イブニング・ファイブとは、かつてTBSで放送されていた番組である。イブニング5と表記する場合もある。
概要
2005年春の改編(TBSの変)にてそれまで放送されていた「ニュースの森」の後継として始まった番組で、民放キー局では最後発の夕方2時間ワイド番組となった。
メインキャスターにはそれまで「ジャスト」を担当していた三雲孝江を起用した。これは三雲が2004年秋に「ブロードキャスター」を降板後、同番組の視聴率が落ちた為「三雲は数字を持っている」という理由もあった。
その他、朝の「ウォッチ!」からラサール石井(後に降板)、藤森祥平アナウンサーを起用。また、「ニュースの森」から池田裕行キャスターと小倉弘子アナウンサーが続投した。
番組開始後は同時期に始まった「みのもんたの朝ズバッ!」と同様に一定の成果を残しており、健闘していた。が、2009年春の「第二の開局」に巻き込まれて終了となった。
番組終了後
番組終了後には5時台に「サカスさん」、6時台には「総力報道!THE NEWS」を編成した。が、結果はご存知の通りの地面スレスレの低空飛行。
やむなく「サカスさん」は金曜放送分を打ち切って午後2時台へ移動し、「水戸黄門」の再放送が5時台にセットされた。
が、他局がそれぞれ「NNNニュースリアルタイム(日テレ)」「スーパーJチャンネル(テレ朝)」「FNNスーパーニュース(フジ)」を放送している為、これらに対抗するべく再び生放送番組を放送する事となり、10月からは「イブニングワイド」が「イブニング・ファイブ」とほぼ同じ時間に放送される事となり、翌2010年春からはこちらもほぼ同じ時間に「Nスタ」が放送されている。
だったら終了させなきゃ良かったのに・・・
※ちなみに、「イブニングワイド」という名称は系列局のRCC中国放送が「RCCイブニングワイド」として使用していたりする。
JNN枠・週末版
平日版5:50~6:15の全国パートは「JNNイブニング・ニュース」として区別されていた他、緊急時には「JNNイブニング・ニュース 緊急特集」として放送された(この場合、系列局は別番組として対応する場合もあった)。
また、週末版も「JNNイブニング・ニュース」として放送されており、年末年始などは平日でも「イブニング・ファイブ」ではなく「JNNイブニング・ニュース」として放送されていた。
なお、番組タイトルにJNNと付いている場合、系列局は必ずネットしなければならなかった。
余命1ヶ月の花嫁
イブニング・ファイブの記者が取材し、それを番組の特集枠で放送した所反響が大きかった為書籍化され、2009年には映画も公開された。
これをきっかけとしてTBSでは乳がん撲滅キャンペーンを行っており、検診車が全国を巡回する事がある。
関連項目
- 3
- 0pt