インディアン座単語

インディアンザ
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インディアン座
Indus
略符 Ind
the Indian
設定者 ペーテル・ケイセル
フレデリック・デ・ハウトマン
概略位置: 21
概略位置: -55
21時正中 9月15日
広さ 294方度(49位)
3.0等以上の恒星 0
ペルシアン(3.11等)
メシエ体数 0
隣接する星座
星座の一覧

インディアン座とは、全88星座の1つ。

にある星座で、札幌市より南の地域で一部が観測できる。

概要

明るいが少なく、立ちにくい星座。周囲の星座に明るいが多いため、見つけるのは難しくない。

星座名の「インディアン」とは、アメリカ先住民(ネイティブアメリカン)ではなく、東インド原住民モデルと考えられている。

インディアン座は較的新しい星座で、ネーデルラントの航士ペーテル・ケイセルと、同じく探検フレデリック・デ・ハウトマンによる観測に基づいて作られた。

主な天体

恒星

インディアン座には、α以外に固有名を持つ恒星は存在しない。

  • αペルシアン(Persian)
    • インディアン座で最も明るい3等
      イエズス会の宣教師が作成した図で、インディアン座の領域が「波斯(ペルシャ)」とされたことに由来する。

データ

名称 視等級 絶対等級 距離(光年) スペクトル型 変光星 備考
α ペルシアン 3.11 0.65 101 K0III 橙色
三重連星
β インディアン座β 3.67 -2.66 603 K0III
θ インディアン座θ 4.39 2.02 97 A5V
δ インディアン座δ 4.40 0.63 185 F0IV
η インディアン座η 4.51 2.59 79 A6:var
ε インディアン座ε 4.69 6.89 11.82 K5V 三重連星

星団・星雲・銀河

歴史

1595年、ペーテル・ケイセルフレデリック・デ・ハウトマンは東インドへの航に参加し、マダガスカルなどで天体観測を行った。ネーデルラント天文学者ペトルス・プランシウスはこの観測結果に基づき、インディアン座を含む12の星座を発表した。

前述の通り、ケイセルとデ・ハウトマンマダガスカルからスマトジャワ島にかけて航している。この航中に接した原住民モデルとしてインディアン座が設定されたと考えられている。

なおインディアン座は新しい星座であるため、神話は存在しない。

関連コミュニティ

関連項目

ケイセルとデ・ハウトマン星座(1595-97年)

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