イナゴ(蝗、稲子)とは、バッタ亜目イナゴ科に属するバッタ類の総称である。
概要
世界的にはイナゴ科とバッタ科を分けないことも多く、大雑把にみればイナゴもバッタである。大きさは〜5㎝程度。水田や野原に生息する。イネを食べる害虫とされる一方で、かつては貴重なタンパク源として主に海産物の少ない内陸の稲作地域で食されてきた。現在も長野県など一部地域で食用とされ、お土産物としても売られている。
食べ方
佃煮にするのが最も一般的。他にも串焼き、鍋で煎るなどの食べ方がある。
蝗害
バッタが大量に発生し、稲に限らず草木までねこそぎ食い荒らしながら移動していく災害のことを「蝗害」という。大陸地域で蝗害を起こすバッタはイナゴとは異なる種類であるが、日本ではバッタによる蝗害がほとんど起こらなかったため、蝗害を昆虫による大規模な農業被害全般を指すと誤解し、「蝗」にも「いなご」の訓読みが当てられた。
蝗害が一度大発生するとその地域の農産物は大きな被害を受け、そのあとに飢餓状態を引き起こす。古代中国などでは蝗害が起こったために戦争が中断されたこともある。
この蝗害は大陸に住むものにとっては非常に恐ろしいものだったようで、キリスト教の最後の審判においても人類の大半が死に絶える7つの大災害のひとつに蝗の群れの出現が含まれている。
イナゴのイメージ
現代日本においては、書物の蝗害の説明などから『イナゴ=集団であらゆる物を食べつくしてはさらに別の土地へ去っていく生物』というイメージがある程度一般化されている。
ネット上においてはネットイナゴなどというスラングが存在しているほか、ニコニコ動画上においては戦略シミュレーションゲームにおいて都市の物資を根こそぎ奪っては次の都市に行くという戦略をとることをイナゴと呼ぶことがある(→山賊志)。
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関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B4


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読み:イナゴ
初版作成日: 10/01/03 09:54 ◆ 最終更新日: 10/01/06 01:55
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