。固体燃料ロケット特性上、推の調整はできない。

第二段ロケットボーイングJ-2Xは、サターンIBサターンVに使用されていたJ-2ロケットエンジン良した液体燃料ロケットエンジンである。燃料はLH2(液体水素)とLOX(液体酸素)を使用する。

アレスI-X

アレスI-X(アレスワンエックスAres I-X)は、第一弾ロケットの飛行燃焼テスト的に開発された人試験である。
2009年10月29日午前0時30分JSTに、ケネディ宇宙センターKSC)のLC-39B発射台より打ち上げに成功、高度45kmまで上昇し、事に分離・着した。

第一段ロケットは4セグメントまでが実基であり、5セグメントはダミーである。又、第二段ロケット全なダミーであり、オリオン宇宙は実物大模型が使用された。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 3
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

好きな惣菜発表ドラゴン (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: take
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

アレスI

まだ掲示板に書き込みがありません…以下のようなことを書き込んでもらえると嬉しいでーす!

  • 記事を編集した人の応援(応援されると喜びます)
  • 記事に追加して欲しい動画・商品・記述についての情報提供(具体的だと嬉しいです)
  • アレスIについての雑談(ダラダラとゆるい感じで)

書き込みを行うには、ニコニコのアカウントが必要です!