イソターネット(isoternet)とは、一般化したインターネット(internet)を皮肉ったジョークネタである。ソとンが似ていることからそう呼ばれるようになった。
概要
1996年頃から、ネット先住民の間でこの言葉が語られ始める。当時はインターネットの商用利用が始まったことでプロバイダーというものが続々と誕生し、Windows 95 の登場でパソコンでの家庭内 LAN が急速に身近になってきた時代であった。もちろん、ブログとか2ちゃんねる、ニコニコ動画、twitter、facebookなどはまだなかった時代である。
それまでの internet もしくは The Internet は、従来は会社や学校(主に学術研究ネットワークJUNETに参加している組織)のワークステーションから、Web よりも NetNews の形でアクセスされることが多かったため、商用利用が始まってパンピー向けに成り下がろうとしていたインターネットを「世間一般」のものとして「そんなのインターネットじゃなくてイソターネットだ」というふうに皮肉るネット先住民が出てきた。詳細は「イソターとは」というページに書かれているので参考にされたい。
このジョークネタをそのまま isoternet.gr.jp という形でドメインとして取得、今でいう虚構新聞のような?ジョークサイトが立ち上がることに。 イソターネットに興味を持ち、イソターネットをネタに遊ぶ人々の協会として、「あさたく」こと浅田卓哉氏を代表(会長怪鳥)とする任意団体として「日本イソターネット協会」というジョークな団体が結成された。
あれから約16年が経過した2012年2月14日、残念なことに浅田卓哉氏は食道がんのため亡くなった。41歳という若さだという。twitter の #asataku ハッシュタグで関連情報がツイートされているほか、スラッシュドットジャパンなどでもこのことが伝えられている。
関連項目/関連リンク
- インターネット
- イソターネット協会
- 日本イソターネット協会
- 通信用語の基礎知識:イソターネット
- 通信用語の基礎知識:日本イソターネット協会
- 2012/02/16 slashdot.jp - 訃報: イソターのあさたく氏が逝去 | twitter: 浅田卓哉 | 訃報ツイート
- ネチケット千夜一夜 第20夜 イソターネット 1999年12月01日 - 接続方式にブロードバンドという発想がまだなかった頃の昔の記事。
- 2012/04/01 更新から遠く離れて - あさだたくやを忘れない
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