インフェルとは、ガストとバンプレストの共同制作のPS2用RPGの第二作
『Ar Tonelico II~世界に響く少女達の創造詩』(通称:アルトネリコ2)の登場人物である。
別名:『RPG史上もっとも倒したくないラスボス』もしくは『世界で最も人を愛したラスボス』『エターナルフォースブリザード標準装備ラスボス』『インフェルエンザウイルスの母』『プレイキャラだけでなくプレイヤーにまでダメージを与えるラスボス』
概要
インフェルは、アルトネリコ2のヒロインの一人で澪の御子たる『クローシェ・レーテル・パスタリエ』の心の護である。
元来IPDであるクローシェには心の護は存在しないが、実質上の心の護としてクローシェのコスモスフィアに住み着いているのがインフェルである。
その正体はクローシェの前の澪の御子たる『初代澪の御子インフェル』である。
彼女は400年前の大陸創造の儀式で命を落としたパートナーで当時の焔の御子である『ネネシャ』を取り戻すべく、神であるフレリアを幽閉し、自らが神に成り代わることで、以後400年間にわたってメタファルスの地を影から支配し続けている。
彼女自身の肉体は永遠の命と引き替えとして400年前に失われており、以後はインフェルピラに精神のみのデータとしてのみ存在しており、ガーディアンたるロボットのラキをコントロールしてネネシャ復活の機会をうかがっていた。いわば、すべての黒幕であり、SRWシリーズのユーゼス・ゴッツォのごときキャラでもある。
インフェルの行動は決して許された事では無いであろうが、彼女がメタファルスの存続と民衆の幸福を願っていたのも間違いなく真実であり、彼女の謳うヒュムノス『EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/』の歌詞、特に三番目に流れる『EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/.omess chs ciel sos infel』(『EXEC_over.METHOD_SUBLIMATION/. 3』とも略される)の日本語訳歌詞を知ると、ラスボスでありながらも『倒したくない』と思えてならない。
必殺技(ウソ
性格
極めて理性的であり、元々がインフェルピラを完成させた研究者という事もあって、好奇心に富み、
「好奇心がなくっちゃバカになるわよ」
等と主人公のクロアと口を交わしたりもしている。
その一方でダジャレをこよなく愛しており、スキあらばダジャレを口走り、周囲(主にクロア)を凍り付かせていた。
そんなこともあって、アルトネリコ名物とでもいうべき、『心の護を魔法として実体化』する詩魔法は、『インフェルブリーズ』という『インフェルのダジャレで敵を凍結させる魔法』という前人未踏のシロモノとなった。
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関連項目
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