イワダヌキ(ハイラックス)とは、イワダヌキ目ハイラックス科の動物の通称である。ハイラックスという動物の和名がイワダヌキであるが、ここではタグ検索の都合上、記事名はイワダヌキだが、記事内ではハイラックスで統一していく。
概要
アフリカ大陸や中東に生息する、原始的な哺乳類の特徴を残している動物。見た目はタヌキのようだが、上顎の歯が一生伸び続けるためにウサギの仲間やげっ歯類と勘違いされたこともある。正確には、ハイラックスはゾウやマナティーなどに近い動物である。分類上は、ハイラックス目ハイラックス科(イワダヌキ目イワダヌキ科)として独立しており、ゾウやマナティーに近いといっても、近蹄類という目よりも上のグループ分けが同じということである。
体温調整機能があまり発達していないため、日光浴をすることで体温を上げる。逆に、強すぎる日差しの中でも危険なので、岩陰に隠れて体温を下げる。主に岩場に生息しており、木の上に生活する種類のハイラックスもいる。
食性は植物食で、草や木の葉を食べる。飼育下では、サツマイモやニンジン、小松菜やリンゴなどを与える。
足の裏は、全体がクッションのようになっており、汗のような分泌液を出すことで滑り止めのような役割を得ることができ、不安定な岩場でも軽々と移動できる。
インターネットで検索する際も、「ハイラックス」として検索するのではなく、「ハイラックス イワダヌキ」といったように「イワダヌキ」で検索する方がよりヒットしやすい。
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt