アレックス・バロス(Alex Barros、本名アレッシャンドレ・バロス Alexandre Barros 、1970年10月18日 - )とは、ブラジルはサンパウロ出身のWGP・MotoGPライダーである。
概要
1986年にWGP80ccクラスからデビュー。しかし、途中で年齢を逆サバ読みしていたことがわかり、一旦GPから追い出された。当時のGPへの参加資格の最低年齢は16歳。彼は15歳だった。
改めて1988年シーズンから再度80ccクラスに参戦した。その後、軽量級、中量級では目立った成績を上げられず、500ccクラスに上がってからも大きな期待はされないライダーだった。
しかし、1993年シーズンにスズキに乗って最終戦で初勝利した。実にデビューから7年経てのことであり、ここから度々表彰台に登る中堅ライダーとして活躍することになる。特に、シト・ポンスの率いるホンダのサテライトチームに入ってからは何度も勝利を重ね、特に雨のレースにはめっぽう強かった。
こうして、長きにわたりWGP→MotoGPにおいてベテランながらいぶし銀のトップライダーとして活躍。他にも、1999年、岡田忠之とのコンビで鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝したことがある。2006年には一度MotoGPを離れ、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦した。2007年はMotoGPにドゥカティのサテライトチームから復帰。しかし、その年限りで引退した。
その苗字の語感から、ネタキャラ的なイメージを持たれるかもしれないが、実はしっかり実績を残したライダーだった。
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