インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングとは、平野耕太の漫画作品『HELLSING』の登場人物である。
概要はただ一つ 見敵必殺(サーチ・アンド・デストロイ) 以上(オーバー)
通称インテグラ。ヘルシング家の当主であり、王立国教騎士団(ヘルシング機関)の長。
褐色の肌と長い金髪、大きな丸眼鏡が特徴の女性。威厳のある風格に似合わず、なんと23歳。しかも処女。
基本的に冷静沈着かつ物怖じしない性格だが、物語前半では焦りや弱さを覗かせることもあり、少佐からは「戦争処女(アマチュア)」と呼ばれたが、その少佐率いるミレニアムとの戦いを通じて成長し、最終的には何事にも動じない強靭な精神を持つ人物となった。
その血筋は「吸血鬼ドラキュラ」でドラキュラ(アーカード)と対峙した一人「ヴァン・ヘルシング」教授の末裔。この時の功績が認められヘルシング教授はサー(騎士)の位を授かり、大英帝国と英国国教会を化物から護るための組織「ヘルシング機関」を設立するに至る。
ちなみに作中で吸血鬼ドラキュラという書籍は、実はノンフィクションだった、もしくは実際の戦いを基にした物語ということを機関の人間だけが知っている、みたいな扱いになってる。
10年前に父アーサーが逝去したことでその遺言によりヘルシングの当主となるが、同じくアーサーに補佐を任された叔父リチャードから命を狙われ、生前の父の言葉に従って地下室へと逃げ込んだインテグラは、そこで封印されていたアーカードと接触。そして、リチャードの銃撃で飛び散ったインテグラ自身の血で復活したアーカードを従僕とし、自らの手で叔父を亡き者として名実ともにヘルシングの当主となった。
ヘルシングの運用にあたってアーサーとも親交のあった海軍中将ペンウッド卿に協力を仰いでおり、ペンウッド卿もなんだかんだでインテグラを気にかけ、また信頼している様子である。
最終話では年老いた姿(といっても53歳なのでまだ元気だが)で登場。セラスをかつてのアーカードのように従えながら、ペンウッド卿の孫にヘリを要求したり自分の顔のシワを見てウォルターを思い出したりしつつもヘルシングの長として健在。しかし、一国の機関を一家が担う時代は終わったとして、自身の死後は通常の国家機関とするつもりでいる。
活躍
基本的にはアーカードやセラスへ命令を下す指揮官であり、機関長として最終的な決断を下す立場にある。また、アーカードが拘束制御術式零号を解放する際にはインテグラの承認が必要になる。
戦闘員ではないが戦闘能力自体は非常に高く、純粋な人間の登場人物としてはウォルターに次ぐ実力の持ち主。
武器は剣を主体とし、アンデルセンの銃剣を受け止めたり、吸血鬼の首を一撃のもとに切り飛ばす等、彼女自身の戦果もかなりのものである。
また拳銃を使用している場面も多く、シュレディンガー准尉の頭をお約束一発で撃ち抜いていることから射撃の腕も立つ模様。
ミレニアムとの決戦では少佐と対峙した際、彼に引導を渡したが少佐が撃った弾丸を受け左目を失い、以降は眼帯をつけるようになる。
余談だが、アーカードやセラスと並びHELLSINGにおける主役級のキャラであるにも関わらず、大百科に記事ができるのが非常に遅く、ペンウッド卿の記事よりさらに1年半も遅かった。もう残りの主要キャラはハインケル、由美江くらいのものである。
ウォルター 率直に聞く 「ニコニコ動画はもうおしまいか?」
否(NO)!!ありえません!!
帰ろう 帰ろうセラス コミュニティ(我が家)へ
遅い記事作成だな、何をしていたアーカード
遅い 遅すぎる 遅いよ 関連項目 私はもうおばあちゃんだぞ 私は
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