アービターとは
ここでは1.について記載する。
たやすいことではない
アービター(Arbiter、調停者)は、コヴナントの大祭司直属のエリート族につけられる役職名である。
勘違いする人もいるが、「アービター」という名前の人物ではない。
コヴナントが社会的な危機に陥った際にエリート族の中から任命され、死と直面する危険な任務を請け負うのがアービターの主な役目である。
役柄上命を落とす者が多く、コヴナントの本拠地であるハイチャリティにはかつてアービターだった数多くのエリート族の遺体が霊廟に眠っている。
宗教的な地位は高いが、政治・軍事的な地位はイマイチで最高評議員に劣る。
HALO三部作とHALO WARSにそれぞれアービターを名乗るエリート族が登場するが別人である。
HALO三部作のアービター
本名、ゼル・ヴァダム(Thel'Vadam)。
HALO1では艦隊司令官としてコヴナントの艦隊を率い、UNSCの戦艦オータムを追い詰めていた(ゼル・ヴァダム本人はHALO1のストーリー上では登場しない)が、マスターチーフによってコヴナントの信仰対象であったアルファ・ヘイローを破壊されてしまう。
HALO2の冒頭にて軍事裁判にかけられ、アルファ・ヘイローを破壊された責任を問われて艦隊司令官の任を解かれたあげくに異端者の烙印を押されてしまう。
そのまま死刑になるところだったが、真実の預言者ら大祭司によってアービターに任命され、反乱の鎮圧やインデックス捜索の任務を請け負っていく。
後にコヴナントでは救済の道と信じられている「大いなる旅立ち」の真相を知り、他のエリート族と共にコヴナントから離脱、人類と一時的に手を結んだ。
そしてHALO3で「大いなる旅立ち」を阻止するために、かつての宿敵であったマスターチーフと共闘することとなる。
また、HALO3において「たやすいことではない」という至言を発している。
HALO WARSのアービター
コヴナント側のリーダーキャラの一人。ゼル・ヴァダムとは別人。
二刀のエナジーソードが武器で、アビリティの「怒り」を発動させれば一人で敵部隊を殲滅させることも可能である。
致命的なバグのせいで、今現在のオンライン対戦では他のキャラクターと比べてイマイチな立場であるらしい。
限定版についている冊子の漫画によると、過去にクーデターを起こそうとして失敗し、死刑判決を受けて投獄。後に脱獄を図ったがそれも失敗に終わる。
そんな彼の元に預言者が現れて、今回の事件について尋ねられると「戦いで死ぬ事こそ本望」と語ったことでアービターに任命されたとか。
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